有機無農薬のT田んぼでは、昨日と今日が田植えで、私は昨日参加しました。この齢になって生れて初めての経験が出来て嬉しかったです。都会から10余名の方々が来て、賑やかな手植えでした。
植え始めて30分位で「疲れる!休憩にしよう」と言い出したのは、一番体格のいい若い男性でした。一見弱そうなほっそりした男性や女性、そして若くない?男性の方々は元気、でも無理せず一緒に、と畦で休憩しました。それでも大勢だから、予定通り作業は進みました。
隣の田んぼ(連休中に田植えされていて、緑が濃くなり始めています)の左向こうに、筑波山が穏やかな姿を見せています。
今朝、「トッキョキョカキョク」の声、今季初めてのホトトギスです。例年より遅くて、まだかまだかと待っていました。哀切な声の響きが私は大好き
朝6時過ぎ、田んぼ用水のポンプ機場へ愛車で行ってポンプを稼動させたが、様子がおかしい。霞ヶ浦からの水が届かないのだ。問い合わせたら、中継のポンプが故障と判明。止む無く稼動停止させた。
昼下がり、愛車を小刻みに運転して、ゴミの大袋を集積場へ出したり、公民館の図書室や、クリーニング店、郵便局にも行った。それからTオートへ行って愛車の12ヶ月定期点検をしてもらった。
点検の待ち時間に、図書室で借りた吉村昭著「彩られた日々」を読み始めた。この著者の本を読むのは、「冷い夏、熱い夏」に続き2冊目。「生」の中に日常的に現れる「死」が、静かに克明に語られる。当分の間、「吉村昭」に捕らわれそうな私だ。
午後4時頃、中継ポンプが稼動したとの連絡がきた。機場へ通じる用水路を覗いたら、丸い吐出口から霞ヶ浦の水が勢いよく噴出していた。早速、愛車を駆ってポンプ機場へ。稼動操作した。日が暮れる7時頃、再び機場へ行って、今日の稼動を終了させた。愛車よ、今日もご苦労さん!
当菜園の苺を、今朝初収穫! 3個だけですが、酸味がしっかりしたダーラインという品種です。2年余前に当地の友人kTさんから苗を分けてもらったものです。
午前中は公民館で「気功」でした。
今日は参加者が多くて、いつもの部屋では狭いため、空いていたホールの舞台を借りました。板張りだから気功には良いのです。
早めに来たメンバーで雑巾掛けしました。 昔、木造校舎の床を四つんばいになり後ろ足を蹴るようにして拭いた、あの要領です。少々?老いたためか息切れしましたが、何だか愉快な気分でした。館長さんも、mM講師も率先して拭いて下さり、感謝!
近所の友人のK子さんも、今日の気功に参加されました。彼女は、化学物質過敏症はほぼ完治しながらも、心身の調子の不安定に悩んでいます。でも、mM講師の優しい御指導には、気持が和らぐ様子です。
朝、用水ポンプ稼動操作の帰り道の風景です。幼苗が田土に活着し、すっくと立ち上がり始めています。
今日は俳句の会で「正法寺」を吟行しました。 住職と会の皆様との話が弾みました。
寺門の両側に「二十三夜塔」と彫られた石碑が並んでいます。かっては二十三夜の「講」があって「ツキヨミノミコト」(月の神様)を祀り、人々が寄り集まって御馳走を作り食したそうです。
二十三夜の月は真夜中近くに漸く上り、細く痩せている・・・そんな月を大切にしていた時代があったんですね。八十路のuSさんは、「三夜さま(二十三夜の呼称)」のときは女同士でも集まって楽しかった、と懐かしそうでした。「今は御馳走というと、車でプーと行って外食、つまらないよねぇ」とも・・
行く春や二十三夜の塔の列
朝5時半過ぎ、用水ポンプ稼動操作のため、いつもの様に愛車で機場へ。そばの田んぼで、kIさんが草刈機を唸らせて畦の草刈り中だった。
日が暮れかかった頃、ポンプ稼動停止のため、再び機場へ。kIさんは田んぼに肥料撒布中。「精が出ますね」と声を掛けたら、「やんなきゃ、しょうがあんめぇよ」と微笑まれた。花卉栽培が本業のkIさんは、昨日まで「母の日」向けの出荷などに追われていたのだ。
生きていくために人がやらねばならぬこと、「やんなきゃ、しょうがあんめぇ」ことを、日々着実にやっていく、そのことが、とても尊いことに思われる。
昼下がり、「こんこんギャラリー」へ陶器展を見に行った。私の大切な友人であるK子さんが御一緒してくれて、嬉しかった。化学物質過敏症は奇跡的にほぼ完治したK子さんだが、このところ心身の調子が不安定だ。それでも兼業農家の御主人を手伝って、草刈機も操作したそうだ。
当菜園の人参、ようやく本葉が広がり始めた。有機無農薬の人参は美味しくて、年2回の栽培を私は欠かさない。
込み合いだしたチンゲンサイ、間引き菜をお浸しにした。
スナップ豌豆は伸び盛り。今朝の収 穫は両手に余った。熱湯でサッと茹でる。和えても、炒めても、汁の実にしても、柔らかで緑鮮やかなサヤは食卓を活気づかせてくれる。