日曜日の練習 演出のヒロが「僕はこの公演を自分のこれからを決める公演にしようと考えてる。自分の考えを全部表現する椿姫にするつもり。実はこの世界で凄い先生が観にいらっしゃるらしいんだ」と熱くなって、語った。なるほどな、そういう世界なんだろうな。
言われてみれば「当然のことだな」と聞いた。 彼のここ10年を知ってるからもある。 彼だって「突然歌えなくなった」ことからどうにか「演出」に目標が持てるようになったわけで、目標をそう決めたんだったら、どこかで飛躍の挑戦をやることになるだろう。ヒロは今回の椿姫をそれと決めてたんだな。椿姫の解釈を毎度毎度聞かされてるけど、「椿姫がどれだけ好きか」が伝わってくる。彼はこういう感情描写型が好きだし、合ってるんだろう。
だから演技指導もいつになく厳しいんですよ。「都内で2万円も取って見せる公演でもやってない、できない椿姫を我々はやるんだよ。誇りを持って、挑戦して、自分を変えて」と言ってくる。そのせいか立ち位置、動きがガラッと変わったりもする。まっ前回でだいたいは決まったようだけど。「ソリストが言ってる事を解ってて。それに相応の反応しなくちゃ」は最後まで言われ続けるんだろう。
彼の想い それはそれ。僕らは19世紀のパリの貴族と高級娼婦になりきること、よりいい演技を増やすこと、そして楽しい舞台にするだけ。
さらにです。「メーク」もハイレベルが提示されました。「やるならここもやりたい」の欲なんだろうな。これも解る。これまでは「メークした方が見栄えがいいですよ」位の指導だったんですが、今回提示された内容では「男性のメーク用品としてはこれとか、これなんかが必要ですよ」と言われた。コロナ対策で「使い回ししない」もあるんだけど。 「これ何?」もありますよ。「男性も各自『鏡』用意してください」と書いてあるんですから想像してください。団員の中でメークに詳しい女性が「男性も入れて『メーク勉強会』をやりましょうか」の提案だ出てるほどです。下地を作って(塗って)、ドウラン塗って、パウダーでおさえて、それから茶色系のパウダーなのかな、刷毛で塗って顔にホリを作る。どうなることやら。これも面白いかど。
さてさてどこまで質が上がって、ヒロにプラスになるのか。いやマイナスだってあるし。ここまでかかわってきたんだ、かれの人生の助け舟になれるんなら光栄なこと。「頑張るぞ」だな。
言われてみれば「当然のことだな」と聞いた。 彼のここ10年を知ってるからもある。 彼だって「突然歌えなくなった」ことからどうにか「演出」に目標が持てるようになったわけで、目標をそう決めたんだったら、どこかで飛躍の挑戦をやることになるだろう。ヒロは今回の椿姫をそれと決めてたんだな。椿姫の解釈を毎度毎度聞かされてるけど、「椿姫がどれだけ好きか」が伝わってくる。彼はこういう感情描写型が好きだし、合ってるんだろう。
だから演技指導もいつになく厳しいんですよ。「都内で2万円も取って見せる公演でもやってない、できない椿姫を我々はやるんだよ。誇りを持って、挑戦して、自分を変えて」と言ってくる。そのせいか立ち位置、動きがガラッと変わったりもする。まっ前回でだいたいは決まったようだけど。「ソリストが言ってる事を解ってて。それに相応の反応しなくちゃ」は最後まで言われ続けるんだろう。
彼の想い それはそれ。僕らは19世紀のパリの貴族と高級娼婦になりきること、よりいい演技を増やすこと、そして楽しい舞台にするだけ。
さらにです。「メーク」もハイレベルが提示されました。「やるならここもやりたい」の欲なんだろうな。これも解る。これまでは「メークした方が見栄えがいいですよ」位の指導だったんですが、今回提示された内容では「男性のメーク用品としてはこれとか、これなんかが必要ですよ」と言われた。コロナ対策で「使い回ししない」もあるんだけど。 「これ何?」もありますよ。「男性も各自『鏡』用意してください」と書いてあるんですから想像してください。団員の中でメークに詳しい女性が「男性も入れて『メーク勉強会』をやりましょうか」の提案だ出てるほどです。下地を作って(塗って)、ドウラン塗って、パウダーでおさえて、それから茶色系のパウダーなのかな、刷毛で塗って顔にホリを作る。どうなることやら。これも面白いかど。
さてさてどこまで質が上がって、ヒロにプラスになるのか。いやマイナスだってあるし。ここまでかかわってきたんだ、かれの人生の助け舟になれるんなら光栄なこと。「頑張るぞ」だな。