ひびレビ

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あの頃「ONE PIECE」 ウォーターセブンとスリラーバーク編

2022-07-22 08:05:41 | 本・音楽
 思いのほか振り返りが楽しかったので、引き続きONE PIECEの思い出語りです。

 空島編の後、まずはフォクシー海賊団とデービーバックファイト!卑怯な手を使う連中ではあったものの、ポルチェちゃんは可愛いし、敵ながら憎めない連中だったため、空島編とウォーターセブン編の間の良い清涼剤になっていたと思います。
 かと思えば、突如姿を現した海軍本部大将「青雉」。あのクロコダイルを倒した技が、ああもあっさり破られたのは衝撃でした。また、青雉が「細かく素性を辿れば骨のある一味」だと評していましたが、ルフィに関しては言うまでも無く、ゾロも最近ワノ国との関連性が示唆されましたし、サンジはジェルマ66、ロビンはオハラ、ウソップは赤髪海賊団で狙撃手を務めるヤソップの息子…彼はこの時点でどこまで掴んでいたのでしょうね?

 続くウォーターセブンでは、最初こそ観光気分で楽しかったものの、メリー号の状況、ルフィVSウソップ、ロビンの離脱、襲撃事件の犯人扱いされるルフィたち…と辛い展開の連続でした。
 そうした展開を経たからこそ、いざ「奪い返す」と決意した後の爽快感は最高でしたね!ロケットマンで一気に突っ込み、エニエスロビーで大暴れ!からの、ルフィの新たな戦法「ギア2」をはじめ、CP9との戦いは非常に見応えがありました。個人的にはジャブラの「月光十指銃」、カクの「周断」がお気に入りです。あとはルッチにトドメを刺す際の、ルフィが歯を食いしばってる姿がめっちゃカッコよくてね…顔が下を向いているのも全身全霊感あっていいんすよ…

 振り返ると、ウォーターセブンでは様々な哀しい「別れ」が描かれていたのだなと。メリー号との別れ、ウソップやロビンとの別れ、親や親同然に接してくれた人物との別れ…様々な別れを経験しつつも、それでもと必死に足掻き、抵抗する様が印象的なストーリーでした。そして最後には思いがけない再会もありましたね。まさかここから加速度的に成長するとは…
 そして新たに船大工が加入。ウォーターセブン編を読みだした頃は、パウリーかカクが加入するものだとばかり思っていたのも懐かしい。


 続くスリラーバーク編。スリラーバーク編の見所といえば、ブルックとの出会いやウソップVSペローナ、ゾロVSリューマのゾンビなどがありますが、個人的にはロビンの変化が印象的です。ようやくルフィ以外を名前で呼ぶようになった時の感動たるや!それでいて、それをドラマチックに扱わず、さも当然のことのように周囲も受け止めているのが良いですよね…
 まぁ、以前の「航海士さん」「長鼻くん」「コックさん」呼びも結構好きだったので、寂しい気持ちがなくもないですが(笑。何気にウソップだけ役職じゃなくて特徴だったのか……また、機会こそ少ないですが、サンジが「ゾロ」と名前で呼ぶシーンも割と好きです。

 クロコダイルに続き、七武海のゲッコー・モリアと戦うことになった麦わらの一味の総力戦は見ごたえがありました。今後の展開を考えると、ここで個々人の強さのみならず、一味の強さを見せることによって、シャボンディ諸島での絶望感が増したようにも感じます。
 モリア戦後、色々あって深手を負ったゾロを、宴会の輪から少し離れて看病するナミやチョッパーも好きだったなぁ……


 といった感じで、続々と仲間が増えたウォーターセブン編とスリラーバーク編でした。これがもう50巻以上前だってんだから驚きです。となると、もうローたちが登場して随分と経つんだなぁ……未だに超新星の面々には「新キャラ」感を覚えますが、だいぶ古株なんだなって… 
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