田んぼ用水ポンプ機場の担当は、相棒と1週間交代。今日から1週間は私です。体調が悪くても機場には行かねばならないし、是非とも行きたいと思う。いつからか、生き甲斐のようになっている。
朝、機場に着いて先ず用水路を覗くと、流量が少ない。梅雨明けは延びているけれど降雨が少ない今季。これからシーズン末まで厳しい水管理になるかもしれない。
ポンプを稼働させ、取水口付近の流れの様子を見守っていたら、なんと、上流から大量のゴミ=刈られた草(かなり丈の高い草ばかり!)が次から次に来るではないか! ただでさえ流量が少なくて流れが緩いから、ゴミは堰の下流には行かず、取水口の前に集まり溜まっていく。取水口が詰まったら、ポンプは運転できなくなる。私は竹箒を使って水路のゴミを下流の方へ押しやる。何度も何度も何度も。体力が極端に低下し、体のあちこちが不調の我が身のことは何処かへ吹っ飛んでいた。ゴミの襲来が一段落したときは、疲労で身体が溶けそうになっていた。
機場のそばの田んぼを見たら、もう穂がずいぶん出てきている。この出穂を見るのも私の無二の楽しみだ。田んぼにとって水が十分に必要な時期でもある。
穂に付いている白い粉のように見えるのが稲の花の雄蕊。自家受粉で風媒花。稲の1つの花が開いてから閉じるまで2時間足らずだという。その間に良い風に出会って、雄蕊の花粉が雌蕊(籾の奥に隠れている)に付かねばならない。生命って本当に神秘的・・
朝、機場に着いて先ず用水路を覗くと、流量が少ない。梅雨明けは延びているけれど降雨が少ない今季。これからシーズン末まで厳しい水管理になるかもしれない。
ポンプを稼働させ、取水口付近の流れの様子を見守っていたら、なんと、上流から大量のゴミ=刈られた草(かなり丈の高い草ばかり!)が次から次に来るではないか! ただでさえ流量が少なくて流れが緩いから、ゴミは堰の下流には行かず、取水口の前に集まり溜まっていく。取水口が詰まったら、ポンプは運転できなくなる。私は竹箒を使って水路のゴミを下流の方へ押しやる。何度も何度も何度も。体力が極端に低下し、体のあちこちが不調の我が身のことは何処かへ吹っ飛んでいた。ゴミの襲来が一段落したときは、疲労で身体が溶けそうになっていた。
機場のそばの田んぼを見たら、もう穂がずいぶん出てきている。この出穂を見るのも私の無二の楽しみだ。田んぼにとって水が十分に必要な時期でもある。
穂に付いている白い粉のように見えるのが稲の花の雄蕊。自家受粉で風媒花。稲の1つの花が開いてから閉じるまで2時間足らずだという。その間に良い風に出会って、雄蕊の花粉が雌蕊(籾の奥に隠れている)に付かねばならない。生命って本当に神秘的・・