死因贈与契約書の他に、擁壁工事及び土地・建物の維持管理等についての
具体的な行動指標も「合意書」として取り決めておきました。
Mさんがこの契約を締結し易いように、今後の身近な生活上の
メリットを予め訴えかけた内容の覚書をベースに
契約書の補足項目を追加記載したものです。
・庭への出入り許可は不要、年10回近い草刈りを実施しながら
野菜畑や花壇として自由に使って良い
・生活インフラの維持管理のため家屋内への立ち入りも自由とする
・終活のお手伝いとして依頼されたら不用品の片付け等を無償で行なう、等など
以下は補足項目として付け加えたもの。
・新たな擁壁は私の所有にする
・火災保険の受取人は私に変更する
・仮登記に関して、等など
かくして、これまでの"隣人"より踏み込んだ、そして
相続に着眼したらこの先10数年、義父に近いような新たな
関係性を持って接しなければならず、実父は弟が
義父は看る前に他界していますので、これはもしかしたら
私に与えられた"養父のようなご縁"かも知れません。
契約後、まずは現在の様子を把握するためお留守中ではありましたが
始めて延床面積90坪、5LDK+αの家屋内を拝見させて頂きました。
(傾斜地のため2階にある吹き抜け玄関ホール)
(トイレ付洋室1、和室1がある3階への階段)
(その3階和室)
(2階ホールから5段上ると2つの洋室)
(その1つが今は書斎)
(外側には広いベランダ。善光寺平一帯の眺望抜群)
(D・K・和室1・風呂・トイレの1階ベランダ)
(サウナ付き風呂入口)
(以前は鯉を飼っていた池)
(+α は中3階の20畳以上のコンクリ床ルーム)
この小さなペンションのようなお住まいに
たったお二人で住まわれているとは、なんとまあ贅沢な
とは言え、掃除が重労働だったことは
容易に想像できます。