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世界陸上 来た! WR

2022年07月23日 14時59分54秒 | スポーツ観戦
今週午前中は世界陸上を楽しんでる。一流のアスリート達が見せてくれるパフォーマンスは毎回興奮させてくれる。五輪だといろんなスポーツを同時にやるので、全体的に薄くなる感じがあるんだが、陸上だけに絞って開催してくれると中身がグッと濃くなり、案外マイナーな種目にも目が行き、改めて幅の広さを認識し、「やっぱり陸上はスポーツの原点」を感じさせてくれる。陸上競技だけなのに10日間もやるんだもんな。
どれもこれも凄いレース、競い合いなんだけど、「世界新」が見られないな と思いながら見てきた。そろそろ陸上競技も「人間能力」の限界に達しつつあるのかを感じながらね。そしたらどうだ、今日とんでもない世界新が出た。これには驚いた。分析好きの僕としては何かコメントしないと。
女子400mハードル これまでの世界記録が51.4秒、これを一気に0.7秒短縮して50.7秒 圧倒的な強さで米国のS.マクローフリンが勝った。たった400mのレースでこんな差がつくのか? っていうレースでした。
単純に「速く、高く、遠く」だけを洗練していく競技ではそろそろ能力限界に近づいてる。どう考えたって100mを5秒では走れないわけだから。でもまだ未開な分野があるってことなんですね。「特別な技術開発余地」のある種目ですよ。昔高跳びは「ベリーロール」と決まってたところに突然「背面飛び」(フォズベリー)が出てきて、世界が変わったみたいな。400ハードルは高跳びほどの革新的変化ではないけど、ハードル間を何歩でどう走り、どっちの足で踏み切るか この点でまだまだ革新の余地があったんですね。そう見ないと、今回の結果の差が理解できないですからね。だから女子400Hはこれからだれが最初に50秒を切るかが話題になっていくんでしょう。でも当分はS.マクローフリンの独壇場ですね。まだ22歳だったな。
それと嬉しいニュース。  女子のやり投げ 北口さんが銅メダルを取った。 投擲競技で日本人が勝つなんて想像もできなかったな。北口さんの笑顔がまたいい。 いやいや、アスリートはみないい顔してるな。
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