ひびレビ

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ウルトラマン80 第39話「ボクは怪獣だ~い」

2020-12-25 08:03:46 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第39話「ボクは怪獣だ~い」

 こうした路線なら先生編を続けていても良かったんじゃないかと思う第39話は、少年が怪獣になるお話。

 どこからともなく現れて、野球のボールに撃墜された円盤。その中から出てきた卵のようなものを飲んでしまったテツ男少年は、少年怪獣テツオンに変身してしまうことに。後々この卵のようなものは宇宙植物の種であることが分かるのですが、それで何故テレポートや念動力といった力が使えるようになるのだろうか…

 頭も良くなって、スポーツも出来て…と良いことづくめの一方、何でも出来てしまうが故にみんな離れていってしまうことに。如何に優秀な選手といえども打てば必ずホームランとは限らないでしょうし、如何にして抑えるかを考えるのもまた勝負の面白さでしょう。そうなると打てば必ずホームランのテツオンはそういった作戦を考えるのもムダであり、結果が決まっているから駆け引きも何もあったもんじゃない…となれば一緒に遊んでいて面白くはないでしょうね。

 テツオンに対して一から十まで説教するのではなく、自ら怪獣であり続けることの苦労や親の愛情に気づかせる猛を見ていて、やはり根っこは教師なのかなと感じる一幕もありました。
 ラストで猛は宇宙植物の種が宇宙からの贈り物ではないかと推察していましたが…宇宙からの贈り物と聞くとナメクジのような怪獣が送られてきそうな気がしてなりません(汗。言われてみればボールが当たっただけであっさりと墜落、更には風化していきましたから、風船に花の種をくくりつけて飛ばしたような感じでしょうか。仮に地面に植えていたら、そこからあの宇宙植物が生えていたのか?テツオンの体内に居続けたらどうなっていたのか?など色々気になるところでしたが、とりあえずは変なものを拾って食べないようにとのことで、また次回。

 次回はジヒビキラン登場。
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