転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



1月の講座が既に始まっている。
ラジオ講座に関する私本人の現在の熱意は、フランス語>中国語>英語、だ。
娘が二学期の期末考査後に『ラジオ英会話』を復活させたので、
テキスト共有の問題が再浮上、このあと私のほうは自然消滅の予感(笑)。
中国語はわかってもわからなくても気持ちよく聴いているが、
最近はテレビなどで中国語に触れると、四声や軽声を理解して聴けるようになり、
意味などわからずとも、何も知らなかった頃よりは進歩したと思っている。
あまりに小さな一歩だが(汗)。

フランス語の初級編は、ひきつづき小野潮先生とミカエルさんによる、
『サトシのナント留学記』で、半過去・関係代名詞・中性代名詞と、
だんだん、私の弱い箇所にさしかかりつつある。
特に中性代名詞、ここを脱しないと私のフランス語は永遠にループしてしまう、
とわかっているのだが、これまでのところどうしても定着率が悪く、
中性代名詞を使っての仏訳などには「げっ」という拒否反応が、未だにある。

応用編は、この1月から3カ月間の新シリーズが開講されて、
三浦信孝先生とドラ・トーザンさんによる『フランスの友達に語る日本』。
これは今の私には大変興味深い。
なぜなら、つい先日までやっていた通訳案内士の『日本事象』の分野を
平易なフランス語で行う、ということに近いからだ。
初回のきょうからいきなり「和」「根回し」「本音と建前」など出てきて
「日本人は『うつろいやすさ』を特に桜の季節に感じる」
「日本ではビジネスにおいても、理性や論理より信頼関係が重視される」
などなど、どっかで聞いた話(苦笑)が並んでいた。

「きょうの重要表現」では、本文に出てきた表現を使って、
和文仏訳を6題やるようになっているのだが、なかなか難しかった。
この箇所は予習しないと全然ダメだ、と思い知った。
その場でいきなりやろうとしたら、6題中2題しか正解できなかった。
あとは出だししか言えないでうろうろしているうちに、
正解が読み上げられて終わってしまった。解説も少なめだったし。
フランス語を急いで組み立てようとすると、私は瞬間的に、
まず英語(←勿論、不完全な)で考え、それを仏訳しようとしている、
という自分の脳内操作にも気がついた。
ダイレクトに瞬間仏訳ができないと、私は永遠に入門者のままだと思った。

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ところで先日、娘の観ていたテレビ番組で言っていたが、
小さい頃から生育歴によってバイリンガルになった人とは違って、
大人になってから第二言語を習得した人は、その言語を話すとき、
脳内では母語のときと違う箇所を大いに使っているのだそうだ。
つまりそれは、ボケ防止には大変有効で、認知症になりにくい、と。
私はいつまで経っても外国語(これほど手間暇かけてきた英語でさえ)を使うと
甚だしい疲労感があり、日本語ほど無意識に喋ることは出来ないと思っていたが、
それはある意味で、脳のトレーニングには、なっていたようだ。
ならば、これからも恥を忍んで、拙い英語を使い続ける努力は、しよう。
大笑いな仏語も、少しでも上達できるよう、頑張る~。

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