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東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

まもなく・・・富良野

2017-11-08 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
 根室駅朝8時22分発の汽車で始発から終点まで全線乗りたいときのプランは

  根室 8:22 → 釧路 10:45 135.4キロ 
  釧路11:24 → 新得 13:30 172.1キロ  特急スーパーおおぞら6号
  新得13:58 → 東鹿越15:03  41.5キロ  JR代行バス
 東鹿越15:13 → 滝川 16:57  94.8キロ    

  ちょうど1日の労働時間と同じくらい。8時間ですね。443.8キロを全線完乗を目指したいところですが・・・
  富良野や美瑛はレンタカーで来たことはあるのに、富良野線全線はまだ未乗区間。
  富良野から芦別経由滝川間の根室本線、54.6キロはまた今度の機会にして、今回は富良野線を選択。

  もし・・・9%のお酒2缶も飲み、降りるはずの新得駅に降りられず乗り過ごしてしまった場合は・・・!?
  座席に置きっぱなしのデジタルカメラは無事だけど、富良野線の臨時列車には乗れなくなる。”君はいつもカメラを2台持ち歩いていて、予備のカメラも持っているから、早く降りろ!!”と誰かが肩をたたいたに違いない。本当に不思議なことなんです。
  乗り越した場合は区間外乗車になり、別途乗車券を購入し、目当てにしていた臨時列車は乗れない。どっちを選ぶとしたら、もちろん臨時列車。

  新得駅員さんのてきぱきとした対応により、座席に置き忘れたカメラは無事に帰還。

  強すぎる9%お酒2缶を飲み干した過料は、1070円な~り。
 
  東釧路から網走までの釧網本線 166.2キロ、網走から北見までの石北本線53.キロも未乗区間。
  
  新得駅長さんからのお手紙に釧網本線は見どころたっぷりでお勧めです、と書かれてあったし、いつかは乗りに行ってみたい。寒がりなので、来年の夏かぁ・・!?釧路空港まで飛行機で行って、

  釧 路 → 新千歳空港 
   経由:根室線・釧網・石北・宗谷・函館線・根室線・石勝・千歳線

   経由欄だけでどこを通るか、あまりぱっとしないので、解説。釧路から東釧路までわずか2.9キロであっても、根室本線に属しているので、根室線と印字。東釧路からあの有名な摩周湖を通り、世界遺産の知床半島に近い知床斜里、目の前が海だという北浜駅、そして網走。ここからは新旭川まで石北本線。
   新旭川から旭川までわずか3.7キロなのに、マルス券の経由欄は規律に稚内を連想してしまいそうな「宗谷」と印字する。
   旭川からは函館本線に入り、滝川まで。ここからは未乗区間の根室線。東鹿越駅から新得駅間は代行バス。新得駅に寄って、駅長さんや駅員さんに1年前の御礼を述べて、特急で新夕張。2019(平成31)年3月(改元前)、廃線予定の夕張線往復して、新千歳空港。飛行機で帰京。
 
   731.4キロ、11,260円、5日間有効でした~!!思い描いているルートはこれだけど、どのあたりで泊まるか、接続はどうなのか時刻表で検証してみないとわからない。


 根室本線が分断する前の西側にいた、キハ40 777。(2年前の2015年)現在は東側に在籍しているので、たま~に「釧路―根室」のサボを差し込まれることもありそうです。

 下金山駅の次は、山部駅。やまべえきと、言われても、どこなのか見当がつかない超マイナーな駅。すぐ北海道の根室本線!と答えられた方は博士。

 ホームに屋根がついているだけでした。

 なんで、でかいんだろう。北海道のツワブキ。青ヶ島の山菜といえば、このツワブキなんだけど、そんなにバカでかく成長しないはず。品種の違いなのかなぁ??植物に詳しくなくてすいません・・・。

 布部駅。ぬのべ。山部と同じく、北海道らしくない駅名。ぱっと見てもどこなのか、わかりづらい。庶路(しょろ)や音別(おんべつ)、浦幌(うらほろ)、あとは・・・芽室(めむろ)、羽帯(はおび)。アイヌ語に関連する駅名が多く、北海道!とわかりやすい。

 ぬのべ、と聞いただけでもわからないけれど、画像だったら、駅舎の特徴を見て、どこなのか、すぐわかるかと思います。

レトロな駅舎が続きます・・・

2017-11-06 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 キハ40 1760。(新製造時のナンバーは177。1個下の777も元々は248)キハ40、47はオリジナルのままだと国鉄の少ない予算から捻出し、モーターの馬力が足りなかったりするので、エンジンを交換するなど馬力アップの改造。改造を受けた車両は改番になります。

 キハ54に比べると、運転席は少し高め。JR北海道の函館本線でデッドマン装置が働かない状態で運転していた問題が出たと報道があり、デッドマンって何なんだ?と思い、調べてみたら、「運転士が意識を喪失した際に、自動的に列車を停止させ、事故を未然に防ぐもの。運転席の床面に設置されたペダルを5秒以上踏まない状態になると、自動的に非常ブレーキが作動する仕組みになっている。」とのこと。
 このキハ40もずーっとデッドマンを踏む続けての運転ですかな・・・。

 かなやま湖。

 金山駅。名古屋市内でも金山駅があり、マルス端末で乗車券を発行するのに、根室本線の金山駅は(根)金山、名古屋市内の金山駅は中央本線の頭文字から取り(中)金山で区別。屋根にある金属等は、落雪防止のためなのかな?北海道でよく見かけます。

 しばらくしたら停車。

 下金山駅でした。駅舎はあそこにあるんですか!?遠すぎる!!左側に複数のレールをまとめて置かれている状態なので、昔は根室駅と同じく何本かの側線があったのでは・・・??

廃駅を免れた東鹿越駅

2017-11-03 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
 東鹿越駅は北海道空知郡南富良野町に属する駅で、秘境駅とランキングされてもおかしくないほど回りは秘境を呈しています。
 2016(平成28)年6月上旬、東鹿越駅を存続させるだけでも光熱費などで赤字になる。2017(平成29)年3月のダイヤ改正で廃駅にする予定でしたが・・・平成28年8月31日、猛烈な台風10号により、営業休止。
 東鹿越駅から富良野方面の鉄路に甚だしい被害はなかったことから、東鹿越駅から新得駅間は代行バスを運行させる方針が決まり、廃駅は免れました。

 平成28年台風10号の凄まじさを物語っている。川になっていますが、濁流により、なぎ倒された跡がたくさん。

 じゃがいも収穫量日本一は北海道。

 JR代行バスが東鹿越駅に横付け。

 代行バスから利用客がゾロゾロ降りてきて・・・

 長ーいホームへ。

 今はもう無人駅ですが、有人駅だと間違われるほど貫禄があります。

 駅長事務室をはじめ、出札窓口とか、昔は数人もの駅員さんが駐在していたに違いない。

 国鉄型のキハ40 1760。キハ40は今でも山口県の山陰本線で活躍しているので、私にとって馴染み深い汽車。

 ドアが開くまでしばらく待って・・・

 秘境駅だというのに、滝川行きの発着駅とはギャップがありすぎ。有人駅の電光案内に「東鹿越」のLED表示。

 <<東鹿越駅の時刻表>> 29.11.3現在

  6:38 滝川行 ★
  9:12 滝川行 ★
 12:09 滝川行
 15:13 滝川行 ★ ←私が乗ったのはこの汽車
 17:40 富良野行
 19:58 富良野行【快速】
 

  到着ダイヤ 
  8:04 (滝川発)
 12:00 (滝川発)
 17:31 (滝川発)
 19:50 (滝川発)

 ★は「なぞ」列車。 旅客扱い無しの回送として、東鹿越駅に着いて、始発??

  代行バス 東鹿越発
 
  8:09 新得行 
 12:05 新得行
 17:36 新得行
 19:55 新得行

  代行バス 東鹿越着 
  
  6:28 (新得発)
  9:02 (新得発)
 11:59 (新得発)
 15:03 (新得発) ←私が乗ったのはこのバス
 17:30 (新得発)
 19:48 (新得発)

 東鹿越駅を境にして、1日4本と、6本に分かれていました。滝川発新得行きは4本、新得から滝川行きは6本。どちらもバスと接続。

3年前もここでビデオカメラを忘れました

2017-11-01 00:17:24 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 落合駅を出た代行バス、今度は幾寅駅。いや~、この風景2年ぶりだなと思ったら、御嶽山噴火が起きた日だと覚えているので、調べてみたら、2014(平成26)年9月27日。あれれ?2年前と思っていたことが3年前ですよ??

 3年前と変わらない風景ですが、ただ、変わってしまったのは、鉄路。平成28年の台風により、鉄橋が流出し、もう汽車は来ない。

 幾寅駅は映画ぽっぽやのロケ地。そのときに使われたセットが現在でも展示されています。

 幾寅駅の中で1番忘れられない思い出。

 そこです!!ポストの下にビデオカメラを置きっぱなしにして、帰京。あとになってビデオカメラがない!!と自分で大騒ぎになり、電話リレーサービスを使って、公的機関(こーばんや、やくばのしゅえいさん)に連絡を試みるも、「官」の立場なのか、横柄な態度。歩いてそこそこの距離なのに、何で見に行ってくれないんだー!?と心の中で怒ったのも事実。1番よくしてくれたのは、幾寅駅に隣接する、NPO南富良野まちづくり観光協会。NPOとは、「特定非営利活動法人」。連絡を受けたらすぐ行動に移す。無事に戻れたのも、南富良野まちづくり観光協会のおかげです。
 スーパーおおぞら6号の車内に置き忘れたデジタルカメラも国鉄の「官」から離脱した、JR北海道なので、申し出があってすぐに業務連絡の無線を入れるなりにして、お客様の立場になり、迅速な行動。私も困っている人からの相談を受けると、すぐ可能な限り解決できる方法を見出すとか、そのように行動すると自負しております。「官」の反面教師を見て、わがふり直せ!
 同じ「官」でも、青ヶ島村だけは特別。2007年、「アイランドタイムズに出ていた、空中ベンチの場所ってどこですか?」と問い合わせたときに、と~っても、わかりやすく丁寧な対応をしてくださったのは今でも忘れられません。人をもてなす心はありました。

 幾寅駅の停車時間は短め、すぐに発車。次は、代行バスの終点、東鹿越駅。

友人からもらったものだ!

2017-10-31 23:30:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅


 オレンジカードがたくさん入っているファイルを整理していたら、こんなのが出てきました。
 17年前、私が買ったという記憶はなく・・・友人がこのあたりに行って、お土産にいただいたような???
 あれ以来から、ずーっと切符に引き換えることはなく、永年保存中。裏面は磁気情報、30から始まる番号。00東日本、10東海、20西日本、30北海道、40九州、50四国。JNR(国鉄)マークのオレンジカードも1度も使うこともなくそのまま。廣島鉄道管理局なのに、裏面は00となっているので、国鉄発行のものはすべて東日本に引き継ぎ。今でもオレンジカードが使える券売機に国鉄のオレンジカードを差し込めば、切符を買えることはできるが、国に納めたものなので、JR各社の収入はゼロなのかも知れない。

 オレンジカードで1660円区間とかの最高額の切符を購入し、途中駅の「みどりの窓口」で区間変更券の申し出。差額をクレジットカードまたは現金で支払えば、オレンジカードの消費は進むはずだが、途中駅での区間変更の申し出はしないほう。面倒くさいし・・・。
 根室駅の自動券売機は現金専用の食券型の置き換えられてしまい、オレンジカードは使えない。JR北海道はあれほどたくさんの種類を出しておきながら、新型の券売機に対応しないなんておかしい。JR四国も然り。旅先でオレンジカードが使える券売機なのか、ついチェックしてしまう。
 磁気プリペイトカードは残高がゼロになれば、捨てる。新しいカードを買って用済みなら捨てる。カードの材料となる資源の無駄。今のICカードは1枚さえ持っていれば、チャージして何度も繰り返し使える。オレンジカードは過去の遺産として、2013(平成25)年3月31日をもって、JR各社はオレンジカードの発売は終了。最初に発売されたのは1985(昭和60)年、関東の国電区間で先行導入。2年後のJRになって間もなく・・・自動券売機の置いていない田舎の有人駅でさえ、オレンジカード発売中!と宣伝。滝部駅、長門二見駅もオレンジカードを売っていたが、対応する券売機なし!!売りっぱなしで使えないとは無責任やな!と思っていたことも。

落合駅

2017-10-29 00:34:32 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
 「落合」という駅名は旧国名を冠した仙山線の「陸前落合」、木次線の終着駅と芸備線の駅でもある「備後落合」もあります。東京でも「落合」があり、JRではなく東京メトロの東西線。JR線で同じ漢字の駅名が2つ以上あると、区別するため乗車券に線名( )を冠して印字されます。例えば、新富士。根室本線と東海道新幹線の駅にあり、前者は(根)新富士、後者は(東)新富士。「落合」と名乗れるのはここだけ。
 13時58分に出たバスは、わずか1駅だというのに・・・14時38分頃到着。国道38号線で26.8キロもありました。5分くらい停車して、43分発なので、運転士さんに少しだけ降りて写真撮りたいですと許可をもらい出てみました。

 平成28年8月31日、台風10号が北海道に上陸し、線路が流出するなど被災。今も復旧せず、代行バスになっています。

 使われなくなった跨線橋にブルーシート。

 貫禄のある駅舎なので、昔は有人駅だったに違いない。

 なんと!ここでも富良野郵便局管轄っ!!本局まで50キロもあるのに、大変ですな・・・。

 JRバスではなく、ふらのバスに委託。1名下車。きっぷは駅のドア付近の集札箱に投函。新得駅で駅員さんが行き先を確認する改札をしているので、キセルされる懸念はなさそう。ふらのバスの運転士さんもJRから委託を受け、乗車券の回収や運賃の精算とかもしていたら、それなりの知識も必要になる。もし、無人駅の落合から乗って、となりの幾寅に下車したいときも無人駅。220円区間だけど、どうやって運賃を回収するのか謎。やはり、運賃の取りこぼしを防ぐため、車掌さんも乗務し、乗車券発行や回収をすべきでは・・・と思いますが、採算があわないだろうな。たぶん。

9%を一気飲みしたら・・・

2017-10-26 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
 帯広12時57分発。「いつもJR北海道をご利用くださいましてありがとうございます。この列車は特急スーパーおおぞら6号札幌行きです。停車駅は新得・トマム・南千歳・新札幌・終点札幌」とドア上部の流れる案内。「次は新得」という文字にはっとし、次の駅はもう降りなくちゃ!とさっき開けたばかりの9%チューハイを一気飲み。空き缶をゴミ箱に始末して、座席周辺はきれいになっているのを確認。少しずつチマチマと飲んでいたら、片手に飲みかけのまま持ち歩くのはみっともない。
 特急は西帯広に運転停車。時刻表では「レ」(通過)と表示されているにもかかわらず、停車。なるほど根室本線は全線「単線」なので、すれ違いのため。
 新得で降りなければならない理由は・・・

 経由が根室線・富良野線になっているため。スーパーおおぞらは札幌まで全線根室本線というわけではなく、新得で石勝線に乗り入れ、南千歳で千歳線を走行するパイパス的なもの。南千歳から夕張までは明治時代に開通されたものだが、夕張から新得間は険しい山脈が続くため、トンネルを貫通させるのに長年もの歳月をかけ、1981(昭和56)年に道東から札幌方面へのショートカット路線完成。開通する前までは、根室本線の滝川を経由していたため、道東から札幌方面へのアクセスはかなり遠回りにしていた。
 芽室(めむろ)駅通過。根から芽が出る表現でまるで「根室」と「芽室」は兄弟やな・・・と思ったら、9%のアルコールの効き目が強すぎたせいか、まぶたが閉じる。閉じていれば、もうこの先は爆睡するパターン。スーパーおおぞら号の揺れがまるで「ゆりかご」のようなので、いつの間にかに夢の世界に突入~!!夢の世界を楽しんでいるさなか、いきなり、肩に指で突っつくような感じでトントントン。はっとして目覚めた。寝ぼけていたのか「誰ですか?」とあたりを見回すと、特急は駅に停車中。「あっ!!そうだったけ!新得駅で降りなければ!!」と火事のバカ力を発揮し、上の荷台に乗せてあったスーツケースを引っ張り出し、リュックを背負って、そのドア閉まるの待てー!!と飛び降り。
 新得駅は釧路支社と本社の境界駅なので、ちょうど車掌さんの交代が行われ、新得駅から乗務する本社の車掌さんが指差し呼称。「しんとく」の駅名票を撮ろうとカメラを取り出そうとするが、ない!!!さっきの座席に置きっぱなしだ!!ドアが閉まる前の車掌さんに向かって両手を開いて大きく振るとかオーバーリアクションをすると、大きな赤っ恥になるし、定刻発車させるべきの特急を一時停車させるのも、迷惑がかかる。JR北海道だから何とかなる!!とここで冷静になり、ドアが閉まるのを見届け、ホームの安全を見守る車掌さんが目の前で通過。心の中で、「この車掌さんにお世話になります、よろしく頼むよ」
 新得駅の改札口で途中下車小印を押印。特急券に無効印(JR北海道は北海道の地形を象ったゴム印)を押してもらって、「ありがとうございます」と切符を返したときに、「あの~相談したいんですが・・・爆睡しておりまして、私の座った席にカメラを置き忘れたんです。業務連絡でもして、確保することはできます?」私はJRに勤めているわけではなく、社内用語の「業務連絡」という言葉は使わないはず。「はい、かしこまりました。もし、見つかったら、どのようにされますか?」この言葉からにすると、札幌駅の忘れ物センターへ取りに行くか、着払いで自宅まで送ってもらうかのどちらかになりそう?と思い、「自宅まで着払いでお願いします」「はい!」と奥に引っ込み、無線でおおぞら6号の車掌さんと連絡を取り合っているのであろう。しかし、この先ずっとトンネル区間が続くけど、ちゃんと無線は届くか?と頭をよぎったけど、わずか数分後・・・「カメラは見つかりました。お客様のおっしゃるとおり着払いで対応させていただきます」「よかったです!!これからも安心して旅を続けられそうです!!」駅員さん苦笑い。
 新得駅のてきぱきとした対応に感銘し、その後、御礼の手紙を出したところ、駅長さんから手紙をいただきました。今も大切にとってあります。


 根室で出会った人たちも心温まる対応、そして新得駅までも!!北海道は親切心に加え、人情厚いところなんですね。

 メインのカメラは札幌に行ってしまい、予備のカメラで撮影。それにしても、寝過ごさないため肩をトントン叩いた主は誰なのか、今でも謎です。

 新得から東鹿越までは線路流出による代行バスです。バスはJR北海道ではなく、地元のバス会社に委託。そのため、行き先を確認する改札実施。

 外国人観光客が増えているのか、多言語に翻訳された表示。

 バスの1番前の座席に座り、北海道の風景を堪能中。


 このような原風景が続くさなか・・・となりの駅、落合までなかなかたどり着かないのに気づく。次回に続く。

ついに帯広到着

2017-10-19 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 今日は波が高いな~と思ったら、恒例の記録(あおがしま丸)を取り忘れているのに気づき、スマホでチェック。7月22日(土曜日)も就航。今年の7月は時刻表通りでほぼ順調でした。ここは波が高くても、青ヶ島近海は凪いでいるってことですな~。
 白糠を出ると、次は古瀬。秘境駅としてテレビで紹介されたことはありますが、超高速で走行する車窓。駅名票が見えないほど通過しているので、わからなかった・・・。根室から釧路までの花咲線は各駅停車なので、駅に停まるたびに撮影していたが、ここは厳しい。

 北海道らしくのどかな風景が続きます。

 北海道の農産物といえば、コーンとポテト。生産量は日本一なので、ここでもじゃがいも畑なのかな?
 釧路駅で購入した、たらば寿司が美味しくって、9%のチューハイも1本飲み干す。9%はやはり強いな~という感じはあったが、意識はちゃんとあり、酩酊状態ではなかった。

 釧路を11時24分に出発して、池田には12時39分。距離は104キロなので、距離÷時間で速度を計算してみたら、83キロ。途中で1回停車しているので、平均85~86キロくらいかな。
 池田駅の前の駅は「十弗(とおふつ)」駅。10ドルとも読めるので、10ドルの駅と呼ばれているようです。1ドル≒112円(2017年10月18日)なので、日本円に換算すると1120円。

 ここは中川郡池田町。ここから分岐する廃線もあったけな?と調べてみたら、なんと10年以上前の2006年に廃止された、北海道ちほく高原鉄道でここから北見まで結ばれていた。距離にすると140キロ。歴史をひも解いていくと、もともとは国鉄の池田と北見の頭文字を合わせ、池北(ちほく)線。いったん、JR北海道に引き継いだが・・・わずか2年で第三セクターに転換。(1989年6月4日から)。それでも経営が厳しく、2006年廃線。
 厚床から出ていた、標津線もJR北海道に引き継いで1989年4月30日廃線。国鉄からJR北海道に引き継いだときの路線図はまだ網の目のようになっていましたが・・・本線のみ残し、スカスカな状態。留萌本線でさえ、留萌から増毛間も廃線。

 池田駅を出たあと、駅弁の箱と空き缶をゴミ箱に捨て、席回りをきれいにすっきり!!ここでもう1本。同じ9%の缶を開けた。

 池田を出発してわずか20分後の12時56分、おびひろ~!!道東の銘菓、六花亭の本家です。帯広と言えば、数年前、日高本線のレールが流出される前全線乗車。様似から襟裳岬までバス、廃線になった広尾線を沿うように走るバスで帯広といった旅で来たことがあります。

 根室本線のキハ40 777が!!!北海道に来るたびに何度も見かけたのに、まだ乗ったことはないんですよ。根室本線は台風によるレール流出により、新得で分断されてしまいましたが、分断された東側に777号機がいるってことは、根室まで走れる。新得に着くのは、13時30分。もうそろそろ着くので、池田で開けた9%の缶を一気に飲み干し。トイレに行ったついでに空き缶をゴミ箱へ。

スーパーおおぞら6号はキハ283系

2017-10-16 00:17:46 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 日本最東端の自動改札機を試してみたくて、根室→【区】東京都区内の乗車券と合わせて挿入。2枚ともパンチ穴を開けて、入鋏済!!根室駅でスタンパーでで改札を受けたのに、パンチ穴を開けられては二重入鋏になってしまいます。改札機に挿入すると、瞬時にピッと吐き出されるまでの内部のプログラミング・フローチャート。「当駅から有効のものか→Yes」「日付は有効期限内か?→Yes」「入場記録は有るか→No」でパンチ穴。首都圏の改札機だとさらに厳しい。下車時に「自動改札のある駅から乗車か?→Yes」「入場記録はあるか?→No」だと、通せんぼ。扉は閉まります。「近距離切符なのか?→Yes」「入場してから〇時間以内なのか?→No」だったら、通せんぼ。千葉から蘇我までの190円区間の切符を買って、東京駅のエキナカで友人と3時間も食事会。東京の改札を出ないで蘇我に戻り、190円の切符で出ようとしても改札機が「乗車してから5時間過ぎている。怪しい」と扉が閉まり、通せんぼ。切符に発売した時間も刻印されており、数時間前のもの。わずか数分で行ける距離なのに、かなり経過していため、改札機が不正乗車だと判断されたらしい。駅員さんに東京駅のエキナカで食事しましたと事情を説明して、有人改札から出場。総武線・京葉線は大都市近郊区間に含まれており、どんなルートで向かうか、利用者の自由に委ねられています。大回り乗車でも認められ、エキナカで長時間食事して、戻っても合法。
 えきねっとで予約したものを根室駅で引き換えたんですが・・・山口県の岩国駅発行になっている理由はJR西日本は旅客営業規則 第20条駅において発売する乗車券類は、その駅から有効なものに限って発売する。ただし、次の各号に掲げる場合は、他駅から有効な乗車券類を発売することがある。 (1)指定券と同時に使用する普通乗車券を発売する場合。
 JR西日本のMV機(みどりの券売機)も、他駅発の乗車券のみだけでは売ってくれない。他駅でも特急と絡んでいれば、発券可能。マルスの機能としては、全国どこからでも好きな駅から好きな駅まで瞬時に発券ができるはずだが、JR西日本は旅客営業規則第20条を遵守しているため、岩国駅で根室から東京行きの乗車券に、特急指定席券とセットで買わないとダメ。1番甘いのはJR東日本とJR北海道のMV機。変な駅から変な駅行きとか自由自在に購入可能。セットで買うときにトロッコ列車もついでにリクエスト。岩国駅の女性窓口氏はかなり丁寧な対応。進行方向に向かって、どの席にしたいですか?と聞かれ、スーパーおおぞらは海が見える席にしたいと申し出。時刻表巻頭ページの路線図と各列車の座席表なるものをチェックし、釧路から札幌方面だったら、A席と操作して発券。

 新得まで2時間お世話になります!!283系はスマートな体型。

 見た目、新型特急なのに2001(平成13)年製造。えー、もう16年も経っているんじゃないですか!?

 釧路から札幌まで石勝線経由で348.5キロ。東京からだとすると、348.5キロは愛知県の大府あたり。北海道はスケールがでかいです。283系はディーゼルでありながら札幌までの要所時間は4時間20分。東京-名古屋の「ひかり」は2時間なので、相当速いと言える。
 「本日もJR北海道をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。当列車の停車駅は白糠・池田・帯広・新得・トマム・南千歳・新札幌・終点札幌です」とドア上部の電光案内表示にそのような流れる文字。

 平成13年、16年前とは思えないほど新しいんだけどな・・・。

 指定席はガラガラ。自由席にすればよかったけれど、JR西日本の決まりでは他駅発の乗車券は「指定席」とセット。
 釧路を出た特急は次々と途中駅を通過するが、駅名が読めないほど猛スピード。

 最初の停車駅、白糠駅。

 大きな駅ですね~!!

 海が見えました!!時計を見ると12時なので、ちょうどランチ。

 真っ昼間から9%のお酒ですかい!?旅行中だと、気分も開放しすぎる。これがあとになって命取りになるとは思いもしなかった。

道東最大都市の釧路

2017-10-12 00:15:37 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 ずーっと昔、クルマで釧路を通ったということは、おぼろげな記憶はあります。なーにもない北海道の湿原が続くさなか、忽然と現れる大都市。釧路市は釧路総合振興局や道の出先機関、そして最東端の都市銀行(みずほ銀行)、JR北海道釧路支社、釧路運輸支局など道東エリアで中心な役割を担っている街です。
 根室も「釧路」ナンバーでしたが、稚内はなんと250キロ離れた「旭川」ナンバー。「地域内に複数の自治体があり、登録数がおおむね5万台を超え、地域名の表示が一定の知名度を持つこと」を条件としているので、稚内市と周辺の市町村と合わせ、5万台を超えそうなので、最北端を誇る「稚内」ナンバーや最東端の「根室」ナンバーでもできるんじゃないかな。周辺の市町村が「ご当地ナンバーの導入」の動きを!!
 ちなみに東京から1000キロ離れた小笠原村や絶海の孤島の青ヶ島村も「品川」ナンバー。中央区や渋谷区、港区など都心にクルマを持っているってことは富裕層の人たちなので、憧れてしまいますが、小笠原村や青ヶ島村に住んでいて、クルマも持っていれば「品川」ナンバーになるので、富裕層の仲間入り!

 東京のような派手さはありませんが、エキナカ。切手・コイン店が気になり入ってみたら・・・どの切手でも額面割れ(表示された額面より少し割り引いているもの)ではなく、プレミアムがついているものばかり。チケットショップだったら、大昔の記念切手でも額面割れで販売しているけど、こちらは指紋1つも付かずにきれいな装丁で陳列されている切手商なので高いのは当然。自宅に変な切手ばかり在庫してあって、切手商に売ろうと思っても保管状態が悪かったり、裏面まで厳しく鑑定され、指紋がベタベタなので、ダメですと買い取ってもらえないけれど、チケットショップならすんなりと買い取ってもらえる。しかし、額面の70%。100円切手を10枚持っていっても、700円。額面通りに使えるとしたら「ゆうパック」しかない。今まで収集したものは、もっぱら「ゆうパック」に貼付。変な切手ばっかりで数えるのに手間取ってごめんなさいね・・・。

 次に物色したところはスーパーおおぞら車内でいただく、駅弁を物色。

 せっかく遠いところへ来ているので、お財布のひもも緩みやすい。1番高いやつの「たらば寿司」に決まり!!
 駅弁売り場にお酒がなかったので、エキナカのセブンイレブンへ。
 北海道限定のサッポロクラシックはあったけれど、たらば寿司のごはんを食べて、ビールとは炭水化物の摂り過ぎ(っていうか・・・今はもうかなりデブになっているので、そこまで計算しなくてもいいじゃない)サッポロクラッシックに糖質ゼロやプリン体ゼロのものがあれば迷わず買えたのにな~と無糖DRY9%の文字が躍っている「ウィルキンソン・ハード」刺激、強め!パッケージのデザインを見ただけで、これは飲み心地が良さそうと同じものを何本も買い物かごへ。9%とわかっていても、したたかな性格な自分に驚愕!!これがあとになって大きな失敗を仕出かすということもつゆ知らず購入。

 これも最東端のMV50型。JR東日本の「えきねっと」も一緒なので、そのような表示も出ています。乗車券のみでも、東日本と同じ仕様なので、全国どこからでも好きな駅から好きな駅まで購入可能。東海、西日本、四国は不可。九州は可能だけど、日付の指定は不可。発売当日から有効。日付を指定して下車駅周辺の切符をあらかじめ用意しておくと、自動改札機をごまかすキセルもできてしまう。九州はそれを見込んでMV機にセッティング。1番甘いのは東日本と北海道のMV機。利用者のモラルに委ねるしかないです。

 JR九州のMV機は1ヶ月後の6月16日を指定しても不可。原則として発券した日から有効。購入したのは19時頃、当日中に小倉から小幌に移動するのは物理的に難しい。

ついに釧路到着~!!JR花咲線全線乗車

2017-10-09 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
 根室駅至近で1番快適なホテルとされている、イーストハーバーホテルで泊まって、バイキング形式の美味しい朝ごはんをたらふく食べて・・・最東端の「みどりの窓口」でえきねっとで予約した特急券等を発券。当時は旧式のMR32型だけど、JR北海道は次々と最新型のMR52型の更新中。早く改札に入りたいと突破を試みるも、「10分前に改札を行いますので、しばらくお待ちください」と「10」のジェスチャー。

 根室駅のMR32型(2017年7月22日現在)
 8時22分発のキハ54 518号に乗車。1人の運転士さんが休憩もなく、135.4キロをぶっ通しで運転し、10時45分、釧路到着。

 根室からずーっと、お疲れ様でした!!

 気になる臨時列車見っけ!釧網本線を走る、くしろ湿原ノロッコ号。行き先は、塘路(とうろ)。わずか27.2キロ、乗車時間は48分。当初計画では、この列車、と思っていたけど、短いからパスにして、もう1つ狙っている富良野ノロッコ号のほうが54.8キロを十分楽しめる。

 釧路発根室行き快速ノサップ号はキハ54 514が担当。11時12分に発車して、根室には13時22分到着。快速だから、2時間10分。各駅停車は2時間23分。わずか10分の差だから、一部の駅を通過せず、全駅停車がいいのに。

 最東端の自動改札機。JR花咲線で裏面に黒い磁化券が発券されているところは根室・厚岸の2駅しかない。ほとんどは自動券売機のない駅なので、ワンマンカーの乗車時に受け取る駅名入りの整理券で清算なので、有人通路で並んでいます。

 次に乗る列車は「スーパーおおぞら6号、石勝線経由札幌行 11:24」。まだ30分以上ある。わずか30分なので、駅周辺か構内で滞在するしかない。


 根室駅は中に蛍光灯が入っているタイプのものだけど、釧路駅はLED化。LEDはわずかな消費電力でかなり明るい光なので、我が家もLED化。しかし・・・昔の人間、白戸次郎さんはLEDランプはいまだに細い電線でできているフィラメント方式だと思っている。LEDが現代の高度技術により、少ない電力で明るく見えるように工夫されていると説明しても難しい。

 この切符なら釧路の自動改札機は通れるはずだけど、「釧路」の下車小印が欲しいので、改札機は通らず有人窓口で。ごちゃごちゃになっていて見づらいけれど、どこか釧路の文字は入っているはず。見つけられたかな。

 東京だと、IC交通カードをタッチ、磁化券切符も当駅発ならパンチ穴を開けて扉を開ける。下車客もIC交通系カードをタッチしただけでも、乗車駅と下車駅の運賃を瞬時に計算し、扉を開ける。残高不足や運賃不足、区間外なら通せんぼ。常時作動しているのに、こちらの改札機は人が来るのを待ちぼうけにしている感じ。

 みどりの窓口は長蛇の列。最新型のMV50型(顧客が自分で操作して指定席券等を発券)が置かれてあるのに、誰もさわりたがらない。道東という土地柄、自分で操作して発券するよりも窓口で希望する列車を申し出、対面発売のほうが確実だからでしょうか。

 釧路駅舎。根室も駅前周辺は都会を形成。しかし、都市銀行はなし。釧路に来れば、みずほ銀行釧路支店あり。沖縄の那覇支店や東京諸島の大島・八丈島特別出張所もある。

JR花咲線イベントの様子を新聞に掲載

2017-10-08 22:04:16 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
【毎日新聞】のネットニュースより転載

(ここから)

JR花咲線
.3分の列車の旅 乗車体験 根室 /北海道

毎日新聞2017年10月8日 地方版

「ひと駅乗車体験」で東根室駅に下車する参加者

JR花咲線の利用促進に向けた「わくわく花咲く!ふれあいレールフェス2017」が7日、根室市で開かれた。JR北海道の路線見直しで、花咲線は「単独では維持困難」と位置づけられており、根室市観光協会(小林茂会長)が有志の協力を受けて企画した。

 「ひと駅乗車体験&ガイドウォーク」と銘打ったイベントでは、人気アニメ「ルパン三世」の登場人物が描かれた根室駅発のラッピングトレインに鉄道ファンら36人が乗り込み、「日本最東端の駅」として知られる東根室駅まで、わずか3分の列車の旅を楽しんだ。

 参加者は下車後、逆ルートで根室駅までの約2キロを散策。ガイド役の鉄道ファン、鈴木一雄さん(44)と根室高1年の綿井俊太さん(15)が根室駅が開業した1921(大正10)年以降、「日本最東端の駅」が4回も動いた歴史を丁寧に解説。半世紀前まで存在していた臨港鉄道跡地などを雑草をかき分けながら歩き、「日本・アジア最東端の東根室駅に到着したことを証明します」などと書かれたオリジナルの到着証明書を受け取った。

 根室市立北斗小3年の田中健人(けんと)さん(9)は「東根室駅で降りたのは初めて。元の線路跡を歩いて楽しかった」と話した。【本間浩昭】
(ここまで)

 ネットニュースは期間が過ぎると消滅するので、永遠に残せる魚拓として、ここに掲載します。
 東根室駅はアジア最東端の駅。東根室駅から国際日付変更線までの間に鉄路がありません。世界極東の駅。最東端の駅が4回動いたという歴史は・・まずは今の根室駅が開業したのは歴史がとても古く、1921(大正10)年8月5日開業。これが1回目の最東端の駅。
 その後、納沙布岬に向かう根室拓殖鉄道開業。営業中は歯舞(はぼまい)駅が最東端の駅に認定されたのが2回目。昭和34年に廃止されたので、根室港駅が最東端の駅として譲ったが、3回目。昭和40年9月30日に廃線になってしまったので、昭和36年に開業した東根室駅が4回目の最東端の駅として認定され、現在に至っている。
 私が調べたものだけど、合っているかどうか、ガイド役にチェックしてもらわないと・・。

もうすぐ釧路・・・JR花咲線の旅は終焉に

2017-10-06 00:06:15 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 上尾幌駅は、本家(尾幌)のダルマ駅舎(貨物の車掌車を改造したもの)よりも立派じゃないですか!?
 「上(かみ)」の付く駅名で忘れてはならないのは、1日1本しか停まらない白滝シリーズのうちの「上白滝」駅。本家の「白滝」のみ残し・・・・



 「上(かみ)」「下(しも)」「奥(おく)」「旧(きゅう)」は、利用者減少に伴い、駅舎を維持するだけでも赤字になる理由により、北海道新幹線が開業した日(2016.3.26)に全滅。1932(昭和7年)に開業した時の原型を留めていた駅なのに、もったいない。
 オボロ、カミオボロとともに永遠に存続できますように・・・。

 次は、大分の別府(べっぷ)を連想してしまいそうな、別保(べっぽ)。ぱぴぷぺぽ。山の谷間にあるような駅に1名の乗客。このように花咲線を使っていただくことにより、廃線に追いやられることはないでしょう。

 キハ54は民営化になる前に国民の税金でディーゼルカーを量産したものですが、基本的にマニュアル。今の最新鋭ディーゼルカーはオートマ。もっとも難しいマニュアルは、蒸気機関車のデコイチ。鐡道時計を見ながら動力は蒸気の力。スピードのコントロールも機関士の技量に任せられ、時刻表通りに次の駅に停車しなければならない。今のオートマに比べると相当な技だと言える。

 「ぽ」を「ぷ」に書き換えていれば、大分県のべっぷ!

 別保を出て、次は・・・「むさ」。まるで「むさ苦しい」の「むさ」かと思ったら、漢字は「武佐」になります。


 武佐のとなりは「ひがしくしろ」。根室からずーっと続いていたキハ54 518の旅はまもなく終焉・・・。

 釧路都市圏なので、利用客はかなりいました。

 東釧路駅もかなりたくさん降りて行かれました。ここは釧網線への分岐駅になります。地図では、網走まで目の先だと錯覚してしまいそうですが・・・東釧路から網走までなんと166.2キロもあるんですよ!北海道の地図を見ただけで、札幌と旭川は目の先、札幌から函館までって大した距離ではないだろうと錯覚してしまうのは何故でしょうかねぇ??次の記事は、終点、釧路。

【動画】糸魚沢~厚岸間の海岸

2017-10-03 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 北海道らしく、自然のままの荒野がずーっと続く風景。厚岸(あっけし)に近づくと太平洋に面した海岸沿いを走行するようになり、思わず動画撮影。厚岸といえば、牡蠣の名所です。撮影したのは7月22日ですが、今が旬になっています。
 今年度(2017年)の厚岸牡蠣まつりは、9月30日(土)から10月9日(祝・月)まで。
 もう1つのイベント・・・
 10月7日(土曜日)の根室駅待合室でイベントが行われます!


 北海道の根室市観光協会と、根室市民の有志団体「夢空間☆花咲線の会」「ノース」は10月7日、根室本線(花咲線)根室駅で「わくわく花咲く!ふれあいレールフェス2017」を開催する。開催時間は10時30分から16時30分まで。

根室駅は日本最東端の有人駅で、根室本線の終点でもある。そのひと駅手前には、日本最東端の駅・東根室駅があり、このイベントでは地元の鉄道愛好家のガイドにより、東根室駅までの乗車会が開催される。

乗車会は、根室駅に10時45分に集合。11時に発車する列車に乗車し、東根室駅到着後は徒歩で根室駅に戻る。東根室駅までの乗車券を購入すれば、自由に参加できる。

このほか、東根室駅の到着記念証明書配付や、「わがまちご当地入場券」001・002番の展示、国鉄制服コスプレ体験撮影なども行なわれる。
 
 このイベントの発起人は こちらのブログに掲載しています。 夢空間 花咲線の会

小幌の1字違い

2017-09-29 00:09:14 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 根室からついに100キロ超えてしまいました。1時間50分、気が付けば102.9キロ。尾幌駅です。なんと乗客が1名いました!!
 日本一秘境駅だとテレビで何度か紹介されている小幌の1字違いです。

 ここでも秘境駅かな~?と思い、グーグルマップで周辺の様子を確認してみると、駅前は雄大な空き地になっていて、その奥に尾幌集落。なんと!根釧道路(国道44号線)との交差点で24時間営業のセブンイレブンもありますっ!!あたりは何もないところであっても、幹線の根釧道路があるので、深夜でも買い物客はいるかも知れない。自宅の近くにコンビニがあっても、深夜1時や2時に買い物、ということは滅多にない。

 小幌駅はクルマで来訪するのがとても難しく、駅に降りるのに鉄道しかないけれど、1字違いの尾幌駅はクルマを停められる空き地あり。駅から真っすぐ歩けば、尾幌郵便局もありました。

 次は上尾幌だと知ったときは、2~3キロ先なんだろうと思ったら、駅と駅の間がとても長い。9.2キロ先で要所時間は9分。
 JR花咲線
  根室から厚床まで  根室市 44.9キロ。
  厚床から糸魚沢まで 浜中町 33.3キロ。
  糸魚沢から上尾幌まで厚岸町 33.9キロ。
  上尾幌から別保まで 釧路町 14.7キロ。
  別保から釧路まで  釧路市  8.6キロ。
 合計            135.4キロ。

 ここまで来ると終点まで残り20キロ・・になってしまいました。

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