4時前に起床して早朝食を済ませ、朝5時。緑の海のように田んぼが広がる中、愛車を用水機場へ駆った。途中で、野良作業に勤しんでいる篤農家に「おはようございます!」と声を掛けたら、「水神(みずがみ)様! お世話になっております!」と、いつものおふざけを返された。おふざけと分かっていても「みずがみさま」なんて言われると、悪い気はしない。
昨夕は、用水路へ流入したゴミを流すためにゲートを上げておいたので、今朝は、取水口付近に引っ掛かったゴミを取り除いてからゲートを降ろした。いったん帰庵し、飼犬ユキの散歩や給餌などの後、再び機場へ愛車を駆って用水ポンプを稼働させた。村の田んぼの稲たちの立派な生長ぶりを見ると嬉しくなる。そして梅雨晴れ間の青空が美しい。
再び帰庵して、自家用菜園の草取り。稲や野菜たちの生長が著しいこの季節は、草たちの生長も凄い。しかし私の体は1時間近い野良作業には耐えられない。でも体のあちこちの種々の病状はようやく軽快してきている。
外縁に横たわって暫く休んだ。縁側の前に植えた色々な落葉樹が大きくなって、木陰を作ってくれている。横たわったまま見上げると、青空を背景に夏椿の葉たちが陽光を半ば遮り半ば通して風に揺れている。