goo blog サービス終了のお知らせ 

もう秋の入口 ?

2022年09月07日 10時42分14秒 | 白州の四季
      

この時季は美しい物も少ない時 そんな折 今シュウメイギクが美しい。

シュウメイギクは白でしょう、紫なんて亜流 みたいな感覚があって、大和にあった鉢植えの亜流株をここへ持ってきて地植えにしてやった。
どうしてどうして、こう群生されるとこれも「華」ですな。秋らしい。
うん、そういうことはもう秋に足を突っ込んだってことかな。 でも今日は蒸し暑い。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まとめ② 少~し役者になれたかな

2022年09月07日 06時18分38秒 | オペラに挑戦
   蝶々夫人       2013年08月25日       初体験
   ラ・ボエーム      2014年08月31日
   ラ・ボエーム      2015年04月04日       会津若松 公演
   カヴァレリア     2015年08月29日、30日    2回公演
   道化師          同上
   愛の妙薬       2018年09月02日
   トスカ        2019年09月01日
   椿姫         2021年09月05日
   カヴァレリア     2022年09月04日  ( 修道女アンジェリカ )

上はオペラ経験年表だ。気がついてみたらこんなにやって来たんだ。もう10年になるじゃないか。よう続くね。好きなんだね。

さて、今回はちょっと「役者になれたかな」と思えてて、そのへんをまとめておこう。
毎回思う自分の欠点 一つは立ち姿が美しくない。もうひとつは動いた時にぎこちない なんです。立ち姿では、ダメ出しで話聞いてる時なんかに、演出から「ほら今の立ち姿 綺麗ジャン。それだよ」「皆さんできるの、できてるの。舞台に立つと急に舞台人になっちゃう」と指摘される。(解ってるわい) 舞台の上だからと考えないで、その辺の街角にいると思えばサラッと立てる。動きもそうなんです。普段の生活の一瞬で今ここに居るになれれば 綺麗な(当たり前の)身のこなしが出来るはずなんです。いくら解ってても、舞台に立つとできない別人になるのが素人であり、役者の難しさ。普段映画やドラマで見る俳優さんの芸 ほんとに凄い才能だなと思いますよ。
ソリストさんの練習を見てると 演出と「この場面での彼女の感情はこうでしょう? としたら、そうは動かないのでは?」「私はこうだと思う。だからこっちにこう走って、こう嘆く」のやりとりを積み重ねるんです。そりゃプロ同士ですから、基本はずれてません。そうだな、怒りの度合い、嘆きの深さ 外から見えない内側の感情度合いと言うのかな、そこを共有することで、目に見える演技が始めて共有できる そこを真剣に詰めるんですよ。 演出が言うから「そう動く」は絶対にないんです。「芸」とは厳しいものですね。同じ演出なのに、僕ら素人合唱団にはそんな質問飛んできません。「こういう場面だからこういう動きをして」までかな。でも言われた範囲内で自ら創作することは大いに薦められてます。結局ここなんですよ。自らやりに行く思い無しに、「その場の人」には成りきれないんです。
だから今回の舞台では「その場面の人になる」こと、つまり「どういう感情でそこにいるか」を自分なりに作りあげ、動きを創作しようと決めて臨みました。
復活祭のミサが終わって教会から出てきた。「あぁ終わったね。さっ皆でワインでも呑んで楽しくやろうよ」という場面。「自分だったら何考えて、何するかな」を考えました。 ミサから解放されて、リラックス、ブレザー脱いで、それを酒屋のテーブルに投げ置き、周りの仲間に「さっ呑もうぜ!」と張り切るのが僕です。そのままを音楽の流れの中に落とし込む創作をやりました。練習で一度もクレームは出なかったですね。むしろ師は「あぁやりたいのか」と見ててくれたよう。なにも言われずそのまま本番でやった。ばっちり。 その後、場面は酒どころじゃない緊迫状態に。 ここは「ヤバイ感」を出すためにあえて「後ろ姿」で演技を作ってみた。ここもクレームなくそのまま採用。 こうなると気持ち良く、もっと気分出してやろうになるんですね。やるたびに上手くなっていくような。 こう言うことなんですね。その場の人に成りきるためには、場面、その人の内側を考え、構成することが必要なんですね。 少なくとこの場面では「役者になれた」感がありました。何のひっかかりも感じずにサラッとやれました。ということはまさに「その場の人」になれたんじゃないかな。
でもまだまだ だめな「身のこなし」もあるんですよ。歌う時は足は動かさないで、両足でしっかり立って が我々の原則。そうじゃないと歌がおかしくなるからなんです。(ここはプロとの絶対的差) 僕の場合この時の立ち姿が良くないんですね。いかにも歌ってますになっちゃう。ここでも村人が楽しそうに歌ってるムードを作りたいのですがね。 下半身はしっかり固定して ですが、上半身はもっと力抜いて、動かしていいよ とは言われてるんです。歌いながら、上半身だけの動きでその場の雰囲気が表現できるようになればいいんですがね。

10年目でこんな経験が出来ました。また一段オペラ舞台が面白くなってきますね。「まだ成長できるかな」の思いは大きなモチベーション。まだ続けるんだろうな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする