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ひびレビ

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ウルトラマン80 第36話「がんばれ!クワガタ越冬隊」

2020-12-05 08:07:50 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第36話「がんばれ!クワガタ越冬隊」

 ちょいちょいセリフ回しが面白い第36話は、そのまんまクワガタを越冬させようとする子供たちの物語。

 まずはオオヤマキャップ。厳しくもあり隊員たちを家族のように大切に思う優しい人物という印象を抱いていました。が、今回は「逆転現象」による蜃気楼と思しきドームが丘の上に出現した際には「突っ込め!」と命じていました。そこはこう、何か発射するとかでも良いのでは…(汗。
 とはいえ隊員たちを心配していたのも事実で「びっくりさせるなぁ…」と安堵していました。その後セラから「突っ込めって言ったのはキャップですよ!」と突っ込まれて「…ひどいキャップだ」と返すのは上手いというかなんというか(笑。
 これで終わりかと思いきや、その後クワガンダが出現した際には「濃い蜃気楼かもしれない」「インドネシアやボルネオに生息しているクワガタの蜃気楼かもしれない」と言い出す有様。ここら辺のやり取り、BGMは緊迫しているんですけども、コントにしか見えませんでした(笑。まさかあれほど頼もしかったオオヤマキャップに対して「キャップはクビですよ!」という言葉が飛び出て来るとは思いもしませんでしたね。

 UGM隊員もいつになく明るく、脱出した後に「UGMのお兄さん!」と助けを求められると「お!君たち良い子だなー!おじさんつったら返事しなかったぞ!」と返したのには、思わず吹き出してしまいました(笑。
 そして80もクワガンダと戦っている最中に唐突に握手を申し出て拒否され、悔しさのあまり地面に拳をたたきつける様が描かれていました。ここら辺、80=矢的猛なんだなと感じる一コマではありましたが、たまたま良い位置に生えていた木がちょっと可愛そうでした(苦笑。

 で、当のクワガンダはといえば、元はアッちゃん少年が越冬させようと大事に育てていたクワガタ。それを山ちゃん少年に貸して欲しいと言われたところ、山ちゃん少年の母親が虫嫌いだったために悲劇的な結末をたどることに。
 それについてアッちゃんに謝る山ちゃんを見て「何だ、ちょっとジャイアンっぽい感じもあったけど、良い子じゃん!」と思っていたのも束の間、動かなくなったクワガタをアッちゃんの手のひらに乗せるわ、「ま、仕方ないよ。生きるものは必ず死ぬんだ。なんまいだなんまいだ」とサラッと言い残して去っていく…これはアッちゃんが怒るのも無理はないわ…単語は出てきませんが、クワガンダもマイナスエネルギーによる産物なんですかね。


 ともあれ何だかんだで一件落着した今回。前回がシリアスな話だっただけに、笑いどころも多く、振り幅が凄かったです。で、次回はバルタン星人久々の登場!予告では初代ウルトラマンや帰マンのみならず、ウルトラマンジョーも苦しめたことが語られていました。ジョーってジョーニアスのことか…特撮のみならずアニメ作品について触れるのも良いですね。


 …ところで今回、劇中で「去年80が怪獣が潜んでいるビルを持ち上げようとしたら逆転現象だった」ということが語られていました。劇中が何年なのかは分かりませんが、リアルタイムの放送日は1980年の12月。そこから去年となると1979年。じゃあ一体80の名前の由来って…?と頭の中がグルグルし始めたところで、今度こそまた次回。

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