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ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
2025年9月から「はてなブログ」で「ひびレビg」を開設予定です。

「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」を遊ぶ その2

2024-09-28 06:56:07 | アニメ・ゲーム
 リンクへ。
 ごめんなさい。助けには行けません。今、へブラ山にいます。雪山の寒さを耐え凌ぐため、キャンゾルとかがり火を作っています。本当は本筋に戻りたいけれど、しばらくの間寄り道します。ところで「コンデ」って誰ですか。知っていたら教えてください。

 というわけで?引き続き「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」を遊んでいます。
 前回話したとおり、ウォールチュラくんがマジで便利なので、気づいたら雪山登山が始まっていました。寒さを耐え凌ぐためのスムージーの持ち合わせが無かったので、キャンゾルを持ち上げながら進んでいます。途中トリィから「こっちに来ても裂け目はないよ」と言われましたが、無視してそのまま進んだ結果、後々何かありそうな場所にはたどり着きました。が、後々なので今は特に何もなし。現在は別の道を探索中です。

 とはいっても、全く本筋を進めていないわけではありません。ゲルド砂漠の大きな裂け目はちゃんと消しました。ただ、砂漠に真っ直ぐ行ったわけではなく、砂漠の外周をぐるっと回っていたら町にたどり着き、そこの住人に「枯れ草が集まったもの(タンブルウィードっぽいやつ)を運んできてくれ!」と頼まれたので、しばらくの間「突風を巻き起こす魔物の力で運ぶんだな!?」とセルフハードモードに突入したり、入口方面に戻ったりあちこち寄り道してはいましたが(汗。ひとつのやり方に固執して、他の方法を試さないの、あるあるだと思うんですよ……
 
 また、ゲルド砂漠には懐かしの遺跡や神トラでも戦ったラネモーラの姿もありました。現在2匹倒して、もう1匹ぐらいいそうな気がするのですが、一体どこに……あちこち寄り道しまくっているので、どこに立ち寄ったかイマイチ覚えていません(汗。
 ラネモーラはサブイベントのボスっぽい感じですが、同じく神トラの闇の世界のボスだったガモースが一般魔物と化していたのには驚きましたね……昨今のシリーズでもそんな扱いなのでしょうか?まぁガモース戦って、ぶっちゃけ動く床&周囲のトゲの方が厄介だしな……

 で、砂漠の一件を解決し、馬を(無期限)お借りし、どんぐり拾いで40秒を切るまでにそこそこの時間を費やし、カカリコ村に立ち寄り、道場のメニューをこなし、今雪山にいます。どうしてそうなった。
 いや目の前に壁があったからウォールチュラくんに登ってもらったら、なんか雪山だったんで、そのまま探索してるだけなんです。私は悪くないんです。ウォールチュラくんが万能なのが悪いのと、砂漠から水域に向かっている途中?に雪山に通じる道があるのが悪いんです。

 そんなこんなで引き続き色々なものをお借りして遊んでいます。ところで、滅多に使う機会の無いカリモノもあるんですけど、あれにも使い道があるんだろうか……?
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「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」を遊ぶ その1

2024-09-27 08:13:38 | アニメ・ゲーム
 というわけで先日発売された「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」を遊んでいます。

 「ゼルダの伝説」と冠されながらも主役はリンク。懐かしの神トラ4コマではその件がネタにされていたのを今なお覚えていますが、本作の主役は正真正銘ゼルダ姫!
 リンクは青い魔物(ガノンドロフ?)に囚われた彼女を救ったものの、直後に謎の裂け目に飲み込まれてしまい行方知れずに。助かったゼルダ姫もハイラル王や側近までもが裂け目に飲み込まれてしまったばかりか、その偽物が出現。あらぬ疑いをかけられたゼルダ姫の前に現れたのは、裂け目を消す役割を持つという妖精トリィ。トリィから「トリィロッド」を授かり、テーブルやベッドといったものや魔物など様々な「カリモノ」の力を駆使する冒険が始まります。

 「ゼルダの伝説」シリーズは「リンクの冒険」を少々と、「神々のトライフォース」をじっくり、「夢をみる島」はDX、リメイク版をプレイし、「神々のトライフォース2」「時のオカリナ(3DS版)」を遊んだことがあるといった感じです。本作はリメイク版夢島に近い雰囲気を感じますね。その他「ブレスオブザワイルド」も少しだけ遊びましたが、3Dゼルダにはなかなか慣れなくて……
 そんな感じなので作品間の関係性については疎いのですが、本作はリンクとゼルダは既知の間柄では無さそうでした。


 現在は最初のボスを倒し、絶賛寄り道の真っ最中です(笑。砂漠か水域に行けと言われていますが、途中に湿原があるのが悪い。あと、こちらのライフを一撃で削り切るほどの強敵がいるのが悪い。
 ダメージが全く通らない、特定のアイテムが無いと倒せない!という敵であればスルーしますが、微々たるものであってもダメージを与える手段があるのなら攻略したくなっちゃうじゃないですか!というわけで、強敵相手にひたすら石をぶん投げたり、水中で頭上からウニを降らせたりしていました。
 そして、魔物を倒すことで、その魔物の力もお借りできる!のですが、現在はトリィの力が不足しているのでお借りできず。ということは順路から微妙に外れているんでしょうけれども、それでも突破出来るってのは楽しいですね。

 また、お借りできるものも様々あり、クモの魔物でも「糸を出して天井からぶら下がる」「壁や天井を歩き回る」「糸で相手の動きを奪う」と、現時点で能力が異なる三種類の魔物がいます。で、このクモのうち、壁や天井を歩き回るウォールチュラがかなり便利でして。
 本作には「カリモノ」以外にも、対象と自分の動きをシンクロさせる「シンク」という機能があります。対象をゼルダの動きに同調させるのみならず、ゼルダが相手の動きに同調することも可能。よってゼルダがウォールチュラの動きに同調することで、壁をのぼることだって出来てしまいます。もう寄り道してくれ、あちこち探索してくれと言わんばかりの能力なので、積極的に活用させていただいております(笑。

 高いところにある宝箱やハートのかけら。その取り方一つとっても人それぞれの解法があるでしょう。
 現在まで攻略した箇所においても、1か所、「これ、本来想定されているやり方ではないのでは?」というやり方で燭台に火をつけた個所がありまして……まぁ、微妙に足場があったのが悪い、ということで(苦笑。


 そんなこんなでまだまだ寄り道が続きそうな「知恵のかりもの」。現時点で結構な数のカリモノがあるけど、こっからどれくらい遊べるんかな?
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どら焼き屋さんの続き、と誕生日スペシャルの話

2024-09-11 07:25:52 | アニメ・ゲーム
 「夢幻三剣士」からのお客さんとしてクマ、しかもちゃんと親子なあたり、分かってるとしか言いようがない。他に同作品から引っ張ってこられるお客さんと言えば、ドラゴンさんもいますがお店に入ら無さそうですしねぇ……いやでもザンダクロスが店内に建てられるんだし、パピが「映画でもそうしておけば?」と言いたくなるような展開だったことを考えると、いけなくもないか……?
 ちなみに同作品は幼い頃から繰り返し大長編を読んだ大好きな作品です。映画のラストシーンがどうのこうのという話は割と最近知りました。

 というわけで引き続きカイロソフトの「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」を遊んでいました。ストーリーが一区切りついたっぽいので、現在は店内改装に勤しんでいます。どうにもこういったレイアウトのセンスが無く、カフェ系や和風などのコンセプトに合わせたフロアを作るという普通な感じで終わってしまいますね。頭の中には色々あるんですけども、それが上手く出力されないっていうか……それでうんうん唸っていたら、30分のつもりが1時間30分経っていた恐怖。おっそろしいゲームだ……
 
 月が替わった際の1枚絵?に仕込まれるおかし牧草などの小ネタ、ツチノコを発見するのはもちろんあのキャラクター、木こりの泉では当然の如くあの演出あり、「銀河超特急」大好きな身としてめちゃくちゃ嬉しい展開、未来の人間の中でもその人出す!?と驚く人選あり、未読作品に特定アイテムを渡した時の変化に驚愕、エステルの「コールドスリープ室がお店にあるといいかも」と心がえぐられるお願い、パーやんや21エモン関連で新たなイベントが発生……この他、確実に私も気づいていない要素もまだまだ沢山あるのでしょう。いや本当にすげぇわこのゲーム……タイトルからは想像も出来ないほどの出典作品とネタの多さがマジで凄い。


 で、話は変わってアニメのドラえもん。昔は家族そろって金曜夜に見ていましたが、ひとり暮らしをして以降は映画以外はとんと見る機会が無かったですが、今回誕生日スペシャルとのことなので、久々に見てみようかと思いまして。
 今年の誕生日スペシャルは「のび太とギリシャのケーキ伝説」と題し、のび太たちはドラえもんの誕生日を祝うべく、バースデーケーキ発祥の地と言われる古代ギリシャを訪れます。古代ギリシャの文化や歌い継がれる勇者テセウスの物語などに触れる中でようやくケーキにありつけるかと思った矢先、タイムマシンに忘れ物をしたのび太にトラブルが発生し……というお話。

 最初は学習教材っぽい雰囲気があり、のび太がトラブルを起こしてからは勇者テセウスとミノタウロス、アリアドネ姫の話になぞらえて物語が展開していきます。「迷宮」といえば「ブリキの迷宮」。なので、ドラえもんの道具を使いつつ迷宮攻略するんかな?と思っていたら、テセウスたちの物語が割と面白おかしい方向に変更されていました。「アリアドネ姫」誕生の経緯は思わず吹き出してしまいましたが、テセウスがちょっとカッコ悪いというかアホの子過ぎたようにも感じたので、もうちょっとカッコいいところも見たかったかな?とも。

 ひみつ道具としてはSFCのゲームにも出て来た「厄よけシール」に懐かしさを覚えつつ、「世話焼きロープ」の万能さに驚かされました。ロープ故に表情はありませんが、力こぶを作ってやる気を表現したりと感情豊かな感じが楽しいひみつ道具ですよね。なお最初に出て来た時は「ピーヒョロロープ」と勘違いし「この道具、笛吹かずに使えたっけ?」と思ってしまいました。やっぱ定期的に読み直さないと駄目だな。
 あと、イカロスとダイダロスも関連してくるとは思わなんだ。

 
 そんなこんなでゲームにアニメにと、ドラえもんづくしな今日この頃。近々未見の藤子・F・不二雄先生の作品にも手を出してみようと思います。となると、久々にSFCのゲームも遊びたくなるのですが、もう起動しないのが残念過ぎる……!
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どら焼き屋さんの大同窓会

2024-09-09 07:43:56 | アニメ・ゲーム
 Nintendo Switch向けに配信されている「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」を購入しました。

 本作は、ゲーム制作や回転寿司運営のシミュレーションゲームなどを発表されていたカイロソフトのゲーム。プレイ動画は見ていましたが、購入したのは今回が初。で、いざ蓋を開いてみると、そこには「ドラえもん」に限らず藤子・F・不二雄先生の世界が広がっていました。現在解放した作品(ドラえもん映画は除く)の一例を挙げると……
 読んだことがある:ドラえもん、パーマン、エスパー魔美、カンビュセスの籤
 アニメは見てた:キテレツ大百科、ポコニャン
 名前は知ってる:ウメ星デンカ、チンプイ、21エモン、モジャ公、T・Pぼん、みきおとミキオ
 初見:中年スーパーマン左江内氏の世界、Uボー、ミラ・クル・1、ぞうくんとりすちゃん、ロケットGメン、バウバウ大臣、山びこ剣士

 ……藤子・F・不二雄先生といえば、個人的にはドラえもんとパーマンなのですが、改めて先生が沢山の作品を生み出されてきたのだなと感じさせられます。これでもほんの一部だというのだから、やっぱすげぇわ……


 で、ですね。この企画に「カンビュセスの籤」のエステルを出そうって言ったのはどこのどいつだぁ!エステルにこのセリフ言わせたり、アイテムで「ミートキューブ」実装したり……どんだけ好きなんだよ藤子・F・不二雄先生作品!ありがとうございます!!



 そんなオールスター感満載のゲームであり、かつドラえもん愛もあるゲームとなっています。例えばトレーニングの風景においては、ドラえもんが座ってヨーヨーをしていますが、これも原作のどこかで実際に座ってヨーヨーをしていたように記憶しています。他にも目でピーナッツを噛んでるっぽかったり、スライムで遊んだり、のび太の射撃が一流だったり、ルームスイマーでは……と、ドラえもんの小ネタも溢れています。



 加えて面白いのが、お客さんとして来てくれるようになったキャラクターに特定のアイテムを与えると、イベントが発生します。
 例えば「パーマン」のみつ夫に「パーマンセット」をあげると……という素敵仕様があるのですが、パーマンのルール的にはアウトなのでみつ夫くんたちのその後が心配です(笑。原作のおじいさんの例に倣うのであれば、「ヒミツゲンシュ犬」を使えばセーフかな?でも、のび太も口を滑らすことはあるけど、根性あるしな……バードマンの判断がどうなるのか、というのも気になるところです。
 あと、パーマン絡みでは「よくぞそのセリフを入れてくれた!」と嬉しくなる場面もありました。

 その他、「なんでも空港」を配置し、「日本誕生」のククルがお客さんになっていると……とあるキャラクターに漫画を与えると……などの面白い仕様が満載です。


 更に、オジャマキャラや一般キャラとしても、様々なキャラクターが続々登場!個人的に「銀河超特急」や「創成日記」などは世代なので、マジで嬉しかったです。ありがとうございます!

 どら焼きを始めとした様々なお菓子を作り、飾りつけ、店の配置を考え、審査員を納得させるためのレイアウトに変更し、更にお客さんの願いも叶えてSランクが難しすぎるミニゲームも遊んで……マジでやること盛り沢山で、少しのつもりがあっという間に時間が過ぎていく、とても楽しいゲームですね。
 ストーリーも進んでいるっぽいので、ひとまずストーリーのクリアまで遊んでみようと思います。愛に溢れている、溢れすぎてるなぁ……こんなん遊んでしまったら、読みたくなっちゃうよなぁ、先生の作品……



 ……ミートキューブといい、プレイヤーの反応が「知ってる」「知らない」で真っ二つに割れそうなアイテムですねぇ……なお、このアイテムに関しても、とあるキャラクターに渡すとイベントが発生します。
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悲願の水着BBちゃん、と課金の話

2024-08-29 08:06:59 | アニメ・ゲーム
 「Fate/EXTRA CCC」で心を打たれて10年以上。私がFGOを始めるきっかけともなったキャラクター、BB。そのBBの水着版が実装されたのが2018年。以降ピックアップのたびにその時その時の石を全て注ぎ込んできましたが、お迎えできませんでした。
 が、この度のピックアップで遂にお迎えすることが出来ました。ありがとうパッションリップ。君の絆石のおかげでお迎え出来たよ。

 この6年間、周囲のリアルマスターは次々と召喚し、フレンドの水着BBちゃんを見るたびにグギギと唸り、スキルが上がっていないのを見ては「私に貸して!スキルあげるから!」などと思い、自分で召喚しない限り絶対にサポートに選ばないと決めていましたが、そんな日々も終わりなんだなって……心の底から嬉しかったです。

 その後は水着イベントなり、昨日から始まった奏章Ⅲでも連れまわしております。なお、先日から新たにBBドバイなるサーヴァントのピックアップ召喚も始まっていますが、水着BBちゃんのピックアップ期間がまだあったので、引き続きそちらを回しています。ひょっこり謎のヒロインXXが出てきてくれましたが、残念ながら水着BBちゃんはまだ1人。それでも十分なのですが、ともあれチャンスがある限りは回していきたいですね。


 で、話は少々逸れますが、実はこの水着BBちゃん。私が課金しない理由の一つでもありまして。デレマスもそうでしたが、「作品中で一番好きなキャラクターがピックアップされた際に課金しなかったのに、今課金するタイミングか?」というのが常に付きまとっていました。FGOの場合はそれが水着BBちゃんで、福袋やディスティニー召喚など魅力的なガチャが販売されていても「水着BBちゃんで課金しなかったのに今課金するの?」という考えが常に頭の中にあったため、課金してきませんでした。そもそもいずれ再度ピックアップされるんだからその時までに貯めておけば良かったという話にもなりますし……というか、ウマ娘は石を貯められるのに、他のソシャゲでは大抵都度使い切ってしまうの、何故なんですかね?

 そんなわけで、多分今後もFGO然り、ウマ娘然り、ソシャゲには課金しないだろうなーと。「あの時課金して追っていれば、もっとずっと水着BBちゃんと周回出来たのに」とか「半天井ぐらいまでは行ったんだから、課金していれば正月キタちゃんを正月にお迎えできただろうに」とか思ってしまいそうなので(苦笑。

 そんなこんなで6年越しに水着BBちゃんをお迎え出来た今日この頃。今年中にレベル120にしたいなぁ……聖杯、もっとくれないかなぁ……
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今になってヒロアカを見始めた話

2024-08-28 08:03:32 | アニメ・ゲーム
 先日からアニメ「僕のヒーローアカデミア」を見ています。

 きっかけは映画公開に合わせた漫画の関連エピソードの無料配信。本編が最終回を迎えるという話は聞こえていたので、折角だし漫画を読んでみるかと思ったら、まぁこれが面白くて。で、その続きが気になったので、アニメを見始めたというわけです。一部ネタバレも仕入れたうえでの視聴ではありますが、そこにどのように至るかを含めて楽しめればと。

 現在は1期、2期、映画第1作を視聴し、3期の通算第50話まで見ました。入学して間もない頃の話も良いのですが、現時点で一区切りがついた林間学校編がとにかく面白かったです。
 個性の強化に取り組んでいる最中に突如現れたヴィラン連合。次から次へと襲い来る難敵、障害を辛くも凌ぎ続ける生徒とプロヒーローたち。そこから巨悪との激突に発展し、衝撃の事実が白日の下にさらされたり、それぞれの親御さんの想いが描かれたり……ここに至るまでの物語は非常に見ごたえがありましたね。
 特に印象深いのは第42話「僕のヒーロー」です。筋肉増強の個性を持つ殺人犯・マスキュラー相手に、力で圧倒されてしまう主人公・出久。絶望的な状況下であっても師の教えに従い、子供の前では笑顔を絶やさず、守るべき者のために己が限界を遥かに超えた渾身の一撃!絶望感たっぷりの描写を一気に吹き飛ばしたあの描写は、ウルっとくるぐらいにカッコよかったです。ただ、その代償も凄まじいもので……あの状況でなお戦場を駆けまわる出久には少しばかりの恐怖すら覚えるほどでした。

 ここら辺が折り返し地点なのかな?と思っていましたが、漫画だとまだ4分の1ぐらいっぽいですし、アニメでもまだ3分の1の模様。まだまだたっぷり楽しめそうで何よりです。現在放送されているアニメ7期にも興味はありますが、そちらを見てしまうと100話分ぐらいすっ飛ばしそうなので我慢しています(苦笑。録画だけでもしておくかなぁ……
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「劇場版3Dあたしンち 情熱のちょ~超能力♪母大暴走!」を見て

2024-08-21 06:35:45 | アニメ・ゲーム
 2010年の映画「劇場版3Dあたしンち 情熱のちょ~超能力♪母大暴走!」を見ました。

 上映時間は43分と割と短め。「3D」とあったので、立体的になるのかな?と思いましたが、ぱっと見いつもの「あたしンち」。はて?……あぁ!そうか!「飛び出す」系の3Dか!2010年といえば3D映画が上映されていた時期だったような。最近めっきり聞かなくなった気がしますけど、どうなったんですかね?

 それはそれとして、本作では雷に打たれた母が超能力に覚醒。家族の前で初披露した時、ユズヒコが外では絶対使わないように!と釘を刺すのに対し、みかんの反応はまさしく「似た者親子」で笑ってしまいました。超能力を身に着けてからしばらく経った時の父の一言にも思わず吹き出してしまうなど、超能力こそあれ、「いつものあたしンち」が繰り広げられます。

 その後、とある出来事がきっかけで家事以外にも超能力を使うように。ここら辺は母を演じてくださったのが渡辺久美子さんで本当に良かったと、改めて感じるシーンですね。
 絶好調の母の一方で少しずつ苛立ちや不安を募らせていくみかんたち。そして……まさか「あたしンち」であんなシーンを見ることになろうとは思わなんだ。原作でもみかんが夢の中で母と口論の末に……という話があったのを思い出しました。原作では夜遅くに帰宅したみかんを叱るのに、ハンガーを手にしていた母。そんな母の行動から考えると、今回の行動は明らかに異常。一目で「ヤバい」と感じさせるシーンではありましたが、正直苦手な描写でしたね。まぁ直後に原作でも見た記憶がない、貴重な一幕でだいぶ和むのですが(苦笑。

 そして終盤は思いもよらない事態に発展する「あたしンち」。実際にああいった状況を目の当たりにしたことはありませんが、それでも十二分に気合が入ったシーンだというのは伝わってきます。普段の「あたしンち」ではまず見られない非常に迫力のあるシーン。これは映画館で3Dで見たら凄かっただろうなと感じました。


 そんなこんなで、最近またYouTubeで視聴していることもあって、何となく見た「あたしンち」の映画第二弾。一部ビクッとさせられるシーンはありますが、全体的には楽しめました。
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機動新世紀ガンダムX 第39話(最終回)「月はいつもそこにある」

2024-08-14 19:13:52 | アニメ・ゲーム
機動新世紀ガンダムX 第39話(最終回)「月はいつもそこにある」

 遂にファースト・ニュータイプと呼ばれた存在、D.O.M.Eとの対面を果たしたガロードたち。そこでD.O.M.Eが語ったニュータイプにまつわる真実は、誰にとっても受け入れられるものではありませんでしたが、誰よりもニュータイプという言葉に縛られていた男・ジャミルにとっては納得のいく答えでした。
 それはきっと、彼の近くにガロードがいたからでしょう。「俺はただ、ティファのことを守りたいと思っただけで……特別な力なんてないし」ニュータイプと呼ばれるような特別な力がなくても、未来が見えなくても、その真っ直ぐな想い一つで自分が望む未来を作ろうと生きてきたガロードの強さはジャミルがよく知っているでしょうからね。
 
 そしてガロードが持つ「未来を変える力」は、戦争を知らない世代にとっての共通した光だとD.O.M.E。「古い時代に左右されず、新しい時代を生きる力がある」と語った際には、戦争を知る世代=ウイッツたち、戦争を知らない世代=パーラたちの順に映し出されていました。
 ここ、戦争を知らない世代だけを映しても良さそうなものですが、敢えて戦争を知る世代を映したのは、以前トニヤがパーラに戦後の地球の様子を語ったように、戦争を知る世代だからこそ出来ることがある、ってことなのかなーと。

 
 で、送信施設から発艦したザイデルは休戦状態にあったはずの戦闘が再開されているのを見て、新連邦軍が諮ったと、即座に主砲をブラッドマンが乗る旗艦に向けたわけですが……ここ、もしも休戦状態が継続されていたら、ザイデルとブラッドマンはどうしたんでしょうね?
 ザイデルからしてみれば、支えとしたニュータイプ主義が真っ向から否定されたものの、今更無かったことにされても困るわけで。なので「D.O.M.Eの発言はニュータイプ主義を否定する新連邦軍により前もって仕組まれていたもの」とか何とか言い出して、ますますニュータイプという言葉に囚われそうな気がします。
 対するブラッドマンが求めるのはニュータイプが持つ力なわけですから、「人を超えた力と、人の革新とは別のことなんだ」とD.O.M.Eが言ったところで、人を超えた力が存在することには変わりはなく。
 結局のところ、休戦状態だろうとなかろうと戦争は続いていたのかもしれません。「ニュータイプはいない」と知ってなお続くのだから、猶更性質の悪い戦争ですね……

 そんな二人が乗る旗艦をまとめてサテライトランチャーで排除したのが、自分たちの時代を作らんとするフロスト兄弟。その前に立ちはだかるのは過ちは繰り返させないと硬く決意するガロードとガンダムダブルエックス!リフレクター等を全て展開したうえで立ちはだかるの、本当にカッコいいっすよね……

 手中に収めたはずの送電システムがガロードに力を貸したことに動揺するフロスト兄弟ですが……
 シャギア「ダブルエックスを撃つ!」
 オルバ「でもチャージが!」
 シャギア「構わん!」
 これまで多少劣勢になっても余裕の態度を崩さなかった兄弟が、心の底から焦っている感じがするこのシーン、結構好きです。特にいつもならオルバを抑える側に回っていたシャギアが焦り、オルバの制止も聞かずに攻撃するというのが好き。何なら一旦退いて体制を立て直すことも出来たにも関わらずのこの行動。「最大の好機を逃したくなかった」だけではなく、シャギアがダブルエックスの、ガロードの強さを認めており、ここで排除しなければ必ず自分たちの障害になると判断したからなのかなーとも。
 この後のエピローグでも彼らと思しき二人組がいますが、あれぐらいじゃ折れないっすよね……


 そして物語はエピローグへ。戦争を止めた功労者でもあるガロードが、誰からも注目されることなくティファと一緒にのんびり電車に揺られているの、ガンダムX!って感じがして良いっすよねぇ……徹頭徹尾、大切な女の子を守りたい!って思いでここまで来たんだなと、改めて感じさせられます。「ね、ガロード」ガロードに語り掛けるティファの声が本当に明るくて可愛くて、普通の女の子って感じがするのも良いんだよなぁ……
 サラを紹介するジャミルの声色も優しく、ウイッツは照れながらもトニヤを大事に思っているのが伝わってくるし、ロアビィは相変わらずで、エニルが素直にトニヤと一緒にいたいって言うのも良いし、キッドたちも楽しそうで何よりだし……
 そんでもってテクス先生!最後の最後まで名言メーカーっぷりは変わらず。彼の最後の言葉はぜひ聞いてもらいたいですね。

 最後を飾るのは大破したガンダムダブルエックスと、大きな月。戦闘から半年経っても回収されていないということは、即ちそれを必要とする勢力がいないということでもあると思います。平和な時代が、新しい未来が訪れつつある証拠のようにも見え、あれだけボロボロなのに、妙な安心感を覚えてしまう不思議な魅力が溢れています。誰にも触れられることなく、過去の遺物として朽ちて、忘れ去られていく方が幸せなのかもしれませんね。

 そして、月。月に始まり、月に終わったガンダムX。月は人によって見え方が様々。時に形を変え、時に見えなくなることがあったとしても、月そのものはいつも変わらずそこにある……ガンダムXにおいて月とは、未来そのものだったのかもしれないと、改めて本作を視聴して感じました。


 というわけで、改めて「機動新世紀ガンダムX」、全39話を視聴しました!いやー長いことかかりましたが、久々に見直せて楽しかったです。
 全体の感想は11年前……11年前?(汗。ともあれ、11年前に書いているので省略しますが、やっぱり好きな作品だなと再認識できました。元々ビルドファイターズがきっかけで本作をおススメされたのも懐かしい……久々ながら、ガンダムX、堪能させていただきました。ありがとうございました!
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機動新世紀ガンダムX 第38話「私はD.O.M.E…かつてニュータイプと呼ばれた者」

2024-08-07 19:36:11 | アニメ・ゲーム
機動新世紀ガンダムX 第38話「私はD.O.M.E…かつてニュータイプと呼ばれた者」

 「私も!私も、答えを求めています……」過去一可愛い&美人なサラさん。最初の頃のきつい印象はすっかり消えましたね。

 さていよいよ最終決戦……ですが、その前に、ジャミルは作戦のもう一つの目的として「生き残ること」を提唱し、「死んだら負けだぞ。忘れるな!」と強くガロードたちに言い放ちました。ランスローさんも「犬死にをするな!」と言っていましたから、本当に気が合いますね、この二人。こんなに命を大事に思う二人が、戦わなければならなかった争いがあったというのが恐ろしい。
 ですが、ジャミルはガロードたちをオルバの攻撃から守る盾となろうとしていました。ディバイダ―も構えていないのは、少しでも攻撃があたる面積を減らそうとしたためでしょうか?自身の発言と矛盾しているようにも感じましたが、咄嗟にこの行動が出てしまうあたり、本当にガロードたちのことを大切に思っているんだなと……


 ジャミルがサラへの答えを出せずにいる一方で「私は、ガロードと一緒にいます」と、カリスから今後について問われた際、ガロードよりも先に答えるティファ。「はい!」が可愛すぎて困る。
 ガロードの答えは「俺、いろんなところへ行ってみたい。そして、いろんなものを見て、いろんな人と会って。そして考えたい。自分が、どんな未来を求めているのかを」というものでした。改めて考えると、ガロードもティファもまだ15歳。現実に当てはめれば中学・高校生ぐらいの年齢ですし、そもそもこれまでは生きること、逃げることに精いっぱいで、将来どうするかを考える時間も無かったでしょう。そんな彼らに、未来を選ぶ時間が与えられる。誰もが自分の未来を、自分で考えることが出来る。平和とは、未来を考えられる時間なのかもしれないと感じたシーンでした。


 月のマイクロウェーブ送信施設に向かおうとするガロードたちの前に立ちはだかったのは、世界を滅ぼしても有り余るほどの憎しみを抱いたフロスト兄弟でした。ここで彼らが世界を憎む理由を知ったガロードの「それが、世界を変えようとする理由か」が、凄くカッコよかったです。驚きでも、哀れみでもなく、決して認められない理屈に対し沸々と怒りが湧き始めている感じが伝わってきます。
 「そんな、勝手な理由があるもんかぁ!!」「俺は貴様らを認めない!誰だって辛いことや悲しいことを抱えて生きているんだ!そんな勝手な理由で、世界を滅ぼされてたまるかぁ!!」辛いこと、悲しいことを経験し、世界を滅ぼしうる力を手にしながらもなお道を誤らなかったガロードだからこその説得力がある言葉です。
 また、前述の「いろんなところへ行ってみたい」という想いと合わせて考えると、ガロードは世界を「様々な人々が暮らす場所」として、フロスト兄弟は「自分たちを黙殺した存在」と、同じ「世界」でも捉え方が異なるように感じました。誰よりも世界を目の敵にしながら、誰よりも狭い世界を見ている。それがフロスト兄弟なのかなと。


 そんなフロスト兄弟も「真実を知るべき人たち」に含まれていましたが、彼らはそれを拒否。ですが、仮に彼らが次回D.O.M.Eの口から語られる真実を知ったところで、じゃあ新しい未来を築いていこう!と素直になるとは到底思えないんですよね。逆上するか、はたまた虚脱感に襲われるか。結局は自棄を起こして次回と同じ行動を取りそうな気がしてなりません。
 ブラッドマンとザイデルも導かれていましたが、今更互いに何を語ったところで意見が交わることは無く、そこにあるのはニュータイプを道具として扱った、命を弄んだという事実のみ。D.O.M.Eと同じくニュータイプと呼ばれた者として、ニュータイプを探し求めていた者として、ジャミルがかつてないほど怒りをにじませていたのも納得です。

 そんな中、遂に姿を現したD.O.M.E。次回ガンダムX最終回!最終回の予告、良いよね……
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機動新世紀ガンダムX 第37話「フリーデン発進せよ」

2024-07-31 06:43:33 | アニメ・ゲーム
機動新世紀ガンダムX 第37話「フリーデン発進せよ」

 開戦を間近に控え、フリーデンの乗組員たちはみな一様に暗い顔。それは死への恐怖ではなく、またあんな時代が来るのかということへ悲しさから。トニヤ曰く長い冬が世界を覆い、彼女は7歳になるまで太陽を知らずに育ったとのこと。彼女は17歳で、現在が戦後15年。ということは、5年間は太陽が無い日々が続いたと……そんな中で生まれて間もないトニヤたちを育てなければならない苦労は如何ほどだったか、想像もつきません。この時の経験が、トニヤたちがガロードとさほど年齢が変わらないにも関わらず大人びて見える一因でしょうか。
 多くの人が亡くなり、社会システムの崩壊による混乱や疫病が流行し、無神論者ですら神を信じたくなる世界……「戦後」という言葉だけを聞くと「平和な時代」という印象を受けますが、実際には戦争が終わってすぐに以前のような平和な世界が訪れるわけではない、ということを改めて感じさせられる会話でした。

 そして、平和を望んだ二コラさんは……投獄のみならず銃殺までするとは、ザイデルにとって余程二コラのような存在は邪魔だったことがうかがえます。見せしめの意味もあったのでしょう。「てめぇのために戦って死ぬならまだしも、誰かのための戦争で巻き添え食って死ぬなんざ、まっぴらごめんだ!」とはウイッツの談。二コラが最後まで毅然とした表情をしていたのは、自分のために戦って死んだから……でしょうか。

 そんな中、ウイッツとトニヤ、ロアビィとサラはそれぞれの戦後をどう生きるか、誰と共に生きるかの選択を迫られていました。ウイッツは人目に付きやすい場所で、ロアビィは人気が無い暗がりで……というシチュエーションの違いも、彼らの性格の違いを表していて面白いですね。ウイッツは先の話があったために、急いで渡さなければと焦ったのでしょうか?それともトニヤならばすぐに返事をくれると踏んだか。ロアビィの場合、サラが答えを待っている「その人」と出くわさないように、という配慮もあったかもしれません。
 そしてガロードとティファも……本当にこの二人はお似合いというか、応援したくなるというか。あのティファがここまで感情を露わにする相手がガロードで良かったと、心から思います。一度離れ離れになったことで、ガロードはよりティファを守ろうと決意し、ティファはずっとガロードの側にいたいという思いが強まったのを感じます。以前は照れて伸ばせなかった手を自然に肩に伸ばして抱き寄せる……大人になったなぁ、ガロードも、ティファも。


 「D.O.M.E.」からの接触を受けたティファの願いに応え、新たな「フリーデン」と共に月のマイクロウェーブ送信施設を目指すことに……といったところで、また次回。
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