保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

墓じまいと改葬・・・②菩提寺の住職に対する不満

2017年11月22日 | 離檀・墓じまい・改葬・仏壇の処分

 
〈庫裏(くり)玄関〉

確かに以前から巷では悪い評判の多いこの寺の現住職ではありました。

・檀家に非難されて1千万円のポルシェを手放したことがある(現在は不明)

・跡取り息子の若住職もフェラーリを持っている(らしい)

・葬祭センターのマル秘資料によると、この寺の葬儀の
お布施の相場は3桁つまり100万円以上(!)

・2千万円支払って手に入れたという現在のこの寺の格式の高さによるものか
常に傲慢な態度の住職の物言いは皮肉っぽくかつ高飛車

義父が他界した際に義母が葬儀の打合せにこの寺を訪れた際も
「大事な話は女1人で来るもんじゃない。男性を連れ立って出直せ」と言われ
別離直後ということもあり、ずいぶん悲しい想いをしたと聞きました。

そして女房がいずれ近い将来、この菩提寺とのお付き合いを止めたいと
口にするようになったのは、3年前に義母の葬儀の打ち合わせに私と連れ立って
訪れた際の住職の、次のようなやり取り後からでした。

葬儀を主催するのは初めて、もちろんお布施の金額など分かるはずもなく
率直に尋ねた時の回答は「お気持ちで・・・」。

そこで義母の遺書にしたためてあった25万円でと女房が具体額を提示したところ
あからさまに不満げな表情をして、それに気付いた彼女が
「世間知らずですみません」と気を遣って詫びた際に返ってきた言葉は
「そう育ったのだから分かっているならしょうがない」。

「そう育ったのだから」と直接関係のない皮肉など言う必要もなく
少額であることを「しょうがない」と不満げな態度を取るのであれば
「お気持ち」などと恰好を付けた、曖昧な表現をしないで欲しいものです。

かように、確かに近隣ではかなりの檀家数を誇る寺とはいえ
檀家あっての寺であることも忘れ、金で買った自らの格式を重んじるあまり
我家のように裕福でない檀家を見下すような態度があからさまな僧侶を
女房でなくても、慈しみ慕う気持ちなど持ちようもないのです。

日ごろ不信心な私などにとっては、誰ぞ亡くなった途端に
突然に関りを強要され、今や"その道の人"の口からしか聞いたことがない
「誠意(または気持ち)を示せ」と金員を求められるだけのことです。

宗教離れが進む現代、もっと仏教が日常生活において馴染み深いものに
なるかもしれない気の利いた法話(説教)の一つも話す姿を
過去の法事などでただの一度も目にしたことはないですし・・・。

全日本仏教会が宣う「本来布施とは、慈しみの心に基づいて行われる
極めて宗教的な行為で、人々の苦しみや悲しみに寄り添い(無畏施・むいせ)
人々と共に考え法を説く(法施・ほうせ)と位置づけられ
布施の額に関しては布施をする人が決めるべきもの」という御説は
この住職に対してこそ教え説いて欲しいものです。

かくして彼女が檀家を離れて改葬したいという気持ちを固めたのは
ごく当然の成り行きと言わざるを得ないのです。 

(続く)

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