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フィクション 「2021」

2021年07月13日 07時25分19秒 | つれづれなるままに
私は70歳になる遺伝子工学を研究してきた医師です。私が45歳の頃に秘密裡に行ったとある人体実験についてかいつまんでお話しましょう。
私は1964年の東京オリンピックを中学生で観たのだが、陸上競技を見て、「どうして同じ人間なのに西洋人と日本人ではこうも体力差があるのか」と興味を覚えたのです。それをきっかけに遺伝子研究をやってみようと思うようになり、医学の道を志したのです。
35歳の頃、ふっとしたことから日本人の遺伝子の中のとある塩基部分に開発されてこなかったのか、潰されたのかは不明なのだが、明らかに西洋人と異なる部分が存在することを発見したのです。その後の研究でこの遺伝子部位が動物の体力に関係していそうな事を突き止めたのです。
この塩基部位を活性化する方法を探しながら、動物実験を繰り返しました。そして10年ほどで、活性化する方法を確立し、明らかに体力が増強されることも確認できました。しかしこの方法には大きな特徴があって、生後3時間程のあいだに処置しないと効果が出ないということ。
40歳を過ぎた頃だったと思うが、なんとか人体で試してみたいと思うようになり、チャンスを探していたのです。しかし、生後まもない赤ちゃんへの遺伝子操作ですから、公に許可が出る環境ではなかったのです。
そんな時、昔からの研究仲間で東北の田舎で産婦人科を営んでるKから「こっそりやってみるか」の話が舞い込んだ。もし実施したとしても、「永遠に2人だけの秘密」にすることを固く約束することが条件だった。私は悪い副作用はないことに自信があったし、永遠に「何かされたのか?」の疑問をもたれるような将来はやってこないことも確信してた。
そしてその日は来ました。 1994年7月5日だった。 その日誕生した男の子に施術したのです。両親にも「健康な男の子ですよ」と伝えられる状況でお渡しできた。
その後はこっそり見てきました。確かに日本人ばなれした体、体力に成長していったようです。
その彼も今年27歳になりました。日本ではその体力を活かしきれず、アメリカ人の中で堂々と、いやアメリカ人をも凌駕する野球人になりました。「日本人で初めて」なんて小さい小さい、「MLB史上初めて」を連発する男に成長してくれたのです。
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"岳ちゃん気象庁" 発表

2021年07月12日 08時06分23秒 | 大和の四季
今週梅雨明けでしょう。昨日か一昨日鹿児島地方が梅雨明けしました。
「おっ、ついに本土に梅雨明けが」と思って、天気図を確認。前線は北関東あたりまで北上して、東西に伸びてる。小笠原あたりに1016hPaの高気圧がある。「う~ん、これは近いな。この高気圧がグイっと押し上げるだろう」が第一印象。そう思って注目してたのが、地域の先1週間の天気予報。一昨日から昨日にかけて1日の間に「雨」だったところが「曇り」に、「曇り」だったところが「陽射し有り」に、「陽射し有り」が「晴れ」に変化していったんですよ。
明かにその兆候。  「今週あがりますよ」  今また天気図を見ました。13日の昼頃には前線が銚子のはるか東の海上にあり、本土は南の高気圧に占領されてる図です。
さっ また暑い夏が始まりますよ。  堪えよう。
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歌と演技を分けた練習

2021年07月11日 11時22分29秒 | オペラに挑戦
昨日の「椿姫」練習は今までやったことの無い形式の練習だった。
公演前2か月、今までだと「伴奏を聞きながら動いて、演技して、演技しながら歌う」を繰り返し、調整しながら、質を向上させる練習してきたんだが、今回はコロナ対策で変わった練習体制で臨んでる。
前半は歌練。全員2mの間隔をとって、椅子に座るか立って歌だけの練習。動かなくていいから歌に専念できる。上手くなってきたなの感じが昨日はありました。みんな暗譜もほぼ完了してるだろう、楽譜追っかけるわずらわしさからも解放され、気分出して歌えてるんじゃないかな。「だから、早く暗記させるべきじゃなかったの?」と改めて心の中で文句言ってる僕ですが。
僕は演技に難がある芸人ですから、ただ歌うだけはいかん。立って自分が想定してる動きを少々いれながら歌練やってます。動いた方がよりいい歌になるの知ってますしね。
こんな調子で細かい指導を受け、歌い直しをやりながら、全曲歌った。歌だけなら80点かな。
後半は歌無しでそれぞれの動きを確認と再構成。1幕の「ヴィオレッタ宅での華々しい夜会」場面だけで昨日は終わっちゃった。歌は良くなってるけど、動くと素人集団丸出しで、おこられるやら、笑われるやら、多難です。
特にこの1幕はソリストさん(特にヴィオレッタ)とのやり取りで動く場面。会話してのやり取りはもちろんですが、心の動きまでも絡めて動くことを要求されてます。素人はこの「感情を表現する」のができんのですよ。「歌い出す前にその瞬間の感情を身体の動きで表現し、次に止って歌う。嬉しいの? 悲しいの? 驚いたの? それを先に表現してから歌うえば簡単よ。ヴィオレッタが何言ってるか解ってないとダメね。場の空気を掴んでないとできんわね」 ごもっとも。 できないから素人なんです。でもこの教えは解りやすい。
演技人じゃなくなって、裏社会=高級娼婦の館での夜会に参加してる高貴なおじさんになり切れればいいんですよ。簡単ですよ。
さっ、今夕も頑張るぞ。 動きいれると楽しいからな。「君子色を好む」を頭に。
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ストレッチポールを使ってます

2021年07月10日 10時07分20秒 | 体の悩み
     使ってる人もいるでしょう。「ストレッチポール」です。
              スリッパはその大きさを確認するため。汚くてすみません。
大分前になるんですが、理学療法士の娘が「これいいわよ」と老夫婦にプレゼントしてくれた健康補助器具です。仰向けに寝て、腰の下に横に置いて、腰を伸ばす。腹筋もきつく伸びますね。背骨の下に真っ直ぐ置いて、上に寝る。体が後ろに大きくひらき、肩甲骨あたりが柔らかくなる。股関節あたりも軽くなります。そんな用途です。
1か月程前から腰が後ろに曲げづらい、上体をそらせるのが辛くなってきたんです。老人がよくやってる膝がちょっと前に出て、前かがみなんだけど、上体は後ろにそらせるような姿勢、さらに腰の後ろに両手を添える恰好で「イタタって」呻くことが多くなってきたんです。朝一番なんかきついきつい。それと今朝のように、昨日長時間車運転してきた後なんかはひどいです。
こんな時このポールの上に体を置くようにしてます。最初はそりゃきついですよ。でも数分もすれば、痛みはなくなり、伸びた気持ちよさを感じるようになります。上に寝ながら新聞を読んだり、30分も寝てることが。 気持ちいいですよ。
根本的改善ではないですが、この歳になると「付き合って」いくしかないので、こういう方法もありですよ。ついでにお腹のふくらみもとれたらいいんですがね。
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改めて 無観客でやる意味は

2021年07月09日 08時13分42秒 | 東京2020
五輪の無観客開催決定に「ほら見たことか!」 とたたみかけて非難するつもりはない。
しかし、「無観客だから感染拡大が防げて良かった」というものじゃないだろうと思うのです。もう一歩突っ込んで考えないと、「玉虫色のまま、ごまかされて」進むことになるんじゃないかということです。
今考えておくべきと思うのは「無観客のスタジアムで行われる競技」は「五輪の真の姿だろうか?」という視点です。ここにちゃんとした自分の結論を持ってないとただ単に「踊らされる国民」になっちゃいますよと言いたいのです。
大昔の五輪は当然観客なんていなかったわけで、集まってきたアスリートが競いあっただけだったろう。と考えれば、「無観客もあり」との結論もありだろう。ましてや将来を考えると地球上どこにいてもNETで見れるという環境になり、「無観客」が当たり前になるのかもしれない。
でも僕は「今は観客が有っての祭典だ」との結論を持ってる。あくまでも「21世紀前半の今は」との条件付きです。それはアスリート自身も観客の興奮、声援を感じながらパフォーマンスすることが自分の本質と捉えてるんじゃないだろか。その点では今回の代表になったアスリートの方たちに本心を聴いてみたいな。「あなたが最高のパフォーマンスが出来ると思う競技環境は?」。その答えはおそらく「客の声援があり、競技場全体が興奮してる」となるんじゃないでしょうか。
だとすると、今無観客で開く五輪は「アスリートが黙々と競う」だけの不思議な大会になるんでしょう。「平和の祭典」なんてどこにも感じられない大会にならざるをえないと思うのです。
改めて「五輪とは何で、今後どうしていけばいいのか」を考えてみるきっかけにすることが「一番のレガシー」なんじゃないでしょうか。
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神は平等に信賞必罰

2021年07月08日 06時31分36秒 | 国を憂う
人は理に適った行い、適ってない行いをするものだが、神はそんな人全てを平等に見て、その度合いに応じて信賞必罰を科す。     僕の信条みたいなものだ。

東京都に4回目の緊急事態宣言が出されるらしい。コロナに対する政府の施策に「おかしいんじゃないか」と思うことがこの1年半多々あった。そこに五輪開催が重なり、ますます施策が「ゆがんだ」と見ている。
なんとか有観客で開催し、「ほら、大丈夫だったろう。私たちの判断は間違ってなかった。我々はコロナを乗り越えたのだ。」と宣言し、選挙を勝ち、己の保身につなげたいのだろう。
しかし、こんな美味い話はないし、神は許さんのです。「まだ気づかないのか。ならば気づくように次の試練を与えよう」とつかわしたのが「感染者920人」じゃないですか。そして五輪開催期間中の緊急事態宣言となってしまった。
これでますます施策の矛盾が顕在化するだろう。国民の不満はつのるだろう。それでも「五輪は治外法権」でやるのか? 関係当事者は八方塞状態ではないか。戻れないんだろうな。
これこそ「自分で巻いた種」でしょう。
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梅雨 うっとおしい白州

2021年07月07日 10時54分26秒 | 白州の四季
    100%梅雨空の白州。田植えは綺麗に終ってます。

緑がうっそうとしてきた庭。 草刈りをパスできるのが有りがたい。  

        リョウブという木の花です。 
     植木屋でいい値段で売られてます。このあたりには野生でゴロゴロあります。

玄関前のクヌギの大木。         
春にはベランダの天場板と1cmほど隙間があったのですが、今はくっついちゃいました。こうなると、ベランダを押し出すので困ります。とりあえず、木を1cmほど削って、空間を空けました。この大木は家にかぶってるんです。太さ5cmの枝でも枯れて落ちたら屋根がこわれるでしょう。天井を突き抜くことも考えられる。う~ん、切るかな。
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梅の収穫 結果

2021年07月06日 13時34分15秒 | 白州の四季
よ~し、午前中にやろうと決めて、9時過ぎに外へでた。暑くはないけど、蒸し暑い。雨には濡れなかったが、汗でずぶぬれになって、昼前に完了。

         ⇒     木を軽くするのも目的の一つ。

左の写真は処理前(再掲)、右は完了形。手前にあるのは切った枝。 高い所は手が届かないので切れてない。低層部、中層部は軽い感じになったでしょう。当家側だけを軽くすればいいのでここまで。

     そしてこれが収穫した梅の実。

立派な実でしょう。 都会に持って行けば、30個ほどで1000円? 300個ほどありますかね。だから10,000円分ですよ。これ全部切った枝に点いてた実です。ここから選別して200個ほどにして大和に持ち帰ります。今年は何にしてくれるのやら。
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梅の収穫 と言っても燐宅の梅

2021年07月06日 08時17分49秒 | 白州の四季
雨だと解っていても白州行きの予定は変えないのが信条。天気に関係なく、以前からあれしてこれしてと予定が組まれてるんです。
今回はむしろ仕事が多い方。 昨日こっちに入って来る前に韮崎の自動車屋さんに寄って、車を預けてきた。車検です。だから今週は代車で動いてます。金曜日に帰る際、寄って車検の終った車に乗り換えて帰るんです。そうそう、りっぱな請求書もいただいて。
そして帰りには一宮で桃生産者宅に寄り、例年友人に送ってる桃の発送手配をやって帰る。

   白州では梅の収穫です。当然もう落ち始めてる。

前回来た時、燐宅に「梅を頂くこと」「木を切らせてもらうこと」の了解は取ってある。心おきなく作業出来る。落ちたのは無視です。木からもいで、200個ほど頂く予定。この木の実は大粒なんですよ。販売しても十分客がつくだろうと思う梅なんです。
心配は天気。木が濡れてるうちは作業したくない。かといって、乾くの待っててはまた雨が来ちゃう。どうか今日1日降りませんようにと願うだけ。

木曜日に画廊訪問を予定してたが、金曜からの開催というから順延した。 そしたら懸案になってたある業者との打ち合わせが入ってきた。
次回は20日あたりから来るんだが、娘家族が学校が終ってすぐキャンプ、登山で来るという。その段取りもしていかないといけない。  ボーっとしてられないんです。
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熱海の土石流

2021年07月05日 07時25分44秒 | つれづれなるままに
10年前の東北の津波を思い出す映像だった。こんな近い熱海で、こんな猛烈な土石流災害が出るなんて、こんな話なら日本全国被災予備地といえるんじゃないかな。
そう言えばだけど、小田原から湯河原、熱海と続く海岸線は山がそのまま海に落ち込んでて、そこに幾筋も深い谷筋が作られてる地形。湯河原にあった会社の寮も幅15m程の川を渡ったところにあり、正面は普通に1階から入場するんだが、裏の方は4階あたりまで切り立った崖が迫ってる立地だった。あの寮の裏山は健在だろうか? あんな崩れ方したんじゃ、あの寮も立ってはいられんだろうな。
えぐられた山肌の結果も映像でみられるが、凄いですね。「崩れる」「流れる」という表現では表せてない凄さじゃないですか。広さ、量が。
孫といっしょに映像みてて、「山が近い所、谷筋には家を買うなよ」とついつい諭してました。
今年選ばれた被災地は「熱海、伊豆」でしたか。梅雨に入ったばかりなのに。
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