先週まで荒れ模様の天気が続いて、当地でも大雨・洪水・雷注意報が発令される日が多く、水番の私は、用水路の溢水予防のため堰のゲートを上げに行ったり等で、疲れ気味でした。日が暮れてからの外出はめったにしないのですが、こんなこともありました。
注意報出て見回れば蛍の田
戻り梅雨のような空模様は今週も続いていますが、降る雨は穏やかになりました。未明からの雨も今朝はほぼ上がり、犬の散歩、犬・鶏への給餌、菜園の草取りなどの後、愛車で田んぼ用水ポンプ機場へ行きました。風景の向こうは梅雨霧のよう。
機場の門扉の角に、何故かいつも居るアオガエル。大きくて重い鉄の門扉をガラガラと開けると、慌てて跳び下りることもありますが、翌朝にはまた同じ場所に居ます。門扉を閉めるときは、うっかりすると潰してしまいそうで、私の方がヒヤヒヤしています。こんなところが、どうして居心地いいのかしら? アオガエルの貌を見詰めても、その気持は私には分かりません。
ポンプ運転操作の前に取水口付近の状況を確認するため、用水路に近付いたら、足元前2m付近の視界を青く輝くものがサッと横切りました。「飛ぶ宝石」と云われる翡翠(カワセミ)です! 胸が高鳴りました。毎年ここで1~数回出会うことが出来る僥倖です。今夏も雌雄でランデブーして、愛の結晶を育ててくれますように。
周りの田んぼは出穂期。稲の受粉のためにはもう少し日照が欲しいところなのですが・・・ 当庭の紅葉葵も咲き始めましたが、曇り空を仰いで、太陽を恋い求めているかのようです。