側弯症が進行し、日常生活を営むのが辛いので、この秋に手術を受けよう・・と、内心では覚悟を決めかけていた。
2年ほど前に地元の病院で勧められ、紹介状を貰って某大学附属病院へ半年毎に通院してきた。これまで数回受診したが、診察の医師はレントゲン撮影結果を眺めて感想を短く言い、手術を受ける意志が私にあるかどうかを問うだけだった。私は「この齢で手術を受けるなんてとんでもない」と答えてきた。
しかし今回は本気で「手術」を考えた。しかし決断するには考える材料が無さ過ぎる。医師への相談事項をA4のペーパー2枚に箇条書きで整理して受診に臨んだ
。
医師は開口一番で何を言ったか・・・「こういう相談は御家族にも来て頂きたいんですよね」 私は唖然とした。一人暮らしだということは既に伝えてあるのに。しかも手術について極めて大雑把に語りながら、「素人には分からないでしょうが・・」などと言う。しかも説明内容に一貫性が無い。
若くて経験が少ないらしいのは仕方がないが、医療と患者に対して誠実でない態度には愕然とした。それなりに権威?が認められている大学附属病院の医師なのに。
いい加減な説明だったが、手術は予想していた以上に極めて大きな負担がかかるものであること、手術をしたからといって、日常生活能力の向上に繋がるかどうか疑問があること、は間違いなさそうだ。
覚悟を決め掛けていた手術を、私は受けないことにした。辛いけれどこの体で、残された人生を頑張って生きていこう、と。妙に意外な力が体内に芽生えてきた。
当菜園のツルムラサキは、連日の猛暑にもめげず元気いっぱいに脇芽を次々に出し、勢いよく伸びている。昨年までは地這いで栽培していたが、今季は支柱を立てた。そうしたら、地這いの時の数倍ほどの収穫が得られている。
菜園の傍らのモミジアオイは鮮やかな深紅の花を炎帝に差し出している。ツルムラサキもモミジアオイも、私に元気のお裾分けをしてくれているようだ。
2年ほど前に地元の病院で勧められ、紹介状を貰って某大学附属病院へ半年毎に通院してきた。これまで数回受診したが、診察の医師はレントゲン撮影結果を眺めて感想を短く言い、手術を受ける意志が私にあるかどうかを問うだけだった。私は「この齢で手術を受けるなんてとんでもない」と答えてきた。
しかし今回は本気で「手術」を考えた。しかし決断するには考える材料が無さ過ぎる。医師への相談事項をA4のペーパー2枚に箇条書きで整理して受診に臨んだ
。
医師は開口一番で何を言ったか・・・「こういう相談は御家族にも来て頂きたいんですよね」 私は唖然とした。一人暮らしだということは既に伝えてあるのに。しかも手術について極めて大雑把に語りながら、「素人には分からないでしょうが・・」などと言う。しかも説明内容に一貫性が無い。
若くて経験が少ないらしいのは仕方がないが、医療と患者に対して誠実でない態度には愕然とした。それなりに権威?が認められている大学附属病院の医師なのに。
いい加減な説明だったが、手術は予想していた以上に極めて大きな負担がかかるものであること、手術をしたからといって、日常生活能力の向上に繋がるかどうか疑問があること、は間違いなさそうだ。
覚悟を決め掛けていた手術を、私は受けないことにした。辛いけれどこの体で、残された人生を頑張って生きていこう、と。妙に意外な力が体内に芽生えてきた。
当菜園のツルムラサキは、連日の猛暑にもめげず元気いっぱいに脇芽を次々に出し、勢いよく伸びている。昨年までは地這いで栽培していたが、今季は支柱を立てた。そうしたら、地這いの時の数倍ほどの収穫が得られている。
菜園の傍らのモミジアオイは鮮やかな深紅の花を炎帝に差し出している。ツルムラサキもモミジアオイも、私に元気のお裾分けをしてくれているようだ。