JR各駅停車考

2013年05月22日 18時42分16秒 | つれづれなるままに
静岡を往復するのにJRの各駅停車を使った。急ぐ旅じゃなし、早朝出発で、のんびり旅行を味わうことも目的にいれての移動。
予定の中には行きは駅弁を食べながら、帰りはビールでも飲みながらをいれて、いい感じの移動を考えてた。
ところが大いに甘かった。
朝6時過ぎに家を出て小田急で藤沢へ。まず藤沢で駅弁なんて売ってるかが問題。それがあったんです。むしろあったことに驚いた。
6時半の熱海行き。これがとんでもない。通勤電車でした。座るどころじゃない。辻堂、茅ヶ崎は降りる人数と乗る人数が同じくらい。平塚でドッと降りました。座れたのですが、列車は昔風のボックスタイプじゃなく、通勤電車タイプ。この座席では口に物を入れるのははばかられます。
大磯、国府津と乗客が減りますが、まだ立ってる人も。小田原でほぼ全員座ったようです。でも食事って環境じゃない。熱海からの乗り継ぎ電車に期待。
熱海の乗り換え、当然同じホームの反対側に待ってると思ったら、橋を渡って隣のホーム。しかも電車は通勤タイプ。これでは飯だめだ。
東京から熱海、沼津までは10両、15両編成。そこから西は3両、5両編成と短くなる。もう田舎で通勤時間といっても乗客が少ないんだから当然か。長い編成で走らせるのは無駄と判断して、東京から静岡までの直通はないんだな。JRの方針が読めた。
3両編成にしても空席があるまま静岡に向かいました。結局美術館まで買った駅弁を食べることはできなかった。美術館の裏山のベンチで静岡、草薙の町を見ながら食べたのですが、これはこれでいい朝食でした。
帰りは最初からビールを諦めました。それより疲れで寝込む方が優先でしたし。

もうひとつ。藤沢、草薙間で運賃が2300円ほど。これだけの額になるとプリぺイドカードでは改札を通れないのですね。なんで?理由がわからんね。

昔風にローカル列車での旅 もう難しくなってるんですね。少なくとも都市近郊では。ちょっと淋しいね。田舎まで行って味わえということなんだ。
コメント (12)
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