「麓」というお蕎麦屋さんへ初めて行きました。当庵からは愛車で10分ほど、勤王志士:山懸大弐の墓がある泰寧寺の南側道路を東へほんのちょっと回ったところ。道路脇に幟が並べてあるので、迷わずに済みました。
お店の建物はご自宅を兼ねているらしく、家庭の一室・・広めのお座敷、という感じですが、梶谷胖さんの陶芸作品が飾られていたり、綺麗に整えられていました。友人と二人で行く、と事前に電話しておきましたので、小さめの座卓に予約席の札が載っていました。大きな座卓には十余人の御婦人グループが集っていらっしゃいました。ほかに低めながら椅子席も用意されていたので、膝の具合が・・というときも安心ですね。
すぐに運ばれてきた温かい蕎麦茶を戴きながら、笑顔がゆたかな接客役の御婦人に「野菜天せいろ」2つを注文。@1050円です。
連れの友人は私よりずっと若いけれど、とても賢くて、難しい人間関係や病苦を耐え抜いた経験もあり、そして私の気持に寄り添ってくれるのが何より有難く、お話ししていると心が安らぐのです。言葉を素直に口に出せる、というか・・ そんなお喋りをしていたら、ほどなく「野菜天せいろ」が運ばれてきました。
お蕎麦がとても綺麗に盛られていたので目を見張りました。お蕎麦の味が分からない私ですが、通の友人によると上等!とのこと。焼塩が添えられた天ぷらはサクサク! 小さいながらデザートの蕎麦ゼリーが付いているのも嬉しかったです。更にコーヒーがサービスされました。私はコーヒー駄目人間なので遠慮しましたが、コーヒー党の友人はニコニコでした。
満足してお店を出ようと玄関へ下りたら、接客役の御婦人と共に店主御夫婦もお見送り。温顔の御主人に上品なお顔立ちの奥様がエプロン姿で寄り添って。
友人の話では、店主の御主人は八郷支所長を務めた後に役所を退職後、この蕎麦処を開店されたそうです。国民宿舎「つくばね」の売出メニューの「手打そば」は、この御主人が「つくばね」の担当職員だったときに考案し実現した、とか。だから、退職後とはいえ「蕎麦打ち歴は長いのよ」ということでした。
老病悩を忘れて、穏やかに過ごすことが出来た貴重なひとときでした。
お店の建物はご自宅を兼ねているらしく、家庭の一室・・広めのお座敷、という感じですが、梶谷胖さんの陶芸作品が飾られていたり、綺麗に整えられていました。友人と二人で行く、と事前に電話しておきましたので、小さめの座卓に予約席の札が載っていました。大きな座卓には十余人の御婦人グループが集っていらっしゃいました。ほかに低めながら椅子席も用意されていたので、膝の具合が・・というときも安心ですね。
すぐに運ばれてきた温かい蕎麦茶を戴きながら、笑顔がゆたかな接客役の御婦人に「野菜天せいろ」2つを注文。@1050円です。
連れの友人は私よりずっと若いけれど、とても賢くて、難しい人間関係や病苦を耐え抜いた経験もあり、そして私の気持に寄り添ってくれるのが何より有難く、お話ししていると心が安らぐのです。言葉を素直に口に出せる、というか・・ そんなお喋りをしていたら、ほどなく「野菜天せいろ」が運ばれてきました。
お蕎麦がとても綺麗に盛られていたので目を見張りました。お蕎麦の味が分からない私ですが、通の友人によると上等!とのこと。焼塩が添えられた天ぷらはサクサク! 小さいながらデザートの蕎麦ゼリーが付いているのも嬉しかったです。更にコーヒーがサービスされました。私はコーヒー駄目人間なので遠慮しましたが、コーヒー党の友人はニコニコでした。
満足してお店を出ようと玄関へ下りたら、接客役の御婦人と共に店主御夫婦もお見送り。温顔の御主人に上品なお顔立ちの奥様がエプロン姿で寄り添って。
友人の話では、店主の御主人は八郷支所長を務めた後に役所を退職後、この蕎麦処を開店されたそうです。国民宿舎「つくばね」の売出メニューの「手打そば」は、この御主人が「つくばね」の担当職員だったときに考案し実現した、とか。だから、退職後とはいえ「蕎麦打ち歴は長いのよ」ということでした。
老病悩を忘れて、穏やかに過ごすことが出来た貴重なひとときでした。