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ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキの建築巡り&アカデミア書店他】

2024-08-11 | ベルギー&フィンランドのタイルと建築の旅2024

ヘルシンキ二日目、この日は郊外にあるイッタラ&アラビアデザインセンターへ行く予定にしてた。
オープンが10時だった為、朝ひと歩きできそうと、早朝散歩をしてから
向かうことに。


歩いていると、次から次へと見つかるナショナルロマン主義の建物。


装飾がやはり独特で興味深いな~これなんて気持ち悪いくらい・・
動物や植物をモチーフとした装飾も多いのだけど、
幾何学模様というか、何がモチーフなのかわからない装飾のデザインも面白い。






1階部分は花崗岩、三角屋根がついて、中世のお城感のある建物も多い。


こちらは、少しクラシックな印象だが窓周りには細やかな装飾が。



女性の顔も。



お花のモチーフやロープなども見える。


これは、別の建物だったが、面白い模様


人?!が口から光線か何か?を出してる・・



両脇の魚が口から何かを出していて、中央で交じり合ってる図。





花崗岩に囲まれた扉。




アイアンの門。


1階にエスティティックサロンが入っていた建物。

最上階の周囲に花の入った壺のレリーフがぐるりと入っていた。


こちらも花崗岩がふんだんに使われた建物。
1906年に建てられた元出版社のビル、オタヴァビル。
現在は、1階にレストランも入っているようだった。


木がモチーフなのかな?!


尖塔アーチの入口。




アーチに沿ってミツバチのテラコッタが並ぶ。



扉の両脇にあるのは、なんとなくセミ感のある装飾。


扉上には小石で作られたモザイク
「OTAVA」は、フィンランド語で北斗七星のようで、
モザイクで北斗七星が描かれていた。


別の出入り口には、牧神?!













扉は、木彫りが施されている素朴なデザインのものも多かった。


小花模様が彫り込まれていた。


ドアハンドルもお花のモチーフ。





四葉のクローバーのような植物がデザインされたレリーフ


こちらの扉は植物文様でまとめられ、柱共々細やかな細工が入っていた。


ドアノブは斜めがおしゃれ。




もう一方の出入り口は、三角アーチでごつごつした花崗岩に囲まれていた。


この宮殿のような建物、家具屋さんのショールームが入っているようだった。



重厚感あふれる入口周り。


照明の支柱の複雑なアイアンワーク。


軒裏にお花のレリーフが。


こちらの洋品店が入っていた建物の装飾も興味深かった。


窓上部の三角のラインに沿って、ゆらゆらゆれるようなラインのレリーフが


こちらは、正面を向いたイルカ?魚?が面白い。










町中には、緑の木々が生い茂る公園も多くて、多くの人が公園を利用していた。(この時は早朝だったのであまり人はいなかったが)



お花屋さん






目の前に広場が開ける。
アートも出現。


「TORIINNA」と名前のついた建物。
1905年に建てられたもので、オフィス&アパートとして使われているよう。


窓周りには、石のモザイクで装飾されていた。


入口のアーチ。
大きなアーチの中に、玄関扉のアーチと車庫の扉のアーチが並ぶおもしろいデザイン。


ボウウィンドウの周りには、数珠繋ぎになった玉の間に「顔」が見える。



ぱっちり目を見開いたおじさん。
表情は、とてもにこやか。


三角の塔を支えるおじさんの顔も。




アール・ヌーヴォーデザインのドアノブ。




向かいは、やや角張った建物。
ボウウィンドウの上に付くバルコニーがアクセントに。



扉周りの形状も、台形?というのか、見たことのない形が新鮮。


素敵なタイルのレリーフのある壁面。
カフェのテラス席になってるようだった。



レリーフの図案は、人と木が描かれているよう。




朝、ふらりと近辺を回っただけでも、あちこちの建物にヘルシンキならではの味を感じて興味尽きず、
やはり、二カ国周ると違いがより感じられて楽しいなあ。



港までやって来た。





カモメが間近で休んでる。
かわいい~


マーケット広場があって、果物や野菜などを売る露店、簡単な食事もできるようになっていた。

近くにインフォメーションもあって、木製のその建物のフォルムも
斬新。





港に面して、1899年に設立されたヘルシンキ最古のマーケット、オールド・マーケットホール。



屋内に飲食店や食料品店が並ぶ。


早い時間だったので、開店してるお店は少なかったが、こぎれいなお店が並んでいた。




ピンク色の石が美しい建物は、1899年建築の旧ワサアクティエ銀行ビル。
現在は、オフィスビルなどとして活用されているようだ。









大通りに沿って大きな公園もあった。
エスプラナーディ公園。
中心部にあって、何度か通ることがあったが市民の憩いの場としていつも賑わっていた。


お花がふんだんに植わっていて癒される。


そしてやって来たアカデミア書店。
1969年にアルヴァ・アアルト設計により建てられたヘルシンキ最大の書店。
  

入口のドアノブは、縦に三つも並ぶ個性的なもの。


建物は3階建て。
大理石を使用した内装、照明や本棚などもアアルトが手掛けたという。




三層吹き抜けの回廊式で、天窓からは光が入る。


アアルトデザインの家具の展示も。





天窓は、本をモチーフにしたものだとか。












2階の奥には、カフェ・アアルトがある。
テーブルや椅子などもアアルトデザインのオリジナル。
こんな書店内のカフェでも犬連れOKなのが良いなあ。





エレベーターホール。


朝散歩もそろそろ切り上げて、
この後は、イッタラ・アラビアデザインセンターへ向かうことに。


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