ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

電光超人グリッドマン 第22話「復活!恐竜帝王」

2019-09-03 08:17:14 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第22話「復活!恐竜帝王」(超綱鉄怪獣ネオメタラス登場)

 桜が丘丘陵でニホンティラノサウルスの化石の発掘が進む中、一平はドラゴンフォートレスを恐竜型のサポートロボに変形させようとしていた。しかしなかなか上手く変形させられないことから、桜が丘大学のコンピューターで公開されているニホンティラノサウルスのデータを参考にすることに。

 だがそのデータは、「恐竜の帝王かつ最強の恐竜」であるニホンティラノサウルスを疎ましく思ったカーンデジファーと武史により改ざんされてしまった。更に発掘現場では超綱鉄怪獣ネオメタラスが潜り込んだ電子制御のショベルカーが暴走を始め・・・


感想
 カーンデジファー「帝王だと?このわし以外に帝王はいらん!」
 武史「ふん、何が最強の恐竜だ。僕の怪獣の方がずっと強いのも知らないで」
 ・・・「恐竜の帝王」で「最強の恐竜」なのであって、別にカーンデジファーの立場を脅かすものでもなければ、武史の怪獣を貶めているものでもないんですが・・・こっちはこっちで良いコンビなんだなぁと思ってしまいました(苦笑。

 さて今回は恐竜の話から、ダイナドラゴン誕生に至るまでが描かれることとなりました。
 太古の昔に生きていた恐竜に嫉妬したというか、恐竜を邪魔に思ったカーンデジファーと武史、そしてネオメタラスにより、あわやニホンティラノサウルスの化石が危機にさらされることに。
 ネオメタラスが暴れることで、暴走するショベルカー・・・なんですが、その操縦席は何かで覆われていました。「電子制御だから操縦席の窓をふさいでも問題ない」ってことなんでしょうけども、「中の人を映さない配慮なんだろうなぁ・・・」とより強く感じてしまいました(汗。

 で、そのネオメタラスなんですけども、超綱鉄怪獣の割には普通のグリッドビームで倒されるあたり、グリッドビームが強いのか、そんなに固くないのか。バリアシールドをものともしていなかったので、その点では硬いんでしょうけども・・・やっぱり「綱」鉄なのがまずかったんじゃないですかね・・・
 このネオメタラス、何故か次回予告もサブタイトル後の怪獣紹介でも「超綱鉄怪獣」として紹介されています。恐らく「鋼」と「綱」の誤植だとは思うのですが。確かに「鋼」も「綱」も「こう」と読みますが「こうてつ」で変換かけた際に「綱鉄」とはならないような・・・当時のコンピューターの文字入力がどういった方式で行われていたのかわかりませんが、結構不便だったんですかね。にしても、誰かしら気づいても良さそうなものですが。

 そんなネオメタラスとの戦いに駆けつけたのがダイナドラゴン!変形シーンはとてもカッコいいのですが、変形直後の下から見上げるシーンはもうちょっと何とか・・・と思ってしまいました(汗。
 ドラゴニックキャノンが基になっているため、口から炎も吐けるダイナドラゴン。見た目もカッコよくて良い感じですが、腕の部分がもっと大きかったらなぁと欲張ってしまいます。ドラゴンフォートレスからの変形が前提なので、難しいんでしょうけどもね。

 
 また、今回は初めてジャンク以外からアクセスフラッシュした直人。ひょっとしたらコンピューターワールドをさまようことになるかもしれない・・・という恐怖を乗り越えて、決死の覚悟で戦いに臨む直人がカッコいい話でもありました。やはり普段と違う変身シチュエーションはいいものです。
 
 ところで今回、武史のハッカー行為に対し、同じく大学のコンピューターに忍び込んで対抗しようとした直人と一平を、ゆかが「データを守るためだからって、大学のコンピューターに入り込んだりしたら、このハッカーと同じじゃない!犯罪だわ!」と諭すシーンがあります。大義名分があるとはいえ、やってはいけないこともある。良いことを言うなーと思っていたところ

 ゆか「一平、ニホンティラノサウルスの復元図(未公開データ)を送るわよ。ダイナドラゴンを完成させて!」

 ・・・コンピューターワールドと現実世界を守るためだからって、勝手に未公開データを送ったりしたらまずいのでは無いでしょうか(汗。
 今回登場した大学の教授は、恐竜の化石から人類が絶滅するのを回避できないかと考えていました。であれば、ゆかが教授に未公開データの提供を頼み込む、グリッドマンの戦いを知った教授はそのことを秘密にすると約束し「我々の研究データが、人類の未来のためになるのであれば本望だ」と直人たちを応援してくれる、といったシチュエーションがあっても良かったかなーと。


 そんなこんなで次回はメカジェネレドン登場。あらカッコいい。
コメント