TV放送で毎回決まって録画してる番組がある。NHKの「ヒューマニエンス」もその一つ。番組の概要は「人間らしさの根源を科学者は妄想する」というサブタイトルが表してると思うけど、毎回「目から鱗」で面白い。
昨日録画しておいた「思春期とは」を見て、またまた人体の神秘を知らされたようで感心。
脳の中心部に〇〇体、△△体という器官があって、ここを刺激すると好奇心が芽生え、行動的、冒険的になるのだそうです。生まれて10数年は脳を大きくすること(質的ではなく、量的に)と生殖機能の発達にいそしむのだそうです。両機能がある程度備わってきた時に、「生殖ホルモン」の分泌が始まり、それが上記器官を刺激する。そして「思春期」が始まるのだそうです。
一方でいろんな経験から「理性」も獲得していくのですが、これは脳の外側部分に蓄積されるんですって。
年齢が増えていく中で脳内に「ミエリン化」ということが進む。これは脳の中心部と外側部をつなぐ神経細胞が活性化することだそうです。つまり理性的判断が行動を抑制するように機能を始めるのだそうです。
だから、思春期の始まりはある程度ここからといえるんだろうけど、終わりは人それぞれで程度問題だというのが科学者の妄想。
この思春期が人類の進歩、発展に大きな役割をしてきたというのです。ホモサピエンスの誕生からグレージャーニーを経て、世界中に人類が広がったのも思春期があったからだというのです。
一方現代の日本の若者の行動では「人に迷惑をかけないで」という判断が最も強く働いてるのだそうです。冒険的な要素が少なくなってるということなのでしょうね。「保守的で冒険しないよな」と見てますがね。
たかが人体されど人体 ですね。40億年かけてここまで進化してきた。これからどんな進化を加えていって、どんな生物に変化していくつもりなんだろうな。
昨日録画しておいた「思春期とは」を見て、またまた人体の神秘を知らされたようで感心。
脳の中心部に〇〇体、△△体という器官があって、ここを刺激すると好奇心が芽生え、行動的、冒険的になるのだそうです。生まれて10数年は脳を大きくすること(質的ではなく、量的に)と生殖機能の発達にいそしむのだそうです。両機能がある程度備わってきた時に、「生殖ホルモン」の分泌が始まり、それが上記器官を刺激する。そして「思春期」が始まるのだそうです。
一方でいろんな経験から「理性」も獲得していくのですが、これは脳の外側部分に蓄積されるんですって。
年齢が増えていく中で脳内に「ミエリン化」ということが進む。これは脳の中心部と外側部をつなぐ神経細胞が活性化することだそうです。つまり理性的判断が行動を抑制するように機能を始めるのだそうです。
だから、思春期の始まりはある程度ここからといえるんだろうけど、終わりは人それぞれで程度問題だというのが科学者の妄想。
この思春期が人類の進歩、発展に大きな役割をしてきたというのです。ホモサピエンスの誕生からグレージャーニーを経て、世界中に人類が広がったのも思春期があったからだというのです。
一方現代の日本の若者の行動では「人に迷惑をかけないで」という判断が最も強く働いてるのだそうです。冒険的な要素が少なくなってるということなのでしょうね。「保守的で冒険しないよな」と見てますがね。
たかが人体されど人体 ですね。40億年かけてここまで進化してきた。これからどんな進化を加えていって、どんな生物に変化していくつもりなんだろうな。