みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

気功態

2014-11-02 07:41:23 | 気功

霧が深い朝だ。当菜園の大豆を株ごと抜いて逆さに干している景さえ、少々現実離れしているかのように見える不思議。

昨日は久しぶりに公民館での気功に参加できた。準備体操の後、気功態 に入る姿勢に。身体をリラックスさせ、足裏から下方へ重心が沈むように、そして頭の天辺(百会=ひゃくえ)が天上から吊られているような感じに・・と先生は言う。まあ何とか、それらしく私もなったつもりに。

しかし、「頭の中に浮かぶ色々なことは出来るだけ追い払って、考えないように。」という御指示を守ることは困難を極める。いつもいつも、雑念・妄念が次から次に繁盛しているのが私の頭だ。「どうしても雑念が浮かぶ人は、一番好きな風景のところに自分がいる、と想像してみて下さい。」と先生は言う。私が一番好きな風景は・・やっぱり当庵から眺めた風景だ・・すると、確かに雑念が去るような。でもほんの一瞬か二瞬?ぐらいだ。瞑想とか禅定とかに程遠く、全く情けない有様なのが私の精神とやらだ。

それでも先生の優しく的確な御指導に従って、五禽戯(ごきんぎ)とか易筋経(えききんきょう)とかをやっていると、心身が解されていくようで快い。長い歴史を経た知恵のおかげ、と思う。

気を練る

2011-06-18 19:33:55 | 気功

公民館で定例の気功同好会では、先生の指導で「気を練る」ことがある。下丹田(臍の少し下)の前で両手を近付けたり離したりすると、両手の間の空気圧が増すような感じがしてくる。次に、水飴を大きく練るように両手を回すと、空気に粘りが出てくるように感じる。

気を練っていると、掌がだんだん腫れてきたような温かくなってきたような感じになる。左掌に対して、右手人差指をピストルのように向けると、向けられた左掌の部分が騒ぐような感じがする。右手人差し指を左掌に対してゆっくり廻すと、左掌の騒ぐような感じがする部分もゆっくりと動いてゆくようだ。

こんな感じがするという話は、気功に親しむ以前の私だったら笑い飛ばしていただろう。そんな非科学的なことはあり得ない、それこそ「気」のせいだろう、と。

気功の「気」の正体は、ある程度科学的に証明されてきてはいるものの、完全には解明されていない、と聞く。科学は万能ではないこと、功罪があること、場合によっては本当に罪深いものであることは、今回の原発事故で悲劇的に暴かれたのだ。


大地の恵み

2009-09-19 19:26:58 | 気功

Dscn0875 当菜園の苦瓜の株を片付けたら、葉の後ろから大きな実がゴロゴロ20個ぐらい出てきた。とても食べ切れない。御近所は野菜作りの名人ばかりだから、お裾分けには不適当だし。

今日は公民館で「気功」の日。ここへ苦瓜を持っていった。同好会の仲間たちが喜んで貰ってくれたので、ホッとした。

mM師の指導で「気を練る」所作をした。下丹田(お臍の下)の前で両手を近づけたり離したりする。手指がビリビリして、周辺の空気が張り詰めたような感じがしてくる。今日は特に強く感じた。「気」って、本当に不思議! 一連の気功をやると、実に気持が良くなる。

Dscn0881 帰庵して庭の柿の木を見上げたら、枝先の実が完熟している。捥いで、トロリとした果肉をスプーンで掬って賞味。頬が緩み、心もトロリ。

Dscn0882 マイクロミニトマトは、今日もたくさん採れた。これも食べ切れないから、トマトピューレにして瓶詰め保存する。

Dscn0880 近所のsOさんが、採れたての栗を袋いっぱい持ってきて下さった。有難く戴いて、大鍋で茹でた。

この茹栗も食べ切れないから、果肉を取り出して冷凍保存の予定。大地の恵みに感謝!