みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

生と死の瀬戸際で

2022-02-03 13:27:11 | 八郷の自然と風景
一昨日から、裏山の鷹が盛んに声高く鳴くようになった。少し甘い感じがする声だ。雌を呼んでいる雄なのだろうか。

今朝、野良仕事をしていたら、ツピー ツピー と囀りながらシジュウカラが合歓木の枝を飛び移り、そのすぐ傍らには ズビー ズビー と鳴くヤマガラ。近くにはコゲラもいて、コッコッコッ と樹幹を突いている。やがて近くの林からシジュウカラの小群が飛び出してきて、合歓木の仲間たちと一緒になった。

野鳥たちにとっては食糧枯渇の季節だ。生と死の瀬戸際で、まさに懸命の季節なのに、その姿が何故人間には「美しい」と感じられるのだろう?

風は冷たいが、日差しは明るい。
当地の友人から分けてもらった水仙の球根を、茶庭の周りに埋めてから10余年。水仙は増え続けて、この季節には次々と花開く。



体長4~5ミリの虫が花の蜜を求めて幽かな羽根音を響かせていたが、スマホのカメラを近付けたら、逃げてしまった。せっかく見つけた御馳走だったろうに。





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