m's diary

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長野の旅2011【お食事処・クロネコ】

2011-07-29 | 長野の旅2011


伊那でお昼ご飯にやって来たところは紅緒さんのブログ、カフヱー花園でも何度か登場していた「クロネコ」
ブログで拝見して、たただならぬたたずまいのお店だなあ~と訪れるのを楽しみにしていたのだが、
商店街を抜け、川沿いにこのお店を発見した時には
「うぉ~、これか~!」といまにも崩れ落ちそうなお店を目の前に皆、驚きと共に呆然・・





昭和初期からカフェーとして始まったというクロネコ。
和の建物の中に洋風のディテールがあちこちに見られる。

ブログ「カフヱー花園」ではその昭和5~6年当時のクロネコの新聞広告を見ることができて、
これまた楽しい~





モダンな雰囲気の窓辺。





格天井に洋風の柱が天井を支えているが、
て、天井が・・重みで垂れ下がってきている~~?!
大きくうねる天井に目が点・・
その下で悠然と食事をする常連のお客さん。
ちなみにお店のおばさんに二階は使われているのでしょうか?
とお聞きすると今はさすがに使ってないとのこと・・





メニューが書いた張り紙がずらり・・
何がおすすめなのかなあ~
いちおうこの辺の名物のソースかつ丼を食べるべきかあ~?と迷ってたら
お店にいた常連さんがチキンカツ丼がボリュームもあって美味しいから!
チキンカツ丼もソースかつ丼と一緒だから!と教えてくれたので大人はみんなチキンカツ丼に、
子どもたちはうどんなど各自好きなものを頼んだ。





たしかこのお店は注文の品が出てくるのが遅いと聞いていたので、ちょっとだけ近くを見てくる~
と待ち時間を利用して駆け足で散歩へ。





看板建築がずらりと並ぶ通り町商店街。
ファサードを見て歩くだけで楽しい~





呉服屋さん。





銅板張りの酒屋さん。





スーパーもかわいい。





この散髪屋さんもいい感じ~





黒とグリーンでシックにまとめられた入り口。





ふっくらとした黒いタイルに引き寄せられて、ふらふらとお店の中へ。





お客さんの洗髪中だったお店の奥さんに声をかけると、どうぞ見て行ってください~と
なつかしい雰囲気の店内を見せて頂くことができた。





お店は古くからされてるそうで店内は昭和23年に改装されたままだそう。





商店街付近を駆け足で周ってお店へ戻ってきたが注文の品はまだ来てない様子。
先客の数人の常連さんグループはそばを平らげ出て行ってしまった。
それから更にかなりの時間が経過・・
お店のおじさんおばさんはどうしてしまったのだろうか~まさか昼寝でもしてるのではあるまい?!
さすがに不安になって厨房をチラリのぞきに行ってみると、ようやくカツを揚げはじめている様子が。
手伝いたいのをぐっと我慢して更に待ち続けると・・ようやく注文の品がぼつぼつ出来上がってきた!





そしてどーん、と出てきたチキンカツ丼。
5枚は入っていたかなあ~ボリュームあり過ぎ・・

ソースかつ丼(チキンカツだが)、加古川のかつ飯とはまた違い・・揚げたカツとご飯にさらっとした甘めのソースが
たっぷり掛かって、
ご飯とカツの間のキャベツがそれをさっぱりさせてくれて美味しく食べれた。

さて、ここでかなりの時間長居をしてしまったが、今にも崩れ落ちそうで、もう二度と来ることができないかもしれない
この「クロネコ」でゆっくり過ごすことができてよかった。
この後は、子どもたちが楽しみにしてたブルーベリー狩りへ





伊那のマンホールはマンホールのデザインにしてはちょっと写実的?で分かりづらい感じがするが・・
米の少ない木曽地方に、伊那から馬に米を乗せて権兵衛峠を運ぶ場面が描かれているそう。


コメント
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