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さすがに プロ

2023年10月31日 17時02分34秒 | オペラに挑戦
29日の日曜日 歌練 新ワークショップの2回目練習だったんです。自分としては予習をバッチリやって、歌えない部分を教わるつもりででかけたんですが。
その日座間市の音楽会があり、市民合唱団体の発表会があったそうなんです。夕方からはそれぞれの打ち上げ会があったようで、こっちの練習参加者が少なくなっちゃった。結果5人しか集まらなかったんですよ。
こうなると演目の講義をやっても、次回同じところをやり直さないといけなくなる。先生はそう判断したんでしょう、急遽イタリア歌曲を題材に声楽一般の講座に変更したんです。
個人的にはこういうのも好き。いい物をまた知れる。
今は便利ですね、ピアノ伴奏の先生がもってるタブレット(先生が使う諸々の楽譜がデータで入ってる。もう紙の楽譜は持ち歩かないんです)の中から1曲を選び、それをホールの担当者にメールし、印刷してもらって、教材をその場で作っちゃった。
選ばれた曲はドナウディが作った「O del mio amato ben」という曲でした。この会とつき合って10年近くの間、公演オペラ以外の歌曲、オペラアリアをいくつか教わってきた。声楽の勉強教材としてね。中にはソロで歌わされたものもある。当然覚えちゃってる歌、好きな歌もありますよ。でも今回の歌は初めて。当然ですが、「いい歌」っていくらでもあるものですね。
素人5人に2時間、興味を持たせながら勉強してもらう工夫が必要で、まず「どんな歌か聞いてみて」で始まった。先生から奥様に「和音さん 一度聞かせてあげて」の要求に、「えっ私歌ったことない」の返答。 でもそこはピアノの先生も、声楽の和音先生もプロ。伴奏聞いてるだけで曲想が解かって、「いい曲だな」と引き付けられる。和音先生も歌ったことないと言うのにサラッと歌ってしまう。 さすがにプロだなを思いました。初見(?)の楽譜見て、音の高さ、長さがサラッと表現出来る。途中にややこしい三連符があるというのに。しかも初読みのイタリア語でです。感動と圧巻の印象でしたね。
僕は「譜面読んで歌えないんです」を日頃自慢してますが、そんな僕からすると、こうして歌える人は「宇宙人」ですね。この1/100でも能力あったら、もっと楽に歌えるんだろうけどな。
さてそれで僕の終了時はどうだったかなんですが、歌えるようにはなりませんでした。高度なテクニックが必要なのと、失恋の男心の歌 こういうの難しいじゃないですか。朗々と歌うって照れる。照れたら歌にならない。解っててもできないんですよ。
でもこっそり「自分の持ち歌」にしようとYoutube引いて見つけてます。音源があれば真似して覚えることはできますから。また持ち歌が1曲できる。照れないで歌いたい。
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響いた(てる)言葉(7)

2023年10月31日 11時59分36秒 | 響いた(てる)言葉(本)
      響いた(てる)言葉 カテゴリー

2023/10/31 朝日10/31朝刊 「折々のことば」欄
   文化人類学者 梅棹忠夫(ウメサオタダオ)が1979年の講演会でこう言ったそうです。

  「民族間の紛争といった、部分システム間の摩擦を解決する大原理というものを
   人類はまだ発見していない」
                       (本文記事で自分の考察を書いてみるか)

2023/08/18 朝日8/11朝刊 Re:Ron欄
   哲学者 永井玲衣が「対話できていますか」と題して
   対話の必要性が叫ばれる中、「対話」の本質は何かを考えつつ、「論破」ではなく、
   自分に、周りに「問う」ことだと言う。そして結論で

  「『問う』って地味に思えて、凄い力を持つものだと信じています。
   これについて考えたい、分からないから立ち止まりたい、という態度でもあり、
   『あなたはどう思う?』『あなたが必要だ』という呼びかけでもある。
   だから、私たちは問いのもとに集うことができる。
                   問いは、人と人をつなぐものだと思うのです。」

2023/07/04 朝日新聞 天声人語  カフカの言葉

  「将来に向かって歩くことは、ぼくにはできません。
   将来に向かってつまずくこと、これはできます。
   一番うまくできるのは、倒れたままでいることです。」 

2023/05/03 朝日新聞 オピニョン欄 憲法記念日ということで
   東京大学名誉教授 憲法研究者 樋口陽一さんが「今日本の立憲主義は」と題して

  政治の世界では「公」の領分に「私」が送り込まれてる。
  みんなの領分である公共社会は「私」によって浸食されてる 玲と危惧しつつ、
  「理念と現実の間の緊張に疲れて理念を捨てるのか、
   理念と現実の開きを前にしてなお理念を現実に近づけようとするのか。
   公共社会を作ってる主体である私達一人一人の意思がずっと問われ続けてる」

2023/04/08 朝日新聞4/4朝刊 耕論「沈む日本の大学順位」で
       前国連大学学長 デイビット・マローン氏が

  「就職やビジネスに役立つかどうかだけでなく、芸術や社会、人生や幸福にどう向き合
   うべきなのか。 日本には大学の在り方、国の在り方についての根本的で国民的な議
   論が必要になっていると痛感しています。」
  「日本は大学が多すぎる」とも指摘してる。

2023/04/04 朝日新聞4/2朝刊 作家 中村文則さんが 「大江健三郎 ことばが照らす先」で

  「恥は初期の大江文学に顕著なテーマですが、僕は日本から、どんどん恥という感覚が
   失われつつあると思ってます。政治家を見ても、恥の感覚が欠落してないとできない
   ようなことをしている。恥は人間が暴走する時のブレーキとしてあったのです。
   恥がなくなった時、つまり大江さんが提示した恥という感覚が日本社会で失われてい
   く時、恐ろしいことが起こるのだろうと、読み返しながら思います。」
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今 大和の庭

2023年10月31日 11時12分35秒 | 大和の四季
さてさて 10月も終わって、最後から2番目の月になりますよ。「突然こんなに寒くなるな」とぼやいてたのがつい先日。気が付いてらもうすっかり秋風情。
     ゴーヤはまだとってあります。これはこれで「美」。    
     まっもうそろそろ廃棄でしょうね。西日も弱くなったしな。

   シュウメイギクが咲いて、センリョウが準備。

椿も花芽を沢山付けてます。              
例年花付きの悪い木というのが3本あって、その木に花芽を見つけるのが小さな喜び。間違って花芽の枝を切らないように、目印を付けてます。付きが悪い木なんですが、少しづつ花芽の数が増えてるような。何か理由があるのかな。

    柚子は色を付けだしました。 これからが時間かかるからね。
我が家の収穫は新年じゃないか。年末にはご近所に配るんだろう。自慢の柚子だから。

さっ そろそろ年末意識で仕事予定を組むかな。
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