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ここにも怪しい資金繰り

2023年10月07日 15時10分52秒 | 国を憂う
先日辺野古埋立は資金繰りも怪しいと書いた。最初っから解かってたはずの「軟弱地盤」、その改修を今更だしてきて、工事費を当初予算の2.5倍に増額した話、古い話ですがね。
あげたらきりないけど、「大阪万博」だってその類だよね。2017年に会場建設費1250億円と見積もってスタートした。2020年に暑さが厳しくなってきたから対策が必要で1850億円に膨れ、最近建設資材の高騰を理由に2300億円になると言い出した。
今の行政のやり方だよね。最初は100と言ってスタート。でもこの時点で「いずれ時がきたら適当な理由を付けて予算を膨らまそう」は織り込み済み。次はどんな理由を付けて増額するのか。辺野古同様で「埋立地故に基礎工事が増額になった」とでも言い出すのか。
さらにだ、今朝の新聞によると、費用負担の考え方を変更する話も出てるとか。
要はこういうことだ。本来開催費用(建設費、運営費等)の全てを国、産業界、大阪市が1/3づつ折半する計画だった。建設工事費の増額に対して大阪市が「今更市民の了解がえられないよ」と泣き出した。そこで国は建設費は1/3折半でやるが、運営費の一部(警備費、機運醸成費用等)は全額国負担にしては と言い出したらしいのだ。国負担とは国民の税金だな。
今の国のお金の使い方は余りにもひどいと思う。「財政健全化」と何年いってきたか。そして今だにその実現は見えてこない。別途書くが「基金と称して16兆円が行政の内部留保になってる」らしい。もう予算管理なんてできない、やらない状況になってるんですよ。
こういう「偽予算管理」もひどいが、我々国民が注視すべきは今出てる2300億はあくまでも会場建設費、その後の運営費は別途見積もられるってこと。
どうでしょう? 総額で4000億円、いや5000億の事業になるのかもね。
開幕予定まで2年を切った。積極的な参加で動いてる国は数か国と聞こえてる。
さてさて費用対効果はどうなんだろう。「やろう、やりたい、やれる」と言い出したほんの一部の欲人のマスターベーションに終わらなければいいが。
違うんだな、始まるとお祭り気分で我先にと行くのが日本人。来場者数はグングン増えていく。開催者は「成功でした」と言って、ドヤ顔するのが今の日本文化です。 どこか寂しい。
コメント
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