みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

春を探す

2022-01-26 12:36:09 | 八郷の自然と風景
冬旱が続いているけれど、昨夜の小雨で潤いのある朝となった。

裏庭のウグイスカグラが、かぼそい分枝毎に小指の爪の先より小さな蕾を付けていて、数輪が花開いていた。
径5~6ミリほどの実に小さな花である。スマホのカメラで撮ってみたけれど、拙い私の腕では焦点を合わせることが出来なかった。
ウグイスカグラという命名の由来は、鶯が鳴き始める頃に咲くから、というけれど、鶯の初音の季節より1ヶ月余り早い。

茶庭の傍らの侘助椿(ワビスケツバキ)は、蕾の先を紅色に染め始めていた。
一輪だけ、密生した葉の蔭に隠れるようにして咲いていた。径1センチほどの小さな椿だ。

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