昨日の「椿姫」練習は今までやったことの無い形式の練習だった。
公演前2か月、今までだと「伴奏を聞きながら動いて、演技して、演技しながら歌う」を繰り返し、調整しながら、質を向上させる練習してきたんだが、今回はコロナ対策で変わった練習体制で臨んでる。
前半は歌練。全員2mの間隔をとって、椅子に座るか立って歌だけの練習。動かなくていいから歌に専念できる。上手くなってきたなの感じが昨日はありました。みんな暗譜もほぼ完了してるだろう、楽譜追っかけるわずらわしさからも解放され、気分出して歌えてるんじゃないかな。「だから、早く暗記させるべきじゃなかったの?」と改めて心の中で文句言ってる僕ですが。
僕は演技に難がある芸人ですから、ただ歌うだけはいかん。立って自分が想定してる動きを少々いれながら歌練やってます。動いた方がよりいい歌になるの知ってますしね。
こんな調子で細かい指導を受け、歌い直しをやりながら、全曲歌った。歌だけなら80点かな。
後半は歌無しでそれぞれの動きを確認と再構成。1幕の「ヴィオレッタ宅での華々しい夜会」場面だけで昨日は終わっちゃった。歌は良くなってるけど、動くと素人集団丸出しで、おこられるやら、笑われるやら、多難です。
特にこの1幕はソリストさん(特にヴィオレッタ)とのやり取りで動く場面。会話してのやり取りはもちろんですが、心の動きまでも絡めて動くことを要求されてます。素人はこの「感情を表現する」のができんのですよ。「歌い出す前にその瞬間の感情を身体の動きで表現し、次に止って歌う。嬉しいの? 悲しいの? 驚いたの? それを先に表現してから歌うえば簡単よ。ヴィオレッタが何言ってるか解ってないとダメね。場の空気を掴んでないとできんわね」 ごもっとも。 できないから素人なんです。でもこの教えは解りやすい。
演技人じゃなくなって、裏社会=高級娼婦の館での夜会に参加してる高貴なおじさんになり切れればいいんですよ。簡単ですよ。
さっ、今夕も頑張るぞ。 動きいれると楽しいからな。「君子色を好む」を頭に。
公演前2か月、今までだと「伴奏を聞きながら動いて、演技して、演技しながら歌う」を繰り返し、調整しながら、質を向上させる練習してきたんだが、今回はコロナ対策で変わった練習体制で臨んでる。
前半は歌練。全員2mの間隔をとって、椅子に座るか立って歌だけの練習。動かなくていいから歌に専念できる。上手くなってきたなの感じが昨日はありました。みんな暗譜もほぼ完了してるだろう、楽譜追っかけるわずらわしさからも解放され、気分出して歌えてるんじゃないかな。「だから、早く暗記させるべきじゃなかったの?」と改めて心の中で文句言ってる僕ですが。
僕は演技に難がある芸人ですから、ただ歌うだけはいかん。立って自分が想定してる動きを少々いれながら歌練やってます。動いた方がよりいい歌になるの知ってますしね。
こんな調子で細かい指導を受け、歌い直しをやりながら、全曲歌った。歌だけなら80点かな。
後半は歌無しでそれぞれの動きを確認と再構成。1幕の「ヴィオレッタ宅での華々しい夜会」場面だけで昨日は終わっちゃった。歌は良くなってるけど、動くと素人集団丸出しで、おこられるやら、笑われるやら、多難です。
特にこの1幕はソリストさん(特にヴィオレッタ)とのやり取りで動く場面。会話してのやり取りはもちろんですが、心の動きまでも絡めて動くことを要求されてます。素人はこの「感情を表現する」のができんのですよ。「歌い出す前にその瞬間の感情を身体の動きで表現し、次に止って歌う。嬉しいの? 悲しいの? 驚いたの? それを先に表現してから歌うえば簡単よ。ヴィオレッタが何言ってるか解ってないとダメね。場の空気を掴んでないとできんわね」 ごもっとも。 できないから素人なんです。でもこの教えは解りやすい。
演技人じゃなくなって、裏社会=高級娼婦の館での夜会に参加してる高貴なおじさんになり切れればいいんですよ。簡単ですよ。
さっ、今夕も頑張るぞ。 動きいれると楽しいからな。「君子色を好む」を頭に。