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東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

ここから陸羽東線初乗車

2017-06-13 00:09:09 | 2017O字型南東北旅

 小牛田と書いて、「こごた」。女川からの石巻線もここで終点。東北本線と交差し、陸羽東線への乗り換え駅でもあります。
 石巻線、東北本線の本数を見ていると、スカスカではなく1時間に1本以上はある。

 陸羽東線は鳴子温泉止まりが多く、新庄までの通しは少ない。しかし、数えてみると9本もある。これでも「かなり多いほうだ」と思える理由は、北海道のローカル線は何度も検討を繰り返し、非常に本数が少なくって接続に苦労するな~と計画を変えたり・・・なので、1日9本はまだマシなほう。山口県の何もない田舎の山陰本線、私が子供のころは1時間に1本あって、最終列車は23時台もあったのに、今は10本。1日3本や5本はかなり厳しい。

 当初計画では新庄駅前で泊る予定でしたが、友人がたまたま静かな山間でたたずむ温泉宿を見つけてくれたお陰で全区間乗り通すのではなく、今夜の宿は途中駅。まだまだ続きはあります。

石巻から西の石巻線も初乗車

2017-06-10 01:02:02 | 2017O字型南東北旅

 石巻←→女川は行き止まりの盲腸路線であり、女川で打ち切って、女川発の乗車券を新たに購入すると遠距離逓減が効かなくなってしまう。くるりと左沢までにして、女川までは別途往復券を購入したほうがお得。JRは遠くなるほどキロ単位の単価を下げるので、途中で区切らない方法が1番よい。

 女川を出てまもなく。流れる車窓から偶然撮れたもの。何かのイベントでしょう。

 鹿又駅。曽波神は、そばのかみと読む。「蕎麦の神」。次は佳景山。かけやま。鹿又、曽波神、佳景山。この3駅は「かのまた、そばのかみ、かけやま。何も見ず漢字で書け」とテストに出ても、正確に書ける人はいないかと思う。画数も多く、難しいだもの。

 駅舎は建て直したのか、比較的新しい。

 次は佳景山。

 ん?ここは??2路線に分かれていますね。なんという路線でしたっけ??

 和渕は気仙沼線。3.11の大震災で甚だしい被害を受けた地域。気仙沼線はもともと前谷地から気仙沼まで。柳津までは鉄路、この先はBRT(バス高速輸送システム)。鉄路を復旧させるより、バス専用路にして、バスで運行したほうが経済的なのか、気仙沼線と大船渡線で活躍中。バスでもJRに変わりない。

 ここは海岸とは打って変わり、内陸部なので、このような風景。

 涌谷駅。この駅名って、箱根に似ているな~と思ったら、黒だまこで有名な大涌谷。

 かみわくや。箱根の大涌谷は「おおわくだに」。わくやと、わくだに。全然違う。えー、もう次は終点、小牛田。

復興が進んだ女川駅

2017-06-07 00:37:54 | 2017O字型南東北旅

 新しく生まれ変わった女川駅舎(2015年建立)。もともと駅舎のあったところは、200m先の女川港寄り。盛り土を施し、少し高台のところにあります。新しく街を作ったような雰囲気があり、震災当時の面影など滅多に見られません。旧駅舎の中に日帰り温泉施設があったと同じように「ゆぽっぽ」併設。

 駅からおよそ200m地点、このあたりが旧女川駅のあった場所だと思います。駅前にはいろんなお店が建ち並んでおり、ゴールテンウィーク期間中なのか、とても賑わっていました。

 女川港。瓦礫も撤去されており、整備中のようです。

 改札口付近では人がたくさん行き交っているさなか、いちいち1人1人調べるのがおっくうなのか、無人状態で入鋏省略。女川はスイカエリア外なので、スイカで来た人には1人1人現金で清算するのも大変。これだとキセルをほう助するので、ゴールデンウイークの多客期を見込んで他の駅から応援駅員さんを呼べばいいのに~!ちゃんと女川から乗車したことを示す改札チケッターも捺印して欲しいのが本音。

 さっき私が乗ったばかりの汽車と同じものです。同じ汽車で終点、小牛田(こごた)まで。これで石巻線全線完乗。

 女川から仙台まで直通する仙石東北ラインの表示。時刻表で調べてみたら、1日1往復しかない。朝に女川発上り列車、夜に仙台発下り列車を運行。女川から仙台へ通勤客向けなのかも知れない。

 駅名票の様式は変わらずだけど、変わったのは省エネのLEDタイプのもの。いつも見ているボロ房線の駅名票は全然LED化にならない。早めに切り替えれば、消費電力もセーブするし、蛍光灯を取り替える手間も省ける。千葉支社は新しいものを導入したがらないのは仕方がない。

 少ししか滞在できませんでしたが、駅周辺のさらなる復興を祈りつつ・・・出発進行!

新しく生まれ変わった女川駅

2017-06-05 00:39:41 | 2017O字型南東北旅

 壊滅的な被害を受けた、女川駅。あれから6年・・・レールやバラスト(線路の石)を新しくて復旧。

 駅舎は2015(平成27)年建立となっていますが、開業は1939(昭和14)年。

 改札口周辺。スイカのエリア外なので、簡易改札機は設置されておらず、自動券売機はスイカを受け付けない。

 オレンジカード対応と書かれてあるので、ほっとする。JNR(国鉄)のオレンジカード多量在庫あり。なかなか出番なし・・・。国鉄に支払ったものなので、今、オレンジカードを使ってもJR各社の収益はゼロなのかも。郵便局も郵政省時代に発行された大昔の未使用切手を郵便に使われても収益はゼロ、かのかも知れない。

 女川からの運賃表。今夜の宿泊先は・・・100キロ超えているので、近距離自動券売機の範囲外。

 5月のゴールテンウィークなので、こいのぼりがなびかせています。まだまだ続きは長いです。今日はこの辺で・・・・。明日(6日)の、あおがしま丸は就航予定。

石巻線の盲腸区間へ出発!

2017-06-03 00:08:56 | 2017O字型南東北旅

 私が乗ったときは車内がかなりごった返し、駅に止まるたびに「すいません、写真撮らせてください」と人を退かすのも大変なので、じっと大人しく・・・。この画像は、午前中に先行した友人のカメラに入っていたものを拝借。
 陸前稲井駅。「稲井」は人名に含まれており、正確な手話表現は「稲」+2本の指で重ねるように「井」だけど、駄洒落で「居ない」と表現する人もいる。

 次は、わたのは、渡波。駅の周りは住宅街になっていて、秘境駅ではなさそう。

 万石浦、まんごくうら~!!

 沢田駅です。この駅も人名に含まれていますね。

 浦宿。ここまで見ていると、ホームが新しくなっているのに気付きました。調べてみたら・・・東日本大震災が起きたときからおよそ2年間は代行バスで運行し、レールは不通区間。復旧工事を施し、浦宿まで部分復旧できたのは震災2年後の2013年3月。女川までは壊滅的な被害を受けたため、さらに2年の歳月がかかり、2015(平成27)年3月21日に全面復旧にこぎつけた。

 やがて・・・終点。女川駅。本当は200m先の女川港まで敷設してありましたが、現在は内陸側に移転。旧駅舎や廃車になったキハ40もありましたが・・・津波で女川駅ごと全部持っていかれてしまいました。駅舎はバラバラ流出し、キハ40は高台の墓地まで流れ着いたそうです。自然の脅威は凄まじいです。

石巻駅

2017-05-31 00:07:46 | 2017O字型南東北旅

 友人のカメラに入っていたものを拝借しました。私は上を向かないので、全然気づきませんでした・・・。

 仙石線の終点、石巻駅はsuicaに対応している自動改札なので、

 接続する石巻線もsuicaが使えると勘違いしている方が多いようです。

 石巻線は未乗り区間なので、女川まで行ってUターンするため、私は往復。日立製のMR52型で発券。

 先に現地入りした友人の分。(沖電気のMEX型で発券)私は無傷で、友人はしっかりパンチ穴に無効印。石巻のところに穴を開けては、どこの駅で購入したのかわからなくなってしまう。

 お待ちかねのお弁当でーす!ヒモを抜いてから4~5分待てば、ほかほかの状態になります。弁当の底は熱くなっているので、うっかり触らないように注意したほうがいいです。アチッ!!とびっくりしていたら、おばちゃま軍団が「なに、なに?」と私を取り囲むようにのぞきこむ。石巻なのに、何で仙台のを食べるのかね?美味しそうだねぇ・・・と。同じ県内とはいえとも、仙台から50キロも離れていれば、全く違うエリア。

まだまだ石巻駅

2017-05-29 00:00:00 | 2017O字型南東北旅

 石巻市役所の垂れ幕。山口県萩市と友好都市協定締結。(2016年4月8日)

 石巻駅のMV機は旧型なので、熱転写タイプ。印字コストの安い感熱MV50型が増えているさなか、貴重な機種。熱転写のほうが永年保存が効くし、紙質もとてもよく、改札チケッターや駅名ゴム印を押されてもすぐ乾く。感熱紙はインクの乗りが悪く文字がにじまないようにメモ帳に挟んで乾かす。京葉線東京駅地下通路ではいまだに旧式のが残っていたので、えきねっとで予約した帰りの新幹線をそこで発券。石巻駅発行の文字を入れるべく、ここで発券すればよかった。

 ここから東京に行くのに仙石東北ライン経由が便利なので、購入時に気をつけるようにと促す表示。

 ★仙石東北ライン経由の場合
 
 石 巻 → 【区】東京都区内 
  経由:仙石・東北接・東北  ¥6,480  (399.0キロ)

 ★ずっと仙石線で行く場合
 石 巻 → 【区】東京都区内
  経由:仙石・東北      ¥6,800  (400.3キロ)

 わずか1.3キロの差なのに、400キロを超えたとたん、320円も跳ね上がってしまう。そんなときは2枚に分けて購入すると安くなる。石巻のとなり、陸前山下まで140円。陸前山下から東京まで6,480円に収まるので、合わせると6,620円。2枚に分けても、つながっているので合法な買い方。
 快速電車のグリーン料金も50キロを境にして料金が跳ね上がる。49キロまでのグリーン券を購入して、残りの区間は普通車に移動。横須賀線から総武快速に直通する快速は東京から乗っても混んでいる。今の時代、スマホにsuicaのアプリを入れておくと、乗る前に操作しておけばグリーンの事前購入可能。50キロ以内の八幡宿までにして、それ以降は空いているので、普通車に移動しても問題なし。

 石巻駅に飲食できるような待合室はなく、女川行きのホームで仙台駅で購入した駅弁をいただくことにしました。本当は汽車の中で車窓をながめながらいただくとよいですが・・・石巻から女川までわずか16.8キロ。しかもゴールテンウィークなので、車内は混んでいそう。

 実は、冷めた状態ではなく、焼きたての味を再現できるように加熱機能付き。ヒモを引くと化学反応により、お弁当が熱くなる仕組み。

 今まで購入した駅弁の中で1番高いものなのかも?

仙石線の終点・石巻駅

2017-05-24 00:00:00 | 2017O字型南東北旅

 仙石線の終点、石巻駅。仙石東北ラインも乗り入れているので、電車っぽく見えても実はディーゼル。東日本大震災により、海岸沿いの仙石線は壊滅的な被害を受け、石巻方面は一刻も早く復旧をしようと仙台から東北本線を利用し、高城町で仙石線に乗り入れ。東北本線は交流、仙石線は直流。どちらも乗り入れるようにハイブリッドシステムを採用されたHB-E210系を開発し、2015(平成27)年から導入。石巻線は非電化だけど、新型は1日1往復のみ乗り入れ。

 石巻市役所。東日本大震災が起きたときに、何度もテレビで見かけた建物。もともとはショッピングセンターだったけれど、2008年に閉店。旧庁舎が老朽化し、建て直す計画もあったが、現存する建物に移転したほうが経済的。耐震・改修工事を行ったのちの2010年、その建物に庁舎を移転した。その1年後、東日本大震災発生。1階は泥流であふれたが、耐震ビルだったため2階以上のフロアに多くの市民たちが身を寄せた。

 女川行きの石巻線も未乗区間。時間はたっぷりあります。

 ここで改札を出ます。自動改札に対応しない細長い120mmなので、有人通路を通って・・・

 外に出ました。駅舎が青い屋根になっているところは東北地方の海岸沿いに多い。

 海から2キロ離れていても、津波はここまで来たそうです。

 30mくらいでしょうか。足元をすくわれるような形で押し流されるような力なので、たかが30センチと甘く見ては絶対いけないそうです。転倒し、命の危険もあります。

 仙石線全線スイカ対応。石巻線は非対応。エリアの飛び地に鳴子温泉駅。賑やかに生まれ変わった女川駅も対応すれば、清算に手間取らないんだろうな・・・。

陸前小野から蛇田

2017-05-22 00:08:55 | 2017O字型南東北旅
 2017年5月21日。ついこの間まではまだ寒くて暖房器具を使っていたというのに、昨日、今日は急に気温が上り、まるで夏のようでした。夏服を出そうかと迷いもありましたが、また寒さがぶり返すので、チェンジはしばらくお預け。
 人間の目は少しずつ変化すると、なかなか気づかない。網戸をよく見たら気付かない汚れがたくさん付着していたので、全部取り外して水で洗い流し。ついでにエアコンも掃除。エアフィルターの清掃や内部クリーンもしているので、冷却ファンや吹き出し口の汚れは見当たらず。テレビでゴミ屋敷と化した芸能人の家のエアコンのカバーを取り外しただけでも、冷却ファンや吹き出し口もカビだらけ~!!だったけど、それに比べてみると我が家のほうは専門業者に頼まなくても大丈夫っぽい。

 野蒜から陸前小野間。地図を確認したところ、海岸から2キロ。ここでも浸水地域でした。出典はこちら
 多分田んぼも汚泥や塩害などの被害もあったかも知れません。土壌改良を施し、田植えの準備を始めようとしています。

 陸前小野駅。

 無人駅かなと思ったら、POS端末が設置されており、簡易委託駅でした。

 わが故郷の山口県でも「小野田」という駅もあったな~と調べてみたら、本家は2ヶ所あり。中央本線辰野支線と滋賀県の湖西線。小野上や小野上温泉は群馬県の吾妻線。(草津温泉の玄関口、万座・鹿沢口のとなり、大前駅が終着駅)
 雄信内は北海道の宗谷本線。おのっぷないって言います。板張りホームに物置が待ち小屋になっている秘境駅の「糠南(ぬかなん)」のとなりの駅。

 矢本駅。東松島市役所の最寄り駅なので、ここが中心駅。業務委託駅、扉付きの自動改札機、「みどりの窓口」あり。松島海岸駅も東松島市?と思い、調べてみたら、宮城郡松島町。
 JR東日本の駅名票も、東海、四国、九州みたいに都道府県名と市町村名も併記すれば、わかりやすいのに。

 2013(平成25)年、巳年の年賀状ネタに使わせていただきました。蛇田から福生行き。

 「蛇の田んぼから福がたくさん生えてきますように」という意味で発券。

 蛇田も業務委託駅なので、駅員さんが改札口に立ちます。簡易委託駅は改札をやらなくてもよいという取り決めがあるそうです。

 写真には写っていませんが、駅員さんは出発進行!のお見送り中。

仙石線、東塩釜からは単線

2017-05-20 00:29:04 | 2017O字型南東北旅
 仙石線は東北最大の都市、仙台と石巻を結ぶ路線なので、線路は複線と思ったら・・・東塩釜を過ぎると単線でした。

 高城町。松島海岸は仙石線の駅、塩釜は東北本線の駅。東北本線と仙石線、ずーっと平行線だったけれど、交差するようになったのは2015(平成27)年5月30日から。まるで平行する総武線と京葉線だけど・・・交差するところは武蔵野線の西船橋~南船橋。総武線が京葉線に乗り入れることは滅多にない。こちらは2015年から東北本線の塩釜を出ると、仙石線に乗り入れ、高城町。

 「上り仙台行きと交換するため、〇〇分停車します。〇時〇〇分発車します」とアナウンスがあったようだけど、耳からは情報が入らないので目に見える時刻表で数分止まることをしっかり確認し、ホームに出てみました。

 駅本屋。ここでも、suicaエリア。スマホで調べてみたら、仙石線はすべてsuica対応。つまり石巻までエリアなんです。

 1番後ろの車両だけど・・・

 元の番号がうっすらと見えます。

 今の番号は 仙センM10編成クハ204-3110だけど・・・山手線時代はサハ205-54。
 サハといえば、運転席やモータも付かない付随車のはず、仙台で活躍するため、サハ205を運転席付きに改造し、改番。
 新しくなったとはいえとも、国鉄フォントで重ね書き。

 本家は富山県庁所在地の駅。ここは陸前を冠して、富山。漢字は同じだけど、読みが違う。本家は「とやま」、こちらは「とみやま」。

 海岸沿いのため、新しく施工した防波堤。

これも津波が来ても防げるように後から取り付けたもの?

 東名駅。東名高速道路の「とうめい」ではなく、「とうな」。

 このあたりでも津波の被害があったかも知れませんが、新しい家が建っているのが見えます。

 野蒜駅。2011年3月11日、東日本大震災が起きる数分前に野蒜駅を仙台行き上りと石巻行き下りを交換し、発車。両者とも激しい揺れに見舞われ、緊急停車。上りは野蒜から700m地点で停車、下りは600m地点で停車。
 上りは避難指定地の野蒜小学校の近く。仙台の指令担当者からそこに避難するようにと指示があり、体育館へ。しかし、1階部分は津波に襲われ、避難した乗客が亡くなられた。
 下りは野蒜から600m地点で幸いにも高台だった。「とどまった方が安全だ」。地元に住む年配の男性客が、乗客を外へ誘導しようとした若い車掌に助言。津波の襲来は免れたが、濁流にのまれる建物や車が窓越しに見えた。その時の乗客60名が一晩、車内で明かし、翌日、救助。

 東日本大震災の数分前に野蒜を出た下り電車は無事だったのに、上りは津波で押し流され、コのように折れ曲がった。上りと下り、運命が分かれました。

3.11を忘れない 仙石線被災区間

2017-05-17 00:01:09 | 2017O字型南東北旅
 平成23年3月11日午後2時46分、東日本大震災発生。大津波で線路が流されたりして甚大な被害が出たところは本塩釜から海岸沿い。

 平成29年5月4日の様子ですが・・・

 6年前の様子です。津波が押し寄せたのは人間の背丈以上。

 今はきれいに復旧されていますが、あの日は電光発車案内板の少し下あたりまで浸水。
 合理化により、有人改札通路に「みどりの窓口」。

 30年記念の駅ポスター。1987年と2017年の比較。あの・・・1987(昭和62)年といっても、すでにカラーテレビやカラー写真が普及しており、大袈裟にモノクロトーンを強調する昭和30年代っぽい雰囲気にしなくても。

 次の石巻行き電車が来ました。予想していたとおり、大混雑!!
 1番後ろのドア付近に陣取り、写真撮影。

 海岸沿いといっても、海から少し離れています。

 陸前浜田駅。本家は島根県の山陰本線、浜田駅。駅名票を撮ろうと思っても車内は混んでいるので、1番後ろから駅前の様子を撮影。

 まもなく松島海岸。

 松島海岸駅は日本三景松島観光の玄関口なので、混んでいた車内はどっと降りていかれ、ガラガラに・・・。日本三景は松島、京都府の天橋立、そして廣島の宮島。3月の小浜線旅で西舞鶴から京都丹後鉄道に乗れば天橋立に行けたはず・・・。もともとはJR宮津線、第三セクターに転換されてしまいましたが、観光地への利便性を図るためJRの特急「はしだて」号も乗り入れている。

今度は仙石線

2017-05-14 00:00:00 | 2017O字型南東北旅

 今回、初乗車の「仙石線」。仙台から石巻に行くのに「仙石東北ライン」で行ったほうが速いけれど、今回はあくまでも「仙石線全線乗車」。仙石線は少し離れたところの地下ホームから発着しており、新幹線からの乗り換えはもう少し余裕を持たせたほうがよさそうです。
 京葉線はかなり遠い(新幹線から京葉線ホームまで500m)。仙石線は半分の250-300mくらい。
 仙石線の始発は隣の「あおば通駅」で未乗区間はわずか0.5キロ。だったら、あおば通まで行って、折り返せばいいけれど、時間が・・・。

 京葉線もエスカレーターだらけ。

 10時18分の石巻行きの電車を待っていたら、すでに並んでいて、座れるのは難しそうと思ったら、1本前の10時7分が入線。誰も乗らず空いていた。たぶん、途中でみんな降りるかも知れないので、空いている1本前の電車に乗っちゃえ!

 仙台市内の駅は、東京都区内に比べるとかなり広域。
 都区内の端っこから端っこまで(小岩から西荻窪まで30.3キロ、蒲田から浮間船渡まで28.9キロ)
 仙台市内の駅は山側の奥新川から海側の中野栄までなんと43.6キロ。
 陸前高砂駅。【仙】のマークがついているので、ここでもまだ仙台市内。

 中野栄。仙台市内はここまで。仙石線は東北で唯一、直流なので、使われなくなった旧型の山手線205系が仙石線で第2の人生を歩んでいます。もしかしたら、ずーっと昔、東京でのサラリーマン時代、この電車に何度も乗っていたかも知れない。池袋から東京に行くのに地下鉄丸ノ内線のほうが近くて便利なのに、わざわざ上野回りの山手線。地下鉄だと、駅と駅の間が真っ暗で駅に突入するときだけ明るい。山手線なら景色を楽しめる。支給された定期券を払い戻して、地下鉄とJRの回数券。

 昔はたしか・・茶色のシートだったのは記憶している。真ん中だけ少し違う色を施し、乗客は両側の端っこを好んで座り、両側とも埋まると、色の違う真ん中に座り、それから隙間なく座る。東北地方への転勤に伴い、シートも新しくしただろう。

 下馬駅。ベバ。

 本塩釜行きだと勘違いし、下車。古い205系は今みたいにLED案内表示がないので、聞こえない人は不便。LED案内表示があれば「この電車は東塩釜行きです・・・」と流れる文字で表示される。

 10分くらいの待ち時間があるので、少しだけ途中下車。


いよいよ出発

2017-05-10 00:41:56 | 2017O字型南東北旅

 かなり変な経路ですが・・・経由欄の仙石線から左沢線まで一部は未乗区間。一部となっているのは、羽越本線はブルートレインの「あけぼの」号がまだ動いていたころに乗車。上野を出発して、上越線、信越本線、日本海側に沿って北上し、青森まで。

 経由欄に「羽越」が印字されています。池田園・東森・函館線・千歳線・室蘭線経由でという私の申し出に対し、JR東海は北海道に不慣れなのか、誤った経由で発券。余市駅も、ドヤ顔で途中下車しようとしたら「ん?あれ?函館線・静狩なので、ここを通らないんじゃ!?」と指摘を受け、発行替え。

 東京までのアクセスはこの電車。京葉線のE233系。

 うわーっ!ほとんど × 満席じゃないですかね。

 改札に入ります。

 いろんな並びの新幹線。奥のところはJR東海の東海道新幹線。

 はるばる西日本から直通。旧型の700系。「のぞみ」はN700A系で統一されているので、ゴールデンウイーク期間の臨時なのかも知れない。

 8時20分、新函館北斗行きの「はやぶさ5号」に乗ります。

 東日本のE5系でした~!!

 いつもは真ん中の5号車を選ぶのに、えきねっとで予約したときは5号車は全部埋まっていて、仕方がなく2号車。

 東京駅弁で朝ごはん。

 もりのみやこ、仙台!!

 あっという間に着いてしまいました。

 改札を出るときに記念として持ち帰りたいと駅員さんに申し出。無効にしたいのはこの特急券だけでいいのに・・・

 2枚受け取り、確認してみたら・・・仙台からの乗車区間もまとめて無効ーっ!!
 「この切符も無効にするんじゃねーよ!!しかも穴を開けやがったな!」とクレーム。
 あわてて訂正。

 細長い切符はかなり目立つし、しっかりとよく見て仕事をしなさい!!
 自動改札機をごまかして再利用されるのを防ぐため裏面の磁気情報を消すのに穴を開けるわけですが・・・この細長い切符は自動改札機が使えないので、わざわざ穴を開けなくてもよろしい!!「無効」を意味する穴がついていて、途中下車の駅でひっかかってしまわないのか。と思ったら、赤い二重線で消され、訂正の小印がついているので、誤って押したものだとどこでも認識してくれました。

無事帰宅しました

2017-05-07 00:13:47 | 2017O字型南東北旅

 帰りの切符です。山形からそのまま山形新幹線ではなく、経由欄が奥羽・仙山・仙台となっているので、わざわざ仙山線全線を乗り通して仙台。
 当初計画では、仙台での乗り換え時間はおよそ1時間くらいはあるので、牛タンでも食べに行く予定だったのに山形で時刻表を間違えるハプニング発生っ!!時刻表を修正し、仙台での乗り換え時間は15分。牛タン食べられず残念・・・。

 JR東海・東京駅八重洲中央口の窓口は901から907までの7台。特に904は自分の思い入れのある数字なので、できるだけ4番窓口!と思っていたけれど・・・1列で並んでフォーク形式で空いている窓口へ案内されるフォーク形式なので、902端末。
 東京駅MV39は京葉線ホームから在来線・新幹線乗り場へつながる通路(京葉地下八重洲口改札内)で今や希少機種の熱転写MV30型なので、思わず「えきねっと」受取。熱転写MV30と感熱MV50の見分け方は行灯が液晶LEDタイプなら感熱紙。そうでないものは古い機種。インクリボンで印字されているので、永年保存も可能。左側の感熱紙だと数年たてば保存状態が悪ければ黄ばんでくる恐れあり。

変なO字型切符

2017-05-06 00:11:18 | 2017O字型南東北旅
JR九州とJR西日本は途中下車すると、まめに「途中下車印」を押してもらえる。しかし、JR東日本は何度も途中下車しても、途中下車印は押さない。女川駅も混んでいるからと無効印省略でお持ち帰り。
東日本も途中下車印の備え付けはあるが、駅員さんはやる気なしだけ。
山形駅の場合は、きちんと経由をチェック。変な回り方をしているな?と思われたかも知れないが、山形の場合は米坂線で米沢。奥羽本線で山形なので途中下車は認められる。やっと下車印付。
東日本の場合、途中下車印が欲しいと言わないと押さない。いちいち言うのが面倒くさいんだよな。
九州と西日本はしっかり仕事をしている証拠。
東日本も面倒くさからずしっかり押せーッ!

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