俳句の会で雨引観音(雨引山楽法寺)へ行きました。雨乞い祈願が名前の由来ですが、現在では安産祈願で知られているようです。私は初訪問。
アプローチの長い山道=参道には満開の河津桜が続き、到着した本堂の前にも河津桜。山内にはソメイヨシノも多くて三分咲き。いずれも八郷より少し早いようです。まだ蕾のシダレザクラも風情ゆたかな姿で、咲けばさぞかし!
怪しげな空模様で、時折小雨がぱらつき、強めの風がサッと吹いて花びらが散らされたり。でも若いお母さんたちが、華やかな着物で包まれた赤ちゃんを抱いて、夫や家族と共に次々とやってきては、記念写真を撮ったり、堂内で子育て祈願の読経を受けたり。ほどよく賑わっています。
笑み交はす御宮参りや花の昼
放し飼いされている孔雀に、仲間の俳友は出会ったそうですが、私は会えず、残念。 代わりに?金網囲いの中の孔雀を撮りました。
孔雀の外に、見たことのない美しい鳥たちも数種が飼われていました。
池には金鯉や銀鯉、そして色鮮やかな鴨たちも私たちの目を楽しませてくれました。
江戸時代末期に建てられたという多宝塔は均整がとれた姿で、心魅かれました。(写真が下手でごめんなさい。実際の姿の方がずっと素敵です。)
スダジイの老大樹も迫力満点。重なり合っている藪椿も見事です。
帰ろうというときになって気付いたのは・・
寺隅の水子地蔵や花の雨