ヨチヨチ歩きですが、このブログを始めたことをＫ子さんはとても喜んでくれました。でもＫ子さん自身はブログを見ることが出来ません。化学物質過敏症のＫ子さんは電磁波過敏症も併発していて、パソコンを利用することが出来ないのです。
化学物質過敏症（ＣＳ）と聞いて、私は最初、何か特定の化学物質に触れると肌がかぶれたりするのかなぁ・・ぐらいに思っていました。とんでもない誤解でした。ＣＳは、当たり前の日常生活をも困難にする極めて辛い症状です。Ｋ子さんは、生き甲斐だった教育関係の仕事を辞めざるを得ませんでした。お店へ買物に行くことも出来なくなりました。頭痛、眩暈、筋肉痛、麻痺、息苦しさなどにしばしば襲われて、大好きな本を読むことも難しくなりました。
人類は文明の名において多種大量の化学物質を生産してきました。そのおかげで私たちの生活は便利になりました。その化学物質が、今、人類に逆襲する時代になったのだと思います。
化学物質過敏症（ＣＳ）のＫ子さんたちは、自らの心身を犠牲にして、人類の危機を私たちに警告して下さっているのではないでしょうか。ＣＳではないと思っている私も、そして貴方も、潜在的なＣＳもしくはその予備軍です。
Ｋ子さんの症状はこの数日少し安定しています。雨がよく降るので、空気中の化学物質が洗われているのかも知れません。都会の空気が汚れているのは自明ですが、田園風景が美しいこの八郷の空気も、農薬などの化学物質に汚染されています。農家の方々も農薬を使わざるを得ない事情があるのでしょう・・
化学物質過敏症に関心がありましたら、次の二つのＨＰも見て下さると嬉しいです。
①マルガリータと名乗る方のＨＰ「化学物質過敏症 私の方法」 ②ＨＰ「みやこの部屋」