転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



・朝は曇っていたがそう冷えるとまでは感じなかったし、
午後からは更に晴れてきたので、荒れると言う天気予報はハズレではないか、
と途中までは思っていたのだが、夕方前から急に風の音がしてきて、
モウモウと白い雪が舞い始めた。
このぶんでは、明日はやはり市街地でも多少の積雪があるかもしれない。
日頃、雪の積もらない地域は、ちょっと白くなった程度でも交通機関が大混乱だ。
センター試験の二日目なので受験生はダイヤの乱れや道の渋滞が心配だろう。
こんなとき出来る対策は、とにかく「早めに出る」ことだけしかないように思う。
娘の学校の生徒の場合、会場は系列の女子大だと聞いたような記憶があるのだが、
あそこは住宅地の間の細い道を、山の斜面に向かって登っていくような立地なので、
狭いし、大学に通じる道も何本もあるわけではないし、天気の悪い朝は込みそうだ(--#)。

・それにつけても思い出すのは自分の共通一次試験のことだ。
あの当時、前期後期などの区別はなかったから、国公立はたった一校しか出願できず、
全員、問答無用の5教科7科目が必須、かつ1000点満点で傾斜配点も何も無かった。
しかし推薦入試やAO入試など基本的に無い時代だったから、一次を受けないことには
国公立大学を受ける機会が皆無になるので、日頃の成績がどうだろうと受験するほかなかった。
あの数学の、正解をマークするときに欄が余ったり足りなかったりしたら*印をマークする、
というワケのわからない問題は、今もあるのだろうか
例えば解答のマーク欄が3つで、自分の答が2桁になったときは
余った欄に*印をマークする、とか、
逆に欄が3つまでしかないのに、自分の答えが小数第3位まであって書ききれないときは、
書けるところまで書いて最後の欄は*を塗っておく、とかいうヤツだ。
終わったあと、*印を使う問題がいくつあったか、を友人同志で答合わせした記憶がある。
試験当日、一度も使わなかった私は、何かを間違えていたことをその時点で悟ったものだ(泣)。

・きょうの午前中は舅姑の墓掃除と墓参りに行き、舅宅にも行ってきた。
きょうはなぜか、墓地にはすずめが何羽か来ていた。
「ちゅんちゅん、きょうはみんなでお墓参りに来たのかね~」
などと、能天気の極みのようなことを言っていた私は、うちの墓を見て噴火した。
すずめどもの、立派な××が、いくつもしてあったからだ。
見ると、よそのお墓にもあちこち、してあった。
新年から、ウンのつき始めかよ(--#)。
ぞうきん絞って墓石を拭いて、後始末をさんざんさせられた。
年末まではこのようなことは全くなかったと思うのだが、
すずめたちは、お正月用の生花として供えられた南天などをつつきに来たのか?
なお、舅宅のほうでは、二階の洗面所前でゴキが2体倒れていた。なんまんだぶ。

・年末休みのあたりから昨日までにかけて読んだ本。
『モーツァルトとベートーヴェン』(中川右介)青春新書
『楽しい古事記』(阿刀田高)角川文庫
『影まつり』(阿刀田高)集英社文庫
『残酷な王と悲しみの王妃』(中野京子)集英社
『一房の葡萄 他四編』(有島武郎)岩波文庫
『救命センター当直日誌』(浜辺祐一)集英社文庫(再読)
『唐詩選のことば』(石川忠久)明徳出版社
『英語教育が亡びるとき』(寺島隆吉)明石書店
『サロメの乳母の話』(塩野七生)中公文庫(再読)
『春日局』(杉本苑子)集英社文庫

・このあと読む予定なのは、
『袋小路の男』(絲山秋子)講談社文庫
『額田女王』(井上靖)新潮文庫
『父・こんなこと』(幸田文)新潮文庫
『奔馬――豊饒の海(二)』(三島由紀夫)新潮文庫 ←去年から読みかけ
『中国宰相列伝』(守屋洋)社会思想社 ←舅宅で発掘した昭和51年の本

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