m's diary

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ドイツ料理の会

2011-07-11 | 異食文化の会


今日は異食文化の会でお待ちかねのドイツ料理の会をした。
Kさんのお友達のドイツ人のご主人を持つOさんを特別ゲストにお招きして
本場のドイツ料理やドイツ人の暮しなどについて語ってもらうことに。





この迫力の肉塊は先週こちらのKさん宅で漬け込んだアイスバイン
Kさんが4時間ほど野菜と一緒に煮込んでくれて完成。
お肉がほろほろとほぐれるくらいやわらかく、ハーブの香りもかぐわしい美味しいアイスバインが出来上がっていた。





これは私が昨日、せっせと仕込んだソーセージ。
二度目にもかかわらず、肉の詰め具合が上手くいかず、ケージングがプチプチ破れて肉が飛び出し、めちゃ悪戦苦闘;
思わず熱がぶり返しそうになったがなんとか完成~もう二度とソーセージは作らん・・
(最後にカレー粉を振りかけたけど、一緒に炒めればよかった・・)
そしてドイツでソーセージや肉の付け合わせといえば、ザワークラウトとじゃがいも。
ザワークラウトは常温で数日発酵させるものなのだが・・季節柄、発酵してるのか腐ってるのかが微妙で恐かった・・
ドイツに住んでたOさんに味見してもらうと、まだ発酵が足りないくらいだと。
家庭によっては酢を入れて酸っぱくさせたりもするのだそう。
じゃがいもの方はコーンスターチやバターなどを入れてポテト団子「カルトッフェルクヌーデル」を作ってみた。





ドイツの本を読むと、よく出てきた白いアスパラガス、「シュパーゲル」
ドイツでは白アスパラガスは春になるとマーケットで売られる特別な季節の野菜で、メインディッシュになるものだそう。
残念ながら生の白アスパラガスは見当たらなかったが瓶詰めのものを見つけたので買ってみた。
シュパーゲル用のソースは何種類かあるようだけど、その中で卵黄とヨーグルトやバターを使ったオランダソースというのを作ってみた。





Oさんはドイツの野菜スープ、「エアブセンズッペ」を作ってくださった。
にんじんと玉ねぎをミキサーでどろどろ状態にしてドイツの野菜ブイヨンで煮て、ハーブや豆を入れたスープ。
とろみがあって豆が美味しいスープだった。





そしてこちらは「ザラーテ」というドイツ風サラダとデリカテッセンで買ってきたハム。
ドイツでは料理を家庭で作るということはほとんどないそうで、大体買ってきたものが食卓に並ぶのだそう。
ハムやチーズの種類は豊富でOさんのご主人もチーズには目がないとか。





こちらはカネロニ。
マカロニの大きな筒状のもので中にミンチやほうれん草を入れてホワイトソース、チーズをかけて焼いたもの。
グラタンとラザニアを足して割ったようなもので美味しい。





アイスバインの漬け汁で手羽先を漬け込み燻製にした一品。
Oさんいわくドイツで燻製といえば、スモークサーモンが絶品だそう。
日本のスモークサーモンのようにぺらぺらの薄切りでなく、分厚いサイコロ状のサーモンをがっつり食べることができるのだそう。





そしてこちらはドイツ風にライ麦を使って焼いたパン。
ドイツのパンはイーストを使わずに焼きあげたものが多くて固くてどっしりしている。
Oさんのご主人はイースト菌を使った日本のふわふわパンが嫌いだそうで、固くて重いパンでないと食べられないらしい。
パンはふわふわやわらかいものが美味しいと思う日本人の常識を覆すドイツのパン事情?には驚いた・・





最後にデザート、いつもながらプロの味わいの美味しいチーズケーキと杏仁豆腐、後、プリンも食べた。





これはOさんが持って来られたドイツ料理のレシピカード。
カード状になってて缶に入ってる。
料理レシピは本を広げるよりこういうカードって実用的でいいなあ。

語学堪能なOさんはプロのジャズピアニストでもあり、アメリカではライブハウスでも演奏されていたとか~
Oさんにはそのピアノも披露してもらえてうっとり・・なんだかとてもリッチな気分になれた昼下がりだった。

当初はドイツ人のご主人もこのドイツ料理の会に来て料理を披露してくださる予定だったが、急きょ会議が入って今日は欠席に;
私たちの作った料理を持ち帰って食べて下さったご主人からは懐かしい味で美味しく食べて頂けたとの喜びのメールも頂き
私たちも満足。。
また次回、ドイツ冬の料理の会?ではぜひお目にかかりたいものです~
今日もまたまたKさんにはいろいろお世話になりました!いつもありがとう~!

コメント
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