バルトロ氷河トレッキング出発点のアスコーレ(3000m)から3日目で氷河入口の宿泊地パイユ(3450m)に到着します。
パイユまでは河原歩きに終止しますが、そこから先がいよいよ氷河トレッキングとなります。
氷河トレッキングが始まるとまず我々を出迎えてくれるのが、「バルトロ寺院群」と呼ばれる岩峰群です。
パイユから1時間で氷河に取り付き、3時間ほどかけ右岸から左岸へ横断します。横断し終えたところがリリゴ。ここからはパイユピーク(6610m)やウリビアホタワー(6109m)といった岩峰もさることながら、一番目を引くのがトランゴ山群でしょう。右からフロントトランゴ(5763m)、グレートトランゴ(6286m)、トランゴタワー(6239m)。

リリゴから氷河脇を歩くこと2時間。氷河に入って最初のテン場はコブルツェ(3930m)。氷河脇の狭いテン場です。ここからはウリビアホタワー(右)やパイユピーク(左)がいい具合に撮影出来ます。
トランゴ山群はこんな感じになり、グレートトランゴ、トランゴタワーは隠れます。トランゴ山群の隣はカテドラル(5866m)。まさに大聖堂です。
コブルツェから2つの氷河を横断し、3時間で次のテン場ウルドカス(4050m)。土の上の快適なテン場です。ここからのトランゴ山群は圧巻です。こんな岩峰を登っちゃう人もいるんですから、スゴイですねえ。

ウルドカスから見たカテドラル(右)とトランゴ山群(左)。4000mを越えてくると、9月とは言え雪になります。
普段は体積土砂丸出しのバルトロ氷河も、うっすら積もった雪により氷河らしく見えます。
ウルドカスから先は氷河歩きとなり、宿泊も氷河上です。ここから先の宿泊はかなりの冷え込みとなります。ウルドカスから2日でコンコルディア(4650m)に到着です。
パイユまでは河原歩きに終止しますが、そこから先がいよいよ氷河トレッキングとなります。
氷河トレッキングが始まるとまず我々を出迎えてくれるのが、「バルトロ寺院群」と呼ばれる岩峰群です。

パイユから1時間で氷河に取り付き、3時間ほどかけ右岸から左岸へ横断します。横断し終えたところがリリゴ。ここからはパイユピーク(6610m)やウリビアホタワー(6109m)といった岩峰もさることながら、一番目を引くのがトランゴ山群でしょう。右からフロントトランゴ(5763m)、グレートトランゴ(6286m)、トランゴタワー(6239m)。


リリゴから氷河脇を歩くこと2時間。氷河に入って最初のテン場はコブルツェ(3930m)。氷河脇の狭いテン場です。ここからはウリビアホタワー(右)やパイユピーク(左)がいい具合に撮影出来ます。


トランゴ山群はこんな感じになり、グレートトランゴ、トランゴタワーは隠れます。トランゴ山群の隣はカテドラル(5866m)。まさに大聖堂です。


コブルツェから2つの氷河を横断し、3時間で次のテン場ウルドカス(4050m)。土の上の快適なテン場です。ここからのトランゴ山群は圧巻です。こんな岩峰を登っちゃう人もいるんですから、スゴイですねえ。


ウルドカスから見たカテドラル(右)とトランゴ山群(左)。4000mを越えてくると、9月とは言え雪になります。
普段は体積土砂丸出しのバルトロ氷河も、うっすら積もった雪により氷河らしく見えます。
ウルドカスから先は氷河歩きとなり、宿泊も氷河上です。ここから先の宿泊はかなりの冷え込みとなります。ウルドカスから2日でコンコルディア(4650m)に到着です。
今回、我々のグループは私を含め6名。
しかし、この6名をサポートするために、山中14泊のトレッキング出発時にはガイド、キッチン、ポーター総勢60名を越すスタッフとなります。1人につき10人のサポートを受けることになります。トレッキングが始まると、途中の物資補給が出来ないことと、ポーターの荷物が25kg/1人という制限があることなどから、このような体制となります。
我々のトレッキングはこういうサポート無しでは出来ません。

ガイド歴30年の大ベテラン・アリさんを筆頭に、イケメン揃いなスタッフ。みんなイイ顔してます。

キッチンスタッッフは朝早くからよく稼いでくれました。感謝。
河原や氷河上を歩くトレッキングの道の状態は変わりやすい。そこで私は、ポーターの中から山をよく知るものを選んでもらって案内役とするのである。はっきり言ってガイド以上に知っている。

今回の案内役のフセインさん。5年前も彼に案内役をお願いした。ポーター歴30年の頼りになる男である。

そして、おしゃれなんです。こんな顔して、かわいらしいとこあるんです。
屈強な現地スタッフに支えられて初めて、我々のトレッキングが成り立ちます。
しかし、この6名をサポートするために、山中14泊のトレッキング出発時にはガイド、キッチン、ポーター総勢60名を越すスタッフとなります。1人につき10人のサポートを受けることになります。トレッキングが始まると、途中の物資補給が出来ないことと、ポーターの荷物が25kg/1人という制限があることなどから、このような体制となります。
我々のトレッキングはこういうサポート無しでは出来ません。



ガイド歴30年の大ベテラン・アリさんを筆頭に、イケメン揃いなスタッフ。みんなイイ顔してます。


キッチンスタッッフは朝早くからよく稼いでくれました。感謝。
河原や氷河上を歩くトレッキングの道の状態は変わりやすい。そこで私は、ポーターの中から山をよく知るものを選んでもらって案内役とするのである。はっきり言ってガイド以上に知っている。


今回の案内役のフセインさん。5年前も彼に案内役をお願いした。ポーター歴30年の頼りになる男である。


そして、おしゃれなんです。こんな顔して、かわいらしいとこあるんです。
屈強な現地スタッフに支えられて初めて、我々のトレッキングが成り立ちます。
本日、パキスタンから帰国しました。
25日間という長丁場のツアーでしたが、ご参加の皆様のご協力をもちまして、大きなトラブルもなく終了出来ました。ホッ・・・。
皆さんご存知の通り、今夏、パキスタンは大規模な洪水の被害を被り、その洪水をもたらしたモンスーンの影響から、山の天気もいまひとつで、バルトロ氷河上では2度の降雪。宿泊地の最高地点コンコルディア(4650m)では20cmほどの積雪となりました。

しかしその積雪のおかげで、ふだんは堆積土砂がむき出しとなっているバルトロ氷河も新雪に覆われ、なかなかお目にかかれない美しさとなりました。そのおかげで、私の顔は真っ黒。
では、コンコルディアからの山並みをザザッと・・・。
世界第2位の高峰K2(8611m)はかろうじて見えました。初登頂は右側の南東稜から1954年のイタリア隊。
世界第12位の高峰ブロードピーク(8051m)。どういうわけか、K2やガッシャーブルム峰が隠れていても、この山だけ見えていたりする。
その隣はガッシャーブルム峰(7924m)。夕方のガッシャーブルム峰はまさしくその名の通り「輝く壁」となる。その右肩に見えているのが、ガッシャーブルム峰(8035m)。

すっかり雪化粧のコンコルディア。バルトロカンリ(7300m)とその奥、スノードーム。この辺がバルトロ氷河の源頭なんですね。K2方面から来るゴドウィンオースチン氷河とコンコルディアで出合います。
とりあえず、今日はここまで。
25日間という長丁場のツアーでしたが、ご参加の皆様のご協力をもちまして、大きなトラブルもなく終了出来ました。ホッ・・・。
皆さんご存知の通り、今夏、パキスタンは大規模な洪水の被害を被り、その洪水をもたらしたモンスーンの影響から、山の天気もいまひとつで、バルトロ氷河上では2度の降雪。宿泊地の最高地点コンコルディア(4650m)では20cmほどの積雪となりました。

しかしその積雪のおかげで、ふだんは堆積土砂がむき出しとなっているバルトロ氷河も新雪に覆われ、なかなかお目にかかれない美しさとなりました。そのおかげで、私の顔は真っ黒。
では、コンコルディアからの山並みをザザッと・・・。

世界第2位の高峰K2(8611m)はかろうじて見えました。初登頂は右側の南東稜から1954年のイタリア隊。


世界第12位の高峰ブロードピーク(8051m)。どういうわけか、K2やガッシャーブルム峰が隠れていても、この山だけ見えていたりする。
その隣はガッシャーブルム峰(7924m)。夕方のガッシャーブルム峰はまさしくその名の通り「輝く壁」となる。その右肩に見えているのが、ガッシャーブルム峰(8035m)。


すっかり雪化粧のコンコルディア。バルトロカンリ(7300m)とその奥、スノードーム。この辺がバルトロ氷河の源頭なんですね。K2方面から来るゴドウィンオースチン氷河とコンコルディアで出合います。
とりあえず、今日はここまで。
昨日、ネパールから帰国。
この時期のアンナプルナのゴラパニのトレッキングと言えば、なんと言っても真っ赤なシャクナゲ。このシャクナゲ、ネパールの国花でもあります。
シャクナゲは裏年表年があって、昨年はハズレの裏年。今年はキタキタ表年。3,000m付近はちょうど満開でした。

パッと見、おんなじ種類のシャクナゲかと思いきや、実は3種類ぐらいある。これはピンクっぽいヤツ。

体育館の緞帳みたいなビロード色、淡いクリーム色と言う具合。

山が真っ赤に染まる!コチラのシャクナゲは、日本の可愛らしい背の低いものからは想像もつかないほどの巨木になります。

多くのトレッカーで賑わうプーンヒル。日本人は少なかったが、韓国人、中国人は増えている。
この時期のゴラパニ峠周辺のシャクナゲは、やっぱり見応え十分。
今日は、とりあえずこの程度でご勘弁。
この時期のアンナプルナのゴラパニのトレッキングと言えば、なんと言っても真っ赤なシャクナゲ。このシャクナゲ、ネパールの国花でもあります。
シャクナゲは裏年表年があって、昨年はハズレの裏年。今年はキタキタ表年。3,000m付近はちょうど満開でした。


パッと見、おんなじ種類のシャクナゲかと思いきや、実は3種類ぐらいある。これはピンクっぽいヤツ。


体育館の緞帳みたいなビロード色、淡いクリーム色と言う具合。


山が真っ赤に染まる!コチラのシャクナゲは、日本の可愛らしい背の低いものからは想像もつかないほどの巨木になります。

多くのトレッカーで賑わうプーンヒル。日本人は少なかったが、韓国人、中国人は増えている。
この時期のゴラパニ峠周辺のシャクナゲは、やっぱり見応え十分。
今日は、とりあえずこの程度でご勘弁。
4月2日から4月15日まで、ネパールトレッキングにつき不在です。
このところの冷え込みで、スキーもまだまだいけそうな感じですが、今年のトレッキングシーズン開幕です。
後ろ髪を引かれる思いですが、明日上京、明後日成田発。
G.Wの詳細については、帰国後、速やかにUPしたいと思います。
若かりし頃、パキスタン放浪中のテーマソングは「異邦人」。
トレッキングシーズンが始まれば、頭の中でリフレイン。
久保田早紀 de 異邦人
あの頃、久保田早紀さんも可愛らしかった。思い出は美しいままでとっておこう。
このところの冷え込みで、スキーもまだまだいけそうな感じですが、今年のトレッキングシーズン開幕です。
後ろ髪を引かれる思いですが、明日上京、明後日成田発。
G.Wの詳細については、帰国後、速やかにUPしたいと思います。
若かりし頃、パキスタン放浪中のテーマソングは「異邦人」。
トレッキングシーズンが始まれば、頭の中でリフレイン。
久保田早紀 de 異邦人
あの頃、久保田早紀さんも可愛らしかった。思い出は美しいままでとっておこう。
ネパール長期出張2発目のツアーは、アンナプルナ内院トレッキング。

1000m台の低いところからスタートするこのトレッキングでは、まず目につくのはバナナ。緯度的には奄美大島ぐらいのところですから、標高の低い場所では亜熱帯気候。そして秋に咲く桜、アワの収穫期を迎えた段々畑も美しい。

急なアップダウンも多く、とくにチョムロンの石段登りはキツい。サルオガセがびっしり張り付く鬱蒼とした林や竹林を抜け、トレッキング開始から6日目で、アンナプルナベースキャンプ(A.B.C 4130m)に到着。
回りをぐるり360度、8000m~6000m級の高峰に囲まれたA.B.Cのパノラマは素晴らしい。
残照のマチャプチャレ(6997m)。

朝焼けのアンナプルナ峰(8091m)。
トレッキング最終日(12日目)のオーストリアンキャンプ。フィナーレを飾るのはマナスルからアンナプルナの大パノラマ。

夜が明け、山々が赤く染まる時。もっとも神々しさを感じる一瞬です。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。


1000m台の低いところからスタートするこのトレッキングでは、まず目につくのはバナナ。緯度的には奄美大島ぐらいのところですから、標高の低い場所では亜熱帯気候。そして秋に咲く桜、アワの収穫期を迎えた段々畑も美しい。



急なアップダウンも多く、とくにチョムロンの石段登りはキツい。サルオガセがびっしり張り付く鬱蒼とした林や竹林を抜け、トレッキング開始から6日目で、アンナプルナベースキャンプ(A.B.C 4130m)に到着。

回りをぐるり360度、8000m~6000m級の高峰に囲まれたA.B.Cのパノラマは素晴らしい。

残照のマチャプチャレ(6997m)。

朝焼けのアンナプルナ峰(8091m)。
トレッキング最終日(12日目)のオーストリアンキャンプ。フィナーレを飾るのはマナスルからアンナプルナの大パノラマ。

夜が明け、山々が赤く染まる時。もっとも神々しさを感じる一瞬です。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。
長期ネパール出張、ツア-1本目はエベレスト街道のゴーキョピーク(5360m)登頂トレッキングでした。トレッキングだけで13日間という長丁場。

面倒なので、写真でザザッとご覧いただいて・・・・
最終キャンプ地のゴーキョ(4750m)の夕景。左からチョラツェ、タウツェ、カンテガ、タムセルク。

残照のチョーオユー(8201m)。空気が乾燥していると、なかなか紅く染まらない。
ドゥドゥポカリ湖畔のゴーキョの集落。左側の山がゴーキョピークで、山頂に伸びるトレイルも見えます。

ゴーキョピークからは、チョーオユー、エベレスト、ローツェ、マカルーという8000m峰が4つも見れる。
個人的には、カラパタールよりもゴーキョから見る景色のほうが好き。

素晴らしい景色を堪能する余裕があったか?なかったか?・・・ともかく、ゴーキョピークも全員無事登頂出来て、責任を果たせました。

面倒なので、写真でザザッとご覧いただいて・・・・
最終キャンプ地のゴーキョ(4750m)の夕景。左からチョラツェ、タウツェ、カンテガ、タムセルク。

残照のチョーオユー(8201m)。空気が乾燥していると、なかなか紅く染まらない。

ドゥドゥポカリ湖畔のゴーキョの集落。左側の山がゴーキョピークで、山頂に伸びるトレイルも見えます。

ゴーキョピークからは、チョーオユー、エベレスト、ローツェ、マカルーという8000m峰が4つも見れる。
個人的には、カラパタールよりもゴーキョから見る景色のほうが好き。


素晴らしい景色を堪能する余裕があったか?なかったか?・・・ともかく、ゴーキョピークも全員無事登頂出来て、責任を果たせました。