みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

信じたいこと

2013-04-23 15:45:28 | 八郷の自然と風景

Dscn3361朱色のトラクターが田んぼを行き来しています。田起しの総仕上げです。昨秋の収穫期以降、幾度も田起しを重ねた田んぼの土はきめ細かく黒々として、まるで黒漆のように綺麗です。そうではない田んぼもありますが

21日から田んぼ用水ポンプの稼働を始めました。早朝5時頃に機場へ行き、取水口清掃とポンプ運転操作、日暮時の運転終了操作と翌日の準備、昼間の見回りなど、私の暮らしがポンプ中心のタイムスケジュールになる季節です。

Dscn3348ポンプが送る用水が各田んぼの隅のバルブから弾けるように出て、徐々に田んぼ全体を潤していきます。代掻き、そして田植えが始まるのももうすぐだと思うと、胸がワクワクします。

Dscn3351TPPのこともあり、農業の将来は暗くなるばかりで、この村の次世代の多くが農を継ごうなんて毛頭考えていない様子を責めることも出来ません。でも農業こそ民の暮らしと国家を支える基本です。ましてやお米は美味しくて栄養豊富で貯蔵性が高い最高の食材! この村の田んぼが末永く守られることを信じたいです。


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