ひびレビ

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「ルパン三世 グッバイ・パートナー」を見て

2019-01-26 09:01:41 | 2019年アニメ
 先日の金曜ロードショーで放送された「ルパン三世 グッバイ・パートナー」を見ました。6年ぶりのオリジナルストーリーとのことですが、合間にpart4や5が放送されていたので、そこまで久しぶりという感じはしませんでしたね。

 
 いつものように悠々とお宝を盗み出したルパン三世。だが「ルパンの成功は銭型警部の手引きによるもの」というあらぬ噂が広まったがために銭型警部は逮捕され、ルパンも銭型警部がいなくても盗みだせることを証明するべく、スーパー量子コンピューター完成の鍵となる「タイムクリスタル」を盗み出すことに。
 果たしてタイムクリスタルは盗み出せたものの、長年の相棒・次元大介の裏切りによってルパンは撃たれ、タイムクリスタルは奪われてしまう・・・


 といった感じのストーリーですが・・・まぁ、ショパン・コンクールのファイナリストに選ばれた女の子・アリサの登場で薄々「あ、これ次元の知り合いの女性の娘さんだ」と予想がついたため、裏切りもそのためなんだろうなーと予想はつきました。「ルパンの長年の相棒が敵に!?」という驚きはありましたが、一方で長年の相棒だからこそ、明確に状況を伝えずとも意志が通じ合う。そんな関係性も見られたので良かったです。
 ただ、思っていたよりも裏切り!?⇒真相発覚⇒再び相棒にという流れが早かったなーと。てっきりもうちょっと後まで引っ張るものだとばかり。そのため、もう裏切ってないことが明確になった終盤のテロップで「ルパンの相棒・次元大介が敵に!?」と出ていたのが何とも・・・(苦笑。
 
 「それでも困ったことがあったら、必ず俺が駆けつけるから」「って言っても、俺ができることなんて銃をぶっ放すことぐらいだけどな」かつて、そう言って1人の女性と別れた次元。
 詳しくは語られませんでしたが、アリサの母・ライリーと良い関係にあったけど、一方でライリーは別の男性から求婚されて、次元は自分が叶えられないライリーの夢「子供と一緒にピアノを弾く」が、自分には叶えられないことを知っていたから「いい指輪じゃないか。はめて見せてくれよ」と一言。渋いねぇ・・・次元は本当にカッコいいですねぇ・・・
 ライリーはその男性のことも、次元のことも大事に思っていたから、次元に止めて欲しかったんでしょうね・・・次元の仕事が仕事なだけに、ずっと一緒にいることは出来なかったでしょう。けれども「たくさんの小さな思い出」がきっとそこにはあったはず。でなければ、指輪を次元に投げようとしたりしないでしょう。


 それでも何かあったら守ると約束していたものの、守れずにアリサは両親を失い、そして今回タイムクリスタルを巡る陰謀に巻き込まれてしまう羽目に。

 で、そのアリサなんですが・・・・・・超可愛いですね!(笑。出てきた時からヤベーイ可愛さだと思ってましたが、全編通して可愛くて、母との夢を叶えようとする真っ直ぐな女の子で、とても好感が持てました。彼女に次元とライリーとの関係が明かされないのもまた良かったですし、不二子が深く突っ込まないのも良かったですね。

 関係性を明かした際に「ライリーの娘だから助けた」とアリサが思うとは思えませんが、次元はわざわざ関係を話して恩を感じさせることをする人物ではないでしょうし、それに次元に深く関われば、また何かの事件に巻き込まれるかもしれない。だから「困っている女の子を助けた」と、それだけで良かったのでしょう。
 困っている女の子・アリサに対し、次元が披露したのは、何とかつてルパンがクラリスに披露したあの手品!上手くいきませんでしたが、あの一連の流れが凄く好きです。感動のあまり思わず涙腺が緩んでしまうくらいでした。あれを次元がやるってのがまた良いよね!

 「あなたを守る」。そんな花言葉も持つ花・カランコエを握り締めるアリサ。次元はかつて果たせなかった約束を、ようやく果たし、そしてこれからも人知れずアリサを守っていくのでしょうね。


 後半は今回の黒幕であるロイが操るスーパー量子コンピューター&最新AIエミルカとの戦いが待っていました。デジタルでもアナログでも瞬時に対応してしまうエミルカは恐ろしい存在ではありましたが、ここら辺の戦いはもうちょっとルパンと次元の相棒で突破!という感じが欲しかったです。協力してはいたものの、もっとこう・・・!あのシンプル極まりない方法で状況を打破する感じは好きですけども。

 その戦いの中、何とか状況を打開しようとするルパンファミリーとアリサ。そこで印象的だったのが五ェ門と斬鉄剣の関係性でした。
 エミルカは「斬鉄剣では壁を切れないはず」と分析したにも関わらず、五ェ門がそれを成し遂げたのはひとえに五ェ門が斬鉄剣と向き合い続けているからこそ。当たり前といえば当たり前なんですが、いくら斬鉄剣が凄まじい切れ味を誇る武器であったとしても使い手がそれに見合う人物でなければ宝の持ち腐れなんですよね。よくある「弾丸を全て切り落とす」というのも、五ェ門の身体能力あってこそなんですよね。決して「斬鉄剣が強いから五ェ門は強い」のではないのだと、改めて認識させられたシーンでした。 
  

 そしてルパン。次元が愛用しているマグナムを、メンテナンスとはいえ誰かに預けることはしない。渡されたライターにめり込んだ弾丸を頼りに黒幕にたどり着く。上でも書いてますが、そうした言葉で説明されずとも、言葉の端々や行動から次元の真意を見抜くのは、さすが長年の相棒だなと。
 黒いジャケットに身を包み、いつもより渋い感じのするルパン。警察の包囲網をあっという間に崩す様や、ロイの護衛が持っていた拳銃を瞬時に分解して無力化する様がとてもカッコよかったです。拳銃の分解シーンはあまりの早業に目を見張りました。そこからの次元との打ち合わせ無しでの逆転劇もまたカッコいい・・・!


 スーパー量子コンピューターをもってしても計り知れない人間独特の「揺らぎ」や「可能性」が見出す世界。人間を学習し、争いをやめたエミルカはどこかへ旅立っていったとのこと。途中、ドローン以外にも人間の体と思しきものを作っていましたから、恐らくそちらへ意識を飛ばしたんでしょうね。
 で、アリサのコンサートの最後列で、何気に功労者であるカトーと一緒に音楽鑑賞していたっぽいです。それは音楽鑑賞であり、ひいては人間の学習でもあって、どうすればこの星を守れるのかを今も考えているのかもしれません。


 昔懐かしのテレビスペシャルのように「会いたかったぜ、次元!」と次元の昔なじみである銃火器マニアが出てくることもなく、対五ェ門用の敵が出てくることもなく。あれはあれで好きでしたが、今回のように渋い感じもまた良かったですね。後半ちょっと落ち着いちゃったかなとも思いましたが、アリサが可愛かったので問題なし!あと不二子の変装もいつもより数割増しで美人だったので良し!(笑。


 「グッバイ・パートナー」は、ルパンと次元の別れを意味しつつも、次元とライリーの別れの意味合いもあったのかなと思ったところで、感想はここまで。ありがとうございました!
 ・・・ところで、どうしてもこのサブタイトルって考えちゃうことがありまして・・・作品の最後にそんな発表があったりするんだろうかと不安になりましたが、とりあえず何も無くて一安心でした。

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