氷菓 第21話「手作りチョコレート事件」
今回こそは苦いだろう!と思ったら若干甘さが残っている改変が行われた模様です。千反田が真相を知る事、里志が摩耶花に電話をかけたことなどは原作からの追加っぽいですね。あの苦さも良かったのですが、こちらの改変も十分考えられる内容ですので、良かったかなと。ただ里志と摩耶花の件についてはもっと深く知りたいところです。概算の説明だけじゃ、私、物足りないです!
さて今回は里志と摩耶花とチョコレート。こだわり続けていた里志はこだわるのをやめた。けれども摩耶花にはこだわっても良いのか。自分の信念を、ポリシーを曲げるかどうかの瀬戸際に立たせるくらい大切な人と出会った里志。好きなら付き合えば良い、好きなんだから特別扱いしても良いと思ってしまうのは、私が里志ではないからでしょうね。
「摩耶花にこだわりたいからこだわる」。けれども、そこに摩耶花はいるのか。1年間、もしくはそれ以上待った摩耶花に対し、そんな答えでは彼女を傷つけてしまうでしょう。散々回答を待った後に「付き合いたくなったから付き合ってください」なんて回答されたら嫌ですしね(汗。相手をどのように思っているのか、自分自身の気持ちだけではなく、摩耶花の思いにどう里志が応えるのか。
次回は「遠回りする雛」。さぁ、ショータイムだ!
今回こそは苦いだろう!と思ったら若干甘さが残っている改変が行われた模様です。千反田が真相を知る事、里志が摩耶花に電話をかけたことなどは原作からの追加っぽいですね。あの苦さも良かったのですが、こちらの改変も十分考えられる内容ですので、良かったかなと。ただ里志と摩耶花の件についてはもっと深く知りたいところです。概算の説明だけじゃ、私、物足りないです!
さて今回は里志と摩耶花とチョコレート。こだわり続けていた里志はこだわるのをやめた。けれども摩耶花にはこだわっても良いのか。自分の信念を、ポリシーを曲げるかどうかの瀬戸際に立たせるくらい大切な人と出会った里志。好きなら付き合えば良い、好きなんだから特別扱いしても良いと思ってしまうのは、私が里志ではないからでしょうね。
「摩耶花にこだわりたいからこだわる」。けれども、そこに摩耶花はいるのか。1年間、もしくはそれ以上待った摩耶花に対し、そんな答えでは彼女を傷つけてしまうでしょう。散々回答を待った後に「付き合いたくなったから付き合ってください」なんて回答されたら嫌ですしね(汗。相手をどのように思っているのか、自分自身の気持ちだけではなく、摩耶花の思いにどう里志が応えるのか。
次回は「遠回りする雛」。さぁ、ショータイムだ!
里志は結論を出さずじまいでしたが、アニメ版の里志は摩耶花に電話をかけていました。どんな感じのやりとりがあったんでしょうねぇ。
えるも摩耶花から真相を告げられて、天文部員への誤解も解けました。「ケーキ食べに行こう!」 「はい!」。
この辺り原作ではほろ苦さというか、どん詰まりな後味の悪さもあったので、この改変は救いがあってよかったと思います。
結局里志は今回も返事をすることから逃げてしまいました。答えを「保留」したといえば聞こえはいいですが、まぁ逃げたのと同義ですよね(汗)
少なくとも1年は待った摩耶花に対し、「保留」延長は失礼だったかなと。しかも疎遠になっていたのならともかく、部活で一緒だったわけですし…。結局里志は自分に自信がなかったのかなぁ。自分が摩耶花と釣り合っているのかが不安だったのかも。
それでも里志を見放したりしない摩耶花は健気なものです。待たされるのって決して楽じゃないはずなんですけど…待つだけの価値があると里志のことを認めているんでしょうね。
奉太郎に関しては、えるを泣かせる奴は里志でも許さん…って感じですかねw 「やらなくていいことはやらない」という奉太郎ですが、えるを助けることは彼にとっていつしかやるべきこと…あるいはやりたいことになった、ということなのかもしれません。
今回の奉太郎はかっこよかったです。
次回は最終回っすか。うう…(´;ω;`)
>この辺り原作ではほろ苦さというか、どん詰まりな後味の悪さもあったので、この改変は救いがあってよかったと思います。
個人的には原作を読んだ時に「奉太郎でも全てが解決できるわけではない」「何もかもが上手くはいかない」といった感じがして、あれはあれで好きでした。もちろん、この救いのある終わり方も好きですけども。
>それでも里志を見放したりしない摩耶花は健気なものです。待たされるのって決して楽じゃないはずなんですけど…待つだけの価値があると里志のことを認めているんでしょうね。
同じ部活で、近くにいて、それでいて返事を待ちながら1年間を過ごす。里志の言うように、本当に良い子ですね、摩耶花は。データベースは結論を出せない。
演出とオリジナル場面の影響で、えるの内面がただ漏れですね。お中元の場面で奉太郎に対してえるに準ずる影響力を持つ入須先輩がチョコを渡してきたらどんな反応をしたのかが私気になります。
ハイライトの消えた瞳で「良かったですね。折木さん、ちゃんと味わって食べないといけませんよ」と言ってきそうな気がしませんか?
>ここら辺の結晶の形成と温度関係を利用した物質特性の操作という技術は金属なら「焼きなまし」「焼き入れ」チョコなら「テンパリング」と言った具合に人生を捧げなければ究められない技術だったりします。
初めて聞く技術です。そういった職人技を間近で見てみたいものです。
>演出とオリジナル場面の影響で、えるの内面がただ漏れですね。お中元の場面で奉太郎に対してえるに準ずる影響力を持つ入須先輩がチョコを渡してきたらどんな反応をしたのかが私気になります。ハイライトの消えた瞳で「良かったですね。折木さん、ちゃんと味わって食べないといけませんよ」と言ってきそうな気がしませんか?
原作読んでると内面をここまで感じないので、やはり映像がつくと違うものだなと思いました。奉太郎がチョコを受け取った際の千反田の反応は、ちょっと怖いですね(汗。その後のホワイトデーでも「ちゃんとお返ししなければなりませんよ」とか言ってきそうです。