なぜか、青ヶ島からのお便りに「到着印」押印。今回だけではなく、この前も何度かありました。到着印は、速達便のはず、これは普通郵便なんです。時間帯は「0-8」なので、早朝のうちに集配局に到着。「12-18」は午後の便で到着、すぐ配達に来てくれます。普通郵便の翌日配達エリアに「速達」を使っても、普通郵便と同じく午前中に配達されます。せっかく速達料金280円を払っても活かされない。翌々日配達エリアなら「速達」を使ったほうが、午後到着し、その日のうちに配達。
本題に戻ります。青ヶ島ファンに吉報です!!
やっと、7月からの就航予定表が届きました。ピカピカの真新しい「あおがしま丸」が今年の1月から就航開始。青ヶ島の昔をよく存じている方なら、あの小さくて黄色い村営連絡船をイメージしてしまいそうですが、500トン級の大型船に代わりました。わが故郷の山口県下関市の三菱造船で製造されたものです。
7月からの変更点は・・・
1.金曜日でもANA1便から乗継ができるように、貨物便兼用でも10時発に変更。金曜日だけ8時半出航、東京からの飛行機や船からの乗継は不可。金曜日が欠航すると、土曜日も8時半出航。これがダメになると、日曜日までも8時半出航。これだと、青ヶ島に渡りたくても、渡れない難民続出。この不便さもあり、一挙10時発に変更。
2.毎週火曜日、就航します!!6月までは、隔週火曜日就航でした。
3.貨物便としての就航した日は、東京行きの最終便には接続できません。6月までは、東京からの朝一に接続できませんでしたが、7月からは逆になりました。17時40分着になってしまいます。このまま八丈島の民宿に泊まって、翌朝の真新しい「たちばな丸」で東京に戻れるし、空の便も3便。
改悪ではなく、少しは改善されたという感じです。よかったです!!
半世紀前の青ヶ島は・・・ひんぎゃのお山さんのブログですごいこと書かれています。
・再会(2014年6月2日の記事)
半世紀(50年)前の昭和30年代。大学生が研修旅行と称して、青ヶ島上陸。あの頃は船が年に4、5回しか来なかったので、帰れなくなり、さあ、大変。半年間も船待ちし、単位取得不足により卒業できなくなる恐れが出たとき、当時の青ヶ島教師が学長に電話で青ヶ島の事情を説明。すると、学長は「船が半年も来ないような、そんなへんぴな所へ行くということが素晴らしい。」と無事に卒業させたエピゾートがあります。あの頃に比べると、今はずいぶんと便利になりました。青ヶ島に行って、半年後、久しぶりに出勤したら自分の机がないっ!という事態になります。