今朝の朝日新聞 「深諭ー参院選の先にー」で西洋史家 本村凌二さんが寄せてるコラムにいたく感激して、今日はその受け売りです。
氏は「人口が減少していく国家は必ず滅亡していく。それは歴史が証明してる。」とし、西暦476年に滅んだ「西ローマ帝国」を紹介してます。そしてこの滅亡に向かう帝国の様相が今の日本と重なるんだと言うのです。
初期のローマ帝国は武力でその勢力範囲を拡大していった。異民族をどんどん取り込んでいく際に、「ラテン語」を強要しなかったらしいのです。「寛容」な文化、国民性があって、繫栄的な拡大が可能だった。理由は解説してないのですが、西暦395年に東西ローマ帝国に分裂し、その後西ローマ帝国は476年に滅亡したのだそうです。
その最も大きな理由は当時流行した疫病で、人口の1/3が亡くなったのだそうです。しかも運の悪いことに、周辺国からの攻撃を受け、財政難に陥り、安易に通貨を増発し、財政・経済・社会危機を招いてしまったらしいです。まっここが今の日本と同じだとおっしゃる点ですね。
これだけの解説では「人口の減が必ず国の滅亡に繋がる」という流れを納得はできないが、偉い先生が「断定」するのだから、否定はしなくていいだろう。 とすると、今参院選で党、候補者が訴える文言にスッキリ納得できない僕のモヤモヤの解はここにあるのかな と思うのです。
そうなんだ、人口減少問題が今の日本の根本問題なんだ ですね。本村氏が言うように「滅亡」につながるんであれば、一丁目一番地は「人口減をいかに止めるか。 人口減の真の問題点は何か?」であって、ここから議論を進めないといかんのでないかな。
ここを出発点にして、何故? 何故? 何故? を追っかけて行ったら、今断片的に語られてる多くの問題点が全てぞろぞろ繋がって出てきそう。そんな壮大な原因結果の関連図が見えたら、一つ一つの原因について他との矛盾が起きないような解決策を模索する作業が必要なのでは。
「支援金を配る」という方策は出て来ないのではないかな。
氏は「人口が減少していく国家は必ず滅亡していく。それは歴史が証明してる。」とし、西暦476年に滅んだ「西ローマ帝国」を紹介してます。そしてこの滅亡に向かう帝国の様相が今の日本と重なるんだと言うのです。
初期のローマ帝国は武力でその勢力範囲を拡大していった。異民族をどんどん取り込んでいく際に、「ラテン語」を強要しなかったらしいのです。「寛容」な文化、国民性があって、繫栄的な拡大が可能だった。理由は解説してないのですが、西暦395年に東西ローマ帝国に分裂し、その後西ローマ帝国は476年に滅亡したのだそうです。
その最も大きな理由は当時流行した疫病で、人口の1/3が亡くなったのだそうです。しかも運の悪いことに、周辺国からの攻撃を受け、財政難に陥り、安易に通貨を増発し、財政・経済・社会危機を招いてしまったらしいです。まっここが今の日本と同じだとおっしゃる点ですね。
これだけの解説では「人口の減が必ず国の滅亡に繋がる」という流れを納得はできないが、偉い先生が「断定」するのだから、否定はしなくていいだろう。 とすると、今参院選で党、候補者が訴える文言にスッキリ納得できない僕のモヤモヤの解はここにあるのかな と思うのです。
そうなんだ、人口減少問題が今の日本の根本問題なんだ ですね。本村氏が言うように「滅亡」につながるんであれば、一丁目一番地は「人口減をいかに止めるか。 人口減の真の問題点は何か?」であって、ここから議論を進めないといかんのでないかな。
ここを出発点にして、何故? 何故? 何故? を追っかけて行ったら、今断片的に語られてる多くの問題点が全てぞろぞろ繋がって出てきそう。そんな壮大な原因結果の関連図が見えたら、一つ一つの原因について他との矛盾が起きないような解決策を模索する作業が必要なのでは。
「支援金を配る」という方策は出て来ないのではないかな。