アマガミSS 第24話 絢辻詞編 最終章「ヤクソク」

アマガミSS　第24話　絢辻詞編　最終章「ヤクソク」

あの日から純一の知っている絢辻さんは消えてしまい、仮面を被った絢辻さんだけになってしまった。それは創設祭が始まっても同じで、どこかもやもやした気持ちを抱える純一。

それぞれの創設祭
・・・紗江のバニーガールが危ないとか、美也が可愛いとか、森島サンタがギリギリなのは、まぁ置いといて。塚原サンタ出せよ（涙。散々出そうな雰囲気だしといて、純一の妄想でもキャンセルされて、結局出番無しとか・・・ここ2週間ぐらいの期待を返せ。
それはそれとして、純一は寂しく色々歩き回っていると、ライターで小学校の時もらったラブレターを燃やそうとしている梅原を発見。あの頃は好き嫌いがかっこ悪いと思え、意地を張って返事を書かなかった梅原。けれども今になって後悔している。「○○が好き」と知られると茶化される事もありましたしね。
イブはまだ終わっていない。そう梅原から教えられ、行動に出る純一。
その頃絢辻さんはサンタに扮してお菓子配り。けれども何故か子供には不評。

約束
皆が教室で盛り上がる中、純一は絢辻さんを連れ出して、暗い部屋で後から抱き着いて告白。クリスマスが嫌いだったが、絢辻さんを知って、色々働かされて充実していた。その頃から苦手意識も消え、絢辻さんを好きになっていった。神社の件は忘れないはずなのに「覚えているかな」と問いかける純一は、あの絢辻さんがいなくなったと認識してるからでしょうか。
今の絢辻さんも好き。でも仮面を被っていた絢辻さんも、全部の絢辻さんが好きだと純一。いなくなったなんて言わないで・・・純一がそう言うと絢辻さんは涙目で純一にコンボ攻撃。膝はやばい、膝は（汗。でもそんな絢辻さんの攻撃を受け止めて、好きな絢辻さんがちゃんといたと呟く純一と、泣き崩れる絢辻さん。
そしてその現場を見てしまった高橋先生。けれども何も言わず、他の先生も遠ざける。酔っ払いGJ!

どうやら絢辻さんにもクリスマスに苦い思い出があるようで。そしてサンタになることを決めた絢辻さんは、イブに皆を幸せにしようと決意した。けれどもそれがいつしか満足感を満たすためだけの行為に変わり、子供にはバレバレ。まだイブは終わっていない。この先もずっとある。「僕のことも幸せにして欲しい」女性が言う台詞を言えるのもまた純一ですｗ
「私も好きよ、離さない」それは契約では無く、約束・・・ここで主題歌とか最高すぎだろう・・・

そして10年後、結婚した2人は子供と共に創設祭へ。思い出の場所で交わした約束は守られているようです。しかしこの子供、絢辻さんの要素受け継ぎすぎだろｗ


感想
さすがメインヒロイン!と言えるくらいの良い話でした。純一も今回ばかりは変態っぷりが抑え目で、むしろ紳士っぷりが増大。今の絢辻さんを嫌いではなく、全部の絢辻さんが好き。彼女の全てを受け止める。絢辻さんも純一のために変わろうと、他の自分を押し殺そうとしたのでしょうか。けれども全部を受け止めてくれるから、絢辻さんは絢辻さんのままで。純一は純一のままで分かり合えたと。
親友・梅原の後押しや、高橋先生の配慮もGJでした。何で2人とも彼女と彼氏が出来ないのか。

契約では無く約束。契約には上下関係が見えたりしますが、約束は2人が対等な立場にいる感じがします。皆を、純一を幸せにする約束は10年後も守られていました。ショート絢辻さんも美人。というか子供がまんま絢辻さんｗ絢辻さんの2面性と、純一の変態紳士が合わさって最強に見えなくも無い。

塚原サンタ無しという最大の難点はありますが、それでも絢辻詞の話としては最高でしたね。ありがとうございました!

・・・そしてもう1話。純一のクリスマスの苦い思い出が蘇る、上崎の登場です。DVDで（略。