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ロシアの攻勢もここまで

2022年06月08日 10時13分42秒 | ウクライナ侵攻
ウクライナはもう100日ですか。「よく持ちこたえてるな」が正しい見方じゃないですか。西側からの武器援助、資金援助が相当に効いてるんでしょう。一方でロシアのソフト、ハード、人 あらゆる面で「力」が無さ過ぎに見えます。
やはり基本は前線で動く人の意識レベルじゃないでしょうか。「上からの命令に逆らえないので」「金で雇われてる」「己が欲望を満たすだけが目的の」兵士では「命投げうってでもこの国を守りたい」と考える兵士、あの地下シェルターで女子供と生活を共にしながら、こいつらを守るぞと誓う兵士に勝てるわけがないだろう。
さらに兵器。 西側の最新兵器の情報がもたらされても、正しく分析、判断する機能が働かないんでしょうね。最初は正しく見て取っても、その情報が上層部に上がっていく過程でだんだん怪しくなっていって、最後には「対等、もしくはやや上の武器力」に化けるんでしょうね。TOP(プーチン)が喜べばいい、自分が責められなければいい との強い力が(日本の「忖度」なんてものじゃない)働くんでしょう。
これが専制主義国家・独裁主義国家の本質なのでしょう。プーチンさんも「えっ、こんなに弱かったの? ウソだろう。」と今まさに驚いてるんでしょうね。全てが「誤算」だったということを悟ってるのだと思いますよ。
キーウ方面(北部)は早々に撤退した。オデッサ方面(南西部、クリミア)での戦況情報が聞けなくなった。南東部の2州、ここが今戦場のようだが、僕はこの方面もロシアの攻勢は今がMAXなのではと見てる。ウクライナ側が「奪還」したという情報が出始めた。今後はさらに西側からの強力な武器援助が入るだろう。この反抗にロシアはもう持ちこたえられないと見るのだが。
プーチンさんは「辞め処」「落とし処」も考えるんでしょうけど、どうやっても「惨めな己」しか見えてこない。もう「強気な男」を演じ続けるしかないのかもな。これが「独裁者」の末路ですよね。「ロシア帝国の終焉」を見る事になりそうですね。
もうその先を考えないといけない状況なのですよ。これまで、ここまでウソを信じさせられてきた、操られてきた、自分に気づくだろうロシア国民 彼等が味わう「想像を絶する地獄」からどう救うのか、心理学的治療のレベルになりそうな悲惨 彼らを責められる対象にしてはいけない。救う、援助する対象として準備を始めるべきではないだろうか。
コメント
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