すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

大黒森様子見 1/15

2021-01-15 18:00:24 | 旧八幡平スキー場

昨夜は猛烈に吹雪いて、今日の八幡平エリアでは自然発生の雪崩が散見されました。週末はまた荒れ模様です。入山される方は十分に注意が必要です。

ですが、本日の大黒森は穏やかな天気で、場所選びを間違えなければスキー日和。このようなご時世ではありますが、キャット運航も感染防止策を講じならが行っております。

無雪期にはボランティアの方々にもお手伝いいただきながら、旧スキー場の環境整備を行っておりますが、積雪期には無雪期に近寄れないエリアの整備作業を行っております。今日も旧モロビコース入口の整備作業。

昨年の整備作業の甲斐もあり、この時期には滑走不可能だった場所も滑れるところまで整ってきました。もう一息。

10年以上放っぽらかしだったコースです。一度手を入れただけでは、なかなか元の状態には戻りません。これからも地道に整備活動を続けていきます。BCワークショップ、キャット運航で得られた収益の一部は、整備活動の費用に充てられます。

今秋、ボランティアの方々にお手伝いいただいたブナの木コースは、お陰さまで見違えるようになりました!ありがとうございます!これからも多くの方々に支持してもらえる活動になるよう、組合のほうとしても誠実に取り組んでいきたいと思います。

第1ゲレンデも整いました。残してあるダケカンバやカエデ類等も良いアクセントになってると思いますけど?

明日は第2回目のBCワークショップ。お陰さまで満席です。

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大黒森様子見 1/14

2021-01-14 17:00:00 | 旧八幡平スキー場

起きたらびっくり意表をついての湿雪20〜30cmの積雪。除雪機もあまり役に立たず、車を出すのに四苦八苦。

お山のほうも積もりました。チャンピオンもイナズマもかなり白くなりましたね。

温泉郷に比べれば軽い雪ですが、膝ぐらいのラッセルは堪えます。。。

昨年に比べると、滑走可能になるまでが早いのに、このご時世。。。

第1ゲレンデもきれいにパックされております。

1/16も御在所でBCワークショップ開催します。雪崩人形も待ってます。

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目指せオールラウンダー 1/13

2021-01-13 18:16:59 | レッスン

Oさんのレッスン2日目。昨日の復習、外脚のズラし、フラット感でくるり、ストックワーク等、各種取り揃えながら。午後はダイヤモンドコースの急斜面での実戦。

急斜面では、どうしても体が遅れがち。ストックワークの出来も無関係とは言えません。ブレーキ要素のストック使いも良い感じになってきましたよね。

午前中の復習で、表現力も昨日に比べ相当アップしました。準備万端で、午後はダイヤモンドコースの不整地へ!

ボコボコ斜面は合わせるのが結構難しいのですが、ちょっとしたお作法を知れば、案外簡単。

キレの大回りは今後の課題ですが、だいぶ感じはつかめたと思いますけど?お持ち帰りの自主トレでも、練習してみてくださいね。

2日間お疲れ様でした。

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急斜面を滑るための1日 1/12

2021-01-12 19:40:45 | レッスン

本日はOさん、N子さんのお二方と、急斜面での対応力アップのための外脚の話と、ストックの話2本立て。

外脚の話の導入部は、ツーステップがこのところの通例。ツーステップもズレない雪バージョンと急斜面バージョンの2種類。低速で外脚のズラしの練習には最適です。練習もつねにアップデートされております。

いつものストックワークとも若干の違いを低速種目で各種取り揃えながら。ストックの支えとブレーキ役のストックです。

ジャンプ系の入口種目でワンステップ。テレマーク姿勢についても、よく理解してほしいですね。

今日は久しぶりに寒さを感じないで1日レッスン出来ました。良かったですね。要所では内脚の話も交えながら、練習強度を徐々に上げていくというような。

キレの大回りのためのワンステップも何度かやってみましたが、押す力と床反力、遠心力と向心力というような、向かい合う力をイメージし、足をどの辺でキープすれば姿勢が安定し続けるか。キレとズレの違いが分かってもらえたと思うけどなあ。。。

お二方とも上出来の1日。大変お疲れ様でした。

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ジャンプ系入口 1/11

2021-01-11 20:28:13 | レッスン

今日はマンツーマンでOSさんと昨日の復習。同じ内容を間をおかず練習するのは良いことです。

何をおいても姿勢が大事。昨日の反省も踏まえながら、今日はより低速種目で反復練習。低速種目ほど脚パンパン。

外脚のズラしも感覚として表現出来るようになってきました。進歩の1日。

〆は内脚の処理も意識しながら外脚の圧でのターン。今日1日低速種目で練習した甲斐もあり、ベーシックな動きの中にも進歩あり!今日は手応えも大きかったのではないでしょうか?

脚パンパンになるまで、お疲れ様でした。

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ジャンプ系入口 1/10

2021-01-10 20:32:21 | レッスン

今日はジャンプ系入口。午前中前半は内脚のお話を軸にして、その後は外脚のお話という具合。ジャンプ系に必要なエッセンスはぎゅっと詰め込んでおります。

後方への横滑りなども交え、ジャンプ系の肝とも言えるネジレの表現をまずは。

そしてストックワークも大事。止めるストック、山側の手の運びでクルリんこと回りたい。

内脚のお話を済ませた後は、外脚のお話。・・・ですが、ここでも内脚を引き上げる動きにもコツがあります。OGさん、内ストックに支えてもらうと、内脚を引き上げる動作もタイムラグなしになってきました。

OSさんは、内ストックに支えはよし、外の処理。そこらへんが上手くいけば、急斜面も怖くない!

そして、午後から参加のFJOさん。レッスンは年々アップデートされておりますので、久しぶりのレッスンに課題も見つかる。

ですが、そこはRASU-Tレッスン百戦錬磨。ポイントを抑えれば、比較的速やかに対応可能。少し自主練すれば、自分の技に出来るでしょう。

ご参加の皆さん、お疲れ様でした。

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大黒森管理協同組合主催BCワークショップ

2021-01-09 18:28:12 | 旧八幡平スキー場

雪崩の講習会というと、何となく敷居が高く、受講後には精神的にぐったりして、「もうやんなっちゃう!」ってパターン多いのではないでしょうか?我々が目指すところは、初心者にはなるべく難しい専門用語を避け分かりやすく、ベテランの方にも満足いくベーシックな内容というものです。

本日は県内から7名の方々にお集まりいただきましたが、BC初心者からベテランまで、雪板、スノーボード、ATスキー、テレマーク。バラエティに富んだメンバーとなりました。主催者側は事務局長の上野さんが講師役でサポート石坂さんです。

室内での座学は10分程度で済ませ、即外へ出ての講習!

入山に際してのグループチェックのやり方もしっかり確認。時間も限られているので、エッセンスを伝えるにあたり、動線も考えながらです。

ビーコンの電波がどのように発せられているか、室内で簡単に説明したものを実際雪上で確認してみます。フラックスラインと呼ばれる電波曲線のイメージをまず掴んで欲しいと思います。

ビーコン捜索の前に、プローブの取り扱い、埋没者を掘り出すに当たってのシャベリングの練習を挟んでから。

埋没者の電波をまず捉えるシグナルサーチ、埋没者まで10mまで接近のコースサーチ、埋没者位置を特定するまでのファインサーチ。機種により特性があるので、こういう練習を通して自分の持っている機種がどの程度の性能を有するのか、あらかじめ知っておくことも重要です。

最後は、参加者全員が同じパーティーと想定して、役割分担を決めて、簡単なコンパニオンレスキューを3セット。

一回目は、やはり少し手間取ります。ビーコン捜索者が少しでも早く発見することも重要ですが、意外と大事なのは大きな声でのコミニュケーションですね。

二回目、三回目と、回を重ねるごとに、声も出るようになり、皆さんの動きも良くなります。

回数を重ねると、徐々に動きも洗練されてきて、ビーコン捜索慣れていなかった寄せ集まりのグループも、三回目にはいつも行動を共にする一つのグループのような良い動きとなりました。

今日は第1ゲレンデもボトムで終了。キャットに乗って小屋まで戻りました。

主催者側も第一回目のワークショップでしたので、まだ改善の余地はありますが、エッセンスをぎゅっと詰め込んだ1日でした。ご参加の方には満足いただけたと思いますが、いかがだったでしょうか?お持ち帰りのトレーニングも早目に取り組んでみてください。

本日はありがとうございました。

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TAJ指導員研修会 1/6~1/7

2021-01-08 14:19:33 | テレマーク

1/6~1/7の2日間、TAJ日本テレマークスキー協会の指導員研修会が網張温泉スキー場で行われました。運営側の3名と東北の公認指導員5名、総勢8名とこじんまりしたグループで、今のご時世としたらまあまあの頭数だった思います。

20数年(?)ぶりにテレマークスキー協会の指導教程改訂を目指して、教育移動事業部がたたき台を作り、各地の指導員と意見交換を交えながらの研修会を重ねております。

ここ東北会場でも、たたき台に沿って順を追って、滑っては検証の繰り返し。かなり活発な討論となったと思います。

初日は最初から最後まで、かなり真面目に研修に取り組みましたが、2日目は夜間の降雪でゲレンデパウダーもあったので、朝一のウォーミングアップでフリー滑走。

テレマーカーとして、こういうコンディションを放っておくわけにはいかない!

指導員ともなれば、皆さん上手。上手い人と一緒に滑るとテンションも上がりますね。

テレマークはその可動域の広さゆえ、指導員でも大勢集まれば、それぞれの個性が出ますよね。

フリー滑走は朝一のみ。あとは真面目に研修に没頭。

2日間の研修で、こちらも勉強させてもらいましたし、良い教程が出来るように若い皆さんに期待したいと思います。

テレマークスキーは、滑走環境の振れ幅(ゲレンデ〜バックカントリー)、道具の振れ幅が大きく(BCクロカン、細革〜NTN、ファットスキー)、この振れ幅をどちら側に偏ることなく、最大公約数的に中庸をいく必要性があるのではないかと。テレマークスキーという、言ってみればとらえどころのない、悪い言い方をすれば中途半端、良い言い方ならどちらへも行ける道具。ゆえにどちらかに偏れば、存在自体が危うくなる。生物学的な捉え方をするならば、草食クロカン系の大きなグループと肉食アルペン系の大きなグループとの狭間に生きる小さな雑食の絶滅危惧種と言えなくもないかな。しかし、そのような生物も環境の変化等の何かのきっかけで、勢力を伸ばしていくことはよくあることです。またその反対もあり得る。自らの選択した進化が、最終的に絶滅へと導かれていくという結末も。

ゆえに教程を作る作業は困難を伴うと思います。しかし、そこはテレマーカーらしく、いつでも真ん中に立ち続け、バランス感覚を研ぎ澄ませてほしいと思います。古くからテレマーク業界に携わる方々にも納得いくもの、そして新しくテレマークを始めようとする人たちには、理解しやすい道筋を示しせるもの。何でも昔の方が良いってもんでもないし、新しいものが何もで優れてるって訳でもない。本質を外すことなく、精神論でもなく、受け売りでもなく、自ら調べ検証し、論拠を示せるもの。そんな教程を望みます。時間をかけて良いものに仕上げてください。

このようなご時世で、なんでもオンライン、リモート・・・人との距離感が遠くなる一方で違和感しかないのですが、こうして対面で言いたいことが言える間柄、雰囲気って大切ではないかと再認識。コロナ感染収束後も、このまま距離感が縮まらない世の中では何かつまらんですな。ステイホームで自分の殻に閉じこもり、他人の意見に耳も貸せない世の中では、住みにくくてしょうがない。口煩い小姑みたいで、皆さんにはご迷惑をおかけしたかもしれません。すいませんでした。でも皆さんのお話も興味深く聞くことも出来ました。ありがとうございました。皆さん、お疲れ様でした。

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骨盤の日 1/4

2021-01-04 18:28:57 | レッスン

テレマークを始めて2日目の、ほぼまっさらな状態でお越しいただいたNさん。今日はラスティーレッスン初めての方向けの講習になります。

雪上レッスン前にテレマークターンの理屈をホワイトボードでレクチャー。雪上で喋り少なく、はなるべく沢山滑る!という教育方針。とは言え、かなり詰め込んだので、帰宅後の情報整理もお願いしたいところ。

これで2日目のテレマークでしたが、私が想定していた以上に表現出来るところまできました。お持ち帰りの練習で再現性を高めて、次回のレッスン早めに来て欲しいですね。期待出来ます!

本日は大変お疲れ様でした。

 

KOU-制定拳 24式簡化太極拳/背面(邱慧芳)

これだけゆっくり動いていてもバランスが崩れないのは何故か。

 

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レッスン初め 1/3

2021-01-03 19:43:06 | レッスン

2021年、年が明けてのレッスン初め。N子さん、Oさんと内脚特訓です。

ズラしメインの練習なので、今日は降雪がないほうが都合が良い。外脚の話は次の機会にということで、内脚練習各種取り揃えて反復練習。

内脚が、前にあった状態から後ろに落ち着くまでの練習も。

理屈も大切ですが、正しい動きの時に、どういうところにどう感じるか?最終的には自分の感覚が大切です。

止まった状態からのターン。これはストック使いに秘訣あり。くるりんと回る感覚を得やすかったのではないでしょうか?

今日のレッスン内容を復習すれば、時期に、くるくる回りながら、重心はフォールラインへまっすぐ落ちるという寸法。

お二人とも大変お疲れ様でした。

 

John Denver - Take Me Home, Country Roads (Live from The Wildlife Concert)
『「迷わずいけよ」と言っても、俺にも迷う時もある。』 アントニオ猪木

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