ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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相棒シーズン12 第14話

2014-02-06 07:46:02 | 相棒シリーズ
相棒シーズン12、第14話は同じ顔の男が2人。

顔のコンプレックスは本人にしか分からないもの。悦子にも自分の顔で嫌いな部分があるというのだから驚きですね。傍から見れば贅沢な悩みに見えても、本人にとっては深刻な場合でもあると。「親に似ている」というのも本来は何気ない会話ですが、則彦にしてみれば、言われるのはショックだったのかもしれません。似たくないけど似てしまう。それ故に母を怖がらせてしまう。だからどんな顔でも良いから変えて欲しかった。

そんな母への想いを踏みにじったのは、炭谷と白鳥の2人でした。特に炭谷は、ロックを解除したら確実に死体を見られることが分かっていながら行い、最初から殺すつもりでいたというのが卑劣極まりないと思います。おまけに自分のうっかりミスで折角開いたドアも閉まってしまいましたから、下手をするとまた別の人物がドアを開けるためだけに顔を変えさせられるという事態にも陥りかねなかったのでは。

そして、母への想いを知りながら、それでもなお好奇心には勝てずに実験台にしてしまった白鳥。そんな彼女に鏡を突きつける右京さんの仕草がカッコよかったです。患者は医師の玩具でも実験台でもない。ましてや人の人生を大きく捻じ曲げてしまった彼女に、人としての良心は感じられませんでした。
見た目はどんなに変えられても、その人の歪んだ心までは治せない・・・某無免許医の、とある屋敷の兄妹の話を思い出します。

人の見た目は変わっても、心までは変わらない。全くの別人になってしまった息子の顔を見る母の目には、彼が確かに息子の顔として見えていました。やり切れない気持ちのまま終わった今回でしたが、次回はどうなるのやら。
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戦姫絶唱シンフォギアG ブルーレイ第5巻

2014-02-06 00:37:14 | 2013年アニメ
戦姫絶唱シンフォギアG、ブルーレイも遂に第5巻!

第9話「英雄故事」
まさかの司令&弟子熱唱、そして特典CD入りというw改めてみてもあの特訓の翼さんの余裕っぷりと、響の馴染みっぷりは何なんでしょうw
「1、2、3!目障りだぁぁぁ!!」というカッコいい叫び、特訓でのヘタレっぷりやレストランでの食べ零しで笑いを誘い、戦いに行こうとする響を止める優しさを見せてくれたクリス。今回は色んな魅力を見せてくれましたね。
一方のマリア組といえば、マリアがウェルの作戦に賛同してしまうことに。賛同しつつも、非道になりきれない優しいマリアを救うべく、調がシュルシャガナを身に纏う!かと思いきや切歌がウェル由来のアンチリンカーを打ち込む!そしたら翼さん&クリスが現れて動きを封じられ、すると今度はギアを纏った未来が!・・・とまぁ、色々衝撃的なラストシーンへの流れでした。
それにしても、未来に優しく語りかけるウェルの胡散臭さがはんぱねぇww


第10話「喪失までのカウントダウン」
このブログのタイトルを某検索サイトで検索すると、何故か一緒に出てくる10話です(苦笑。何か書いたっけかなぁと思って色々考えた結果、多分この回が響と未来の回で、その2人の組み合わせの名前と似ているからかなぁ・・・と。
虚ろな目で翼たちの前に立ちはだかる未来。未来との戦いに赴くクリスに「すまない」と呟いた翼さんですが、これは彼女がクリスの命の恩人であり友人であり、そんな彼女と戦わせることになってしまってすまないと感じたからの発言でしょうね。
圧していたかと思いきや、相手の正体はシンフォギア殺し。リフレクターも歯が立たず、翼さんも天ノ逆鱗を有効活用して何とか回避。リフレクター消失直前に、クリスの腕のアーマーが溶けかけていましたから、かなりギリギリの救助だったのでしょう。
そして回想込みで2分40秒の激闘。「Rainbow Flower」の変身シーンのカッコよさは最高です!ラストの歌詞が「サヨナラだ」から「離さない!」といった具合に、状況に合わせて変わっているなど、歌と場面を上手く適合させた名シーンだと、改めて気づかされました。
緒川さんの救助活動の、水面を走る足の動きが凄いことになってましたw


・オリジナルショートエピソード「戦姫絶唱しないシンフォギア 1」
まさかまさかのショートエピソード集、その1。

「月の欠片処理から約2週間後 1」
月の損壊と一連の処理と調整が済むまで、行方不明扱いとされ、閉じ込められることになった響たち。事情は分かりつつ、響は未来に会えないことを心配。響は未来が絡むと自己評価が高くなるようで。いないと寂しいだろうし、けれども連絡できない。再会した所で、どうして連絡をくれなかったと怒られるだろうし、怒った未来は怖い・・・
で、響が心配しているのは自分と未来どっちなのでしょうw

「月の(略)その2」
静かに悩むクリスに、「わーっかるよ、わかる!」とお腹が空いたから黙っていると解釈した響。
あれこれ騒ぐ響に対し、「ひとときで良いから、あたしにしじまをよこしやがれ!!」とクリスは叫びますが、「しじま」なんて言葉、どこで習ったんだよw


「その3」
またも悩み考えるクリス。そんな彼女を「じー」とだんまり見つめる翼。「何か喋ったらどうだ」と問いかけたら「常在戦場」と帰ってくる有様。ここにまともな人間はいないのかと嘆くクリスですが・・・あの部署でまともな人物って、オペレーターの2人かなぁ。いや、もしかしてあの2人も実は凄腕ハッカーだったりとか、そういう過去がありかねない(汗。
そういえば今回クリスが「とっきぶつ」と発言しているのですが、これって「特異災害対策機動部二課」を略して「特機部二(ツー)」なんでしょうね。


「その4」
「かんげい ゆきねくりすさん」。心強い仲間として歓迎会を開いてもらったクリス。同日、行動制限も解除され、日常に帰れる事になった響たち。クリスにも住まいが提供され、任務遂行時以外の自由やプライベートが保たれることに、クリスは思わず嬉し涙を流し、それをぬぐう。
が、そんなクリスを見た翼さんは何を思ったか、合鍵を持っているからいつでも遊び行けると宣言。さらには響、おまけに未来用の合鍵まで用意されてましたww自由とプライベートなんて無かった。でもよく考えたら、翼さんの部屋もカーテン開けたら生徒から見られるところにあるし、似たり寄ったりかもしれませんw


「その5」
ノイズ発生に、一緒に出かけようとする響。が、お手て繋いでの同伴出勤を恥ずかしがるクリス。戸惑うクリスに「何をやっている2人とも。そういうことは家でやれ!」と翼さん。「イエナライイッテノカ!?」と動揺を隠せないクリス。そんな彼女もG1話では響が手を繋いできたシーンでは「こんなところで!」と、すっかり馴染んだようですw


「その6」
最終回、戻ってきた響たちが未来を救った後のシーン。響に抱きつき、ひたすらポカポカ、ボカボカ殴り続ける未来でしたw


「その7」
「ごめん、まーじごめん、ごめんなさい」
ごめんの三段活用。「許さない。だから離さない。許すまで離さないんだから」と未来。さすがの2人に対し、現代っ子ってのは皆こうなのかと戸惑う弦十郎と、さすがに家に帰ってからやって欲しいと緒川さん。だから家なら良いのかw



「Gが始まる少し前 1」
歌いながら戦う仕組みについて。「シンフォギア=カラオケ装置」っておいww
シンフォギアから伴奏が流れると、胸に歌詞が浮かび上がってきて、その歌詞も装者が胸に浮かべている心象風景由来とのこと。「疑問、愚問で衝動インスパイアなんてところなど、実に雪音らしい」「おまけに羅刹インストールだもんね」とクリスをいじる翼さんと響に対し、「やめなよ響。そんな傷ごとえぐるようなこと」となだめる未来。でもちゃっかり傷をえぐってますw
ボロボロになったクリスですが、翼さんの「雪音はどこまでも奔放だな」には「あんただけには言われたくないぞ!」とさすがに反撃。個人的には「百鬼夜行を恐るるは己が未熟の水鏡」とか、どういう心象風景を描けば浮かんでくるのか気になりますw


「その2」
リディアンの校舎移転に伴い、寮も引越し。2段ベッドの上で一緒に寝て、下を収納スペースにすると張り切る響と、広い部屋だからそこまでする必要も無いけれど断る理由もないと頬を染める未来ww
未来を「陽だまり」という親友は、自分が太陽である事に気づいていない・・・発言している本人の顔はデレデレですが、何気に良いことを言っていると感じました。今晩も一緒に寝ようという親友の顔を、未来は眩しくて見つめられないようです。


「その3」
奏者として働くことで、お小遣いをもらえるようになったクリス。イメージの中では、響は「ごはんとごはん♪」とにやけながらうろつき、翼さんは「『常在戦場』と呟きながら乗り捨て用のバイクを探す」というものでした。
そういえば1期でも乗り捨てていたっけ。というか「常在戦場」と呟きながらバイクを見定めるトップアーティストって一体・・・
クリスが弦十郎を誘って訪れたのは、何と仏具店ww一番カッコいいのを買うとか、どういう趣味なんだwwと思っていたら・・・


「その4」
購入理由は「あたしばっかり帰る家が出来ちゃ、パパとママに申し訳ないだろ?」との事。笑ってすいませんでした(汗。てっきりコメディばかり集めたものかと思ったら、不意に泣かせにきやがる・・・!
帰宅途中、7回も職質された弦十郎もお疲れ様でした。でも、何で当然のようにお持ち帰りしてるんですかね?あそこまで大きいのだったら、配達とかしてくれるんじゃね?w店の人も、可愛い女の子とガッシリとした大人が店を訪れて、会計を済ませた後に目の前で仏壇を背負って持ち帰るお客さんがいるとは思わなかったでしょうw


「その5」
いつか世界で歌うことを夢見る防人・翼さん。そんな彼女に、緒川さん経由でクイズバラエティへのオファーがあったとの報告が。ニューシングルの宣伝も出来るとのことで、早速緒川さんから出題。
「万葉集にも謡われた、九州防衛のために設置された」⇒「防人!」と即答する翼さん。「日常の基礎知識なので」と照れてますが、一般人の正答率何割だよこの問題ww


「その6」
「山本五十六の座右の銘でもあった・・・」⇒「常在戦場!」
「辻褄の合わないことを意味する矛盾とは、何ものをも跳ね返す盾・・・」⇒「剣だ!」⇒「正解は矛です」
ということで、隠れた開花したと勘違いした翼さんバラエティに出演することに。その番組、超見たいです。多分翼さんなら難しい漢字もすらすら読めることでしょう。


「その7」
登校前、仏壇の両親に挨拶をするクリス。何回も鈴を鳴らしたことを詫びつつ、「でも騒々しいのは音楽一家らしいだろ?」と問いかける。「正直まだなれないし、騒々しい所だけど、パパとママの子供だから、あたしも騒々しいのは嫌いじゃないみたいだ」そういって彼女は普通の女の子として学校に向かうのでした・・・


こんな感じの戦姫絶唱しないシンフォギア、その1でした。てっきり5分くらいかと思ったら、それを上回るボリュームの多さ。SDキャラクターも可愛らしく、翼さんも普段のキリッとした目から、どこかぼんやりとした感じになっています。声も入っているので、とても楽しい作品となっていました。ただ笑うばかりでなく、クリスの両親への愛情が感じられる良いストーリーにもなってます。本当、良い子なんだなぁ・・・

次でいよいよブルーレイもラスト!
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