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ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキの建築巡りその一】

2024-07-31 | ベルギー&フィンランドのタイルと建築の旅2024

ブリュッセルからフィンエアーでヘルシンキへ到着。
行きも乗り継ぎで、ヘルシンキ空港を経由したので、
その時の写真と共に。



木の国フィンランドなだけあり、木製のインテリアが多用された空港。




照明シェードも木製で作られた素敵なデザイン。


木目や表面の凸凹感がいい感じの木製のタイルがカフェのカウンターに貼られていたり、



薄い木の皮で作られたシェードなどなど・・


ユニークなフォルムのベンチ


カフェの外装もおしゃれ。


ムーミンカフェは、家具などの色がメルヘンで可愛かった。





3D風タイルが使われたカウンター下。


お手洗いは、男女共通水色のカラーリング。


空港から列車を乗り継ぎ、ヘルシンキ中央駅へやって来た。


ヘルシンキ中央駅、現在の駅舎は、1919年にエリエル・サーリネン設計により、改築されたもの。
ファサードは、フィンランド産花崗岩が使われ、銅板屋根が乗り、後方には時計台が見える。


駅舎の正面玄関両脇の柱には、丸い照明を抱え持つ二体の彫像。
下半身は柱と一体化?!


駅舎のホールは、コンクリート製のヴォールト天井がシンプルで美しい空間。
シャンデリアが等間隔で下がっている。




シャンデリアは、建築当初のものではないようだけど、この空間に合っていた。


駅舎内には、壁面や柱などに細かく入れられた装飾も。





レストラン入口のアーチに施された渦巻文様。


レストランの内装もかっこいい


柱は、タイルで装飾されている部分も。


駅からトラムで宿へ向かう。
ヘルシンキもairbnbで取った宿で、住所を頼りにやってくると
鍵の閉まっている普通のお店に行きついた。
このお店の上階なのか?と思ったらどうも違うみたいで・・
この玄関の入口にぶら下がってるキーボックスから暗証番号を入力して
鍵をゲットし、隣の門の鍵を開けて敷地内へ入り、アパートの外扉を開け、中の一室にチェックインするという、、鍵もちょっと扱い慣れないもので、なかなか結構なミッションだった。
なんとかチェックインできたので、荷物を置いて早速町歩きに繰り出す。


宿の前に建つ建物。
ブリュッセルからヘルシンキへやって来て、町の雰囲気ががらっと変わった。
同じアール・ヌーヴォーでもヘルシンキでは、ナショナル・ロマン主義様式といわれた北欧独自のもので、フィンランドの伝統や自然が反映されていて、
装飾はセセッション風であったりと興味深い。





花が木彫りされた可愛い扉。


三角の塔のついた建物。
1階部分が花崗岩で覆われている。


塔の屋根の部分も石が貼られてるようだ。


1階が石造りの建物がとても多い。



イスラム風の玉ねぎ型アーチに、ねじり柱など濃密な装飾に彩られた扉は、
よく見るとお花モチーフが散りばめられている可愛いものだった。

こちらは、アレクサントリ劇場。
ロシア帝国時代の劇場で、コンサートやオペラ、さまざまなパフォーマンスが上演されてるそう。


エントランスポーチのアイアンの庇と柱


オフィスビルが銅板貼りでいい感じ。



ベルギーでこてこてのアール・ヌーヴォーに慣れてしまい、
一見のっぺりした印象を受ける建物も、


ポイント的に入る装飾がとても魅力的。




出入口も装飾が詰まっていて、スフィンクスが向かい合うレリーフなど
一風変わってる。


扉に施されたレリーフ彫刻。





4階のバルコニーとその周りのレリーフ装飾。



渦巻文は、定番パターンのようでよく見かけた。



渦巻レリーフに挟まれたシンプルな扉


こちらもまた、フォルムがおもしろい建物。
コーナーのラインなどが全て丸みを帯びる。


下から見上げる丸みを帯びたコーナー。


花崗岩の石組。



こちらは、一見銀行かと思いきや、国際的なアートギャラリー(フォースブロム)だった。建物は、1911年建築。







扉周りの独特な意匠。


何がモチーフなのかな?!
下の方には、顔も見える


裏手に回ると、アンモナイトや巻貝のレリーフがあったり


裏手にあった出入口。
丸窓の周りには、お花などの植物文様が。





ヘルシンキの中心部にやってきた。
三人の鍛冶屋の像。



トラムとマクドの入る近代建築。


1910年に建てられたアール・ヌーヴォー様式の学生会館と、ヘルシンキで最も古くから営業を続けているホテルセウラフオネとが一つになり、修復を経て今年に新たにオープンしたばかりのホテルグランドハンザ。


弧を描くエントランスには円柱が立ち、


柱には、面白いレリーフ装飾が施されていた。





エントランスホールの天井装飾。



お昼ご飯を取らないまま夕方になってしまい、
お腹ペコペコになったところで、中華料理のビュッフェを見つける。
何かフィンランド的なものを食べようと思っていたが、
お腹空き過ぎていて、どうでもよくなり、
中華料理のビュッフェのお店に飛び込む。


中華だけでなく、お寿司のバリエーションも豊富で、
しかもサーモン尽くしで結構おいしい。


サラダもスープもあるし、栄養バランスもばっちりで
晩御飯の分までたらふく食す。
お値段も、普通のお店で一皿の料理と飲み物を注文するよりお安いくらい・・
物価が高すぎて、抑え気味だった食欲が爆発~


フルーツもうれしいなあ。


おまけにスィーツまで。



このいちごのお寿司だけは、怖くて手が出なかったが・・

腹ごしらえも済んだので、この後はヘルシンキ中央図書館へ。

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