今日は卒業式、新型コロナウイルス禍の中で行われる3度目の卒業式。
1度目は
2020年、コロナがまん延し始めていきなり全国的に臨時休校となる直前の3月1日に、
各クラス教室に集まり、スタジオからの放映によるTV画面での祝辞、担任からの卒業証書授与と、
全体では集まれない卒業式でした。
2度目は
2021年、感染予防等を考慮し、卒業生と教職員のみで体育館での卒業式、
広く間隔を取って着席、全員がマスク着用、国歌と校歌は録音されたものを流すだけ、
保護者の皆様には会場にお入りいただけなく、動画を配信しました。
今年、会場となる体育館へ入れるのは卒業生全員と各家庭保護者1名のみ、
そして、教職員は担任と理事のみが会場に入り時間短縮した式となりました。
3年生は1か月半ぶりに昨日だけ登校し、1回の練習だけで本番に臨みましたが、
校長の話によると、誰もがみな真剣で立派な態度で、とても感動的な式だったようです。
本校HPにその様子がアップされています。
最後のホームルール終了後、卒業生が最後に玄関を出る時には教職員全員で見送りしました。
9クラス276名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう!!
会場のステージを飾っていたたくさんの豪華な花々は多くの人に見られませんでしたが、
式後、早速学校正面玄関ホールに飾られ、甘い花の香りでいっぱいです。
そして、3年生が読む今年度最後の図書館だより「Library News 3月号」を発行しました。
こちらです→
Google版
今月号の特集は 「卒業・修了おめでとう!!」
毎年3月号には、本校を巣立つ卒業生へ贈る詩を一編載せることにしています。
今年も、大変な状況の中、新しい生活へ踏み出す生徒たちへのエールを込めて
詩人、大木実さんの「前へ」という詩にしました。
そのほかの記事は、この1年間のベストリーディングとベストリーダークラス。
生徒があまり来られない状況のなかでの今年のベストリーディングTOP5は、
第1位 『スマホ脳』 アンデシュ・ハンセン 新潮社
第2位 『推し、燃ゆ』 宇佐見りん 河出書房新社
第3位 『お探し物は図書室まで』 青山美智子 ポプラ社
第4位 『護られなかった者たちへ』 中山七里 宝島社
第5位 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』フレディみかこ 新潮社
来年こそ、自由に図書館へ出入りできる毎日でありますように!
今の状況では春からの新たな生活も、期待より不安の方が大きいかもしれませんが、
どうか前向きにチャレンジし、自分の人生を大切に幸せに生きて下さいね。
若さ溢れる高校生を見ていると、私たち年長者は眩しいくらいです。
卒業おめでとう!!