さっ LAST DAY です

とうとう最終日が来ちゃいましたね。そりゃ必ず来るんですが、絶壁から落ちるような気分です。「バサッ」と終わるんです。こんなに歌ってきたのに、今日を境にもう歌う場が無くなっちゃう。　「歌ロス」「オペラロス」っていうやつ。
昨日のGP　合唱団　ほんとに上手くなったなと思ったね。　毎回そうなんだけど、うちの合唱団って　終わりが近づくと日々進化が解るほどの上達を見せるんです。不思議な事実です。続けてきた練習の中で古川（先生、演出）マジックをかけられてるんですよ。しっかり下地がつくられてて、そこにみんなのやる気が乗った瞬間に爆発する感じ。今年は特にそこが強い。古川さんが本気で「オペラ演出家」を目指してるってことの現れでしょう。
合唱団　歌も力強くなってる、演技も細やかでかつ大胆になってきたようだ。　自分が演技してても、「これなら金取れるぞ」の感覚ありますよ。いい作品に仕上がりました。GPの後、古川さんが感激してたから。　それでもダメ出しがちょっと。
ある場面で１人の女性がいかにもソリストさんのようにセンター取っちゃう絵ができるらしいんですね。もう、この時点まで来ると、貴女がこうして、貴女がこうするみたいな修正はできないんですよ。いじりだすと、きりが無く、全体が崩れかねない。もう周りの人が彼女を１人にしないよう上手くからんであげましょう　なんです。　ここがオペラ演技の芯なんです。「状況を見て、舞台の絵を想像し、バランスを考えて、演技する」　難しいんですよ。意外と。
団員のLINEでもいろいろ議論したが、我々だけでは修正できず、今日舞台発声（12:30から）時にみんなで調整したい旨を上にお願いすることになった。熱いからクリアできるでしょう。
さっ２時から本番。　ほんとに最後の歌だ。　「心は熱く、頭は冷静に」いい舞台にするぞ。