みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

あと何回?

2022-03-16 10:23:14 | 八郷の自然と風景
裏庭のクリスマスローズの花が遠慮がちに開き、菜園の周りに移植しておいたラッパ水仙も咲き始めた。茶庭の傍らの侘助椿は花盛り。雑草と云われる草たちも勢いづいてきた。



シジュウカラ ツグミ ヤマガラ コゲラ カワラヒワ 等の小鳥たちが、競い合うように囀っている。雲雀は、ひときわ高い空で懸命な声を響かせている。ウグイスはもう上手に歌えるようになった。夜になると、裏山のフクロウが厳かな声で何かを告げる。

春の命の息吹を享受できることの幸せを思う。そしてまた私は、あと何回、春と出会うことが出来るのだろうか と思う。もう生きて出会うことは無いかも知れない と思う。そんな齢だと思う。

 

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