今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

閉館時間

2020-09-08 | 図書館
台風一過で蒸し暑い日が続き、今日も35℃以上の猛暑日、
画像は庭のオブジェに百日紅の花が散っていたところですが、まだまだたくさん咲いています。

今週から、放課後の図書館の使い方が変わりました。
今までは、私が退勤した後も自主学習する生徒のみで開館しており、
図書館としての貸出・返却は出来ないけれど、勉強する場を残していました。
当初から私は、教員がいない状態での開館は問題があると思っていました。
平日放課後だけではなく私が出勤しない土日、長期休業中も生徒のみで利用していたので、
本が紛失したり、乱雑になっていたり、雑誌が抜き取られたり、鍵が紛失したり・・・
ここ数年は利用状況がとても良くなって問題はほとんどありませんでしたが、
目の行き届きにくい特別棟8階に遅い時間まで生徒だけでいるのは、問題が起こらないとも限りません。

今週からは、私が在室していない時には閉館になり、勉強する生徒は自習室へ移動しています。
ただ、これによって生徒の利用が減ってしまわないか、それはちょっぴり心配です。

それから、生徒たちにとって残念なお知らせが・・・
10月に予定されていた体育祭は感染予防のために中止となりました。
先月末から本校のある市の感染者の増加が止まらなく、残念なことになってしまいました。
2年生の修学旅行についてはまだ決まっていませんが、これも生徒たちには大問題ですね。

8月末からこの近隣で感染者が増えてきているのは、
やはり、お盆に帰省したり、夏休みに出掛けたりと、人の出入りがあったからでしょうか?
それでも重症者が少なくなっているので、言われているように「弱毒化」したのなら良いのですが。

子どもの学び

2020-09-06 | いろいろ
毎年の夏休みに、公民館で小学生の読書感想文教室を担当させていただいておりましたが、
今年は新型コロナの影響で残念ながら中止になりました。

でも、そのつながりで9月から開催される「学ぼう舎(や)」のお手伝いをすることになりました。
学校でもなく、家庭でもなく、公民館に集まって勉強したり遊んだりしよう、という会で、
その「みんなの師匠」として昨日参加してきました。
集まったのは3つの小学校の1年生から6年生まで10名、みんなの師匠3名、
入口で体温測定と体調確認、マスク着用、こちらも体温測定とマスク、フェイスシールド着用です。
基本的には子どもの一つの居場所作りで、自由度が高く、
宿題や自主勉強をし、休憩時間にはみんなで遊んで、お昼前には終わります。
小学6年生の算数をみましたが、なかなか難しくなるのですね!
どの子もちゃんと取り組んでいて、楽しい気分のまま終わりました♪

今夜の孫くんとのZOOM本読みに、昨日、公民館での国語の教科書にあったのと同じ作品があって、
その話にもなりました。
初めの頃はたどたどしかった本読みも、今では初見でもスラスラ読めて子どもの学ぶ力は素晴らしい!

台風の影響で雨が降ったり止んだりだった今日、夕方には綺麗な虹が出ました!
この地は空が広いので、虹の端から端まで(右の方が薄いけど)全部が見えました!!
 
大好きなイチジクも、庭の木に実り始めました♪

幸福度

2020-09-04 | いろいろ
昨日、ショッキングなニュースを見ました。
先進国の子どもの幸福度をランキングしたユニセフ報告書「レポートカード16」によると、
日本の「子どもの幸福度」の総合順位は38カ国中20位なのだそうです。
この総合順位は、以下の3つの分野を総合した順位で、特にショックだったのは、
・「精神的幸福度」が37位(生活満足度が高い子どもの割合、自殺率)だということ!
気持ちとして「幸せではない」と感じている子どもが多いというのです。
では、総合で20位になったのは、他に、
・「身体的健康」が1位!!(子どもの死亡率、過体重・肥満の子どもの割合)
・「スキル」が27位(読解力・数学分野の学力、社会的スキル)
だということです。

身体的健康が1位、これは生物的には一番素晴らしいことのように思います。
十分に食べられない、綺麗な水が飲めない、医者にかかれず幼いうち亡くなってしまう、
これこそ生きていくうえで最も不幸なことのように思うのですが・・・

日本人にとって「幸福度」は子どもだけではなく、大人も感じにくいのかもしれません。
現状に満足せず、常に上を目指すよう小さなころから言われ、
長所を伸ばすよりも欠点を無くすことに重きを置くような社会と思います。
大人も自分の足りている部分で満足することなく、足りない部分につい目が行ってしまい、
「これが無い」「これが出来ない」と思ってしまいがちです。
コロナ禍の今、「足るを知る」ことはとても大切、と自分に言い聞かせています。

それから「私って幸せ!」と言いにくい国民性にもあるのではないでしょうか。
SNSなどで「幸せ自慢」をしていると叩かれたり、陰で悪口を言われたり…
均一であろうとする国民性なので、上にも下にも出っ張ることを非難されがちです。
私もそれが面倒で、あるSNSに投稿することを止めてしまいました。
このブログを見にきて下さる方だけに情報を発信すればよいのです。

先日読んだ岸見一郎 著『哲学人生問答 17歳の特別教室』は洛南高校での講演を活字化した本で、
「生きていくこと」「幸福になること」など高校生からの人生相談に、
哲学者 岸見さんが真摯に答えるという内容で、大人でも楽しめる本でした。
これは「17歳の特別教室」シリーズの中の1冊、全巻図書館に入れようと思っています。

図書館だより「LibraryNews9月号」

2020-09-02 | 司書室より
図書館だより「LibraryNews9月」を全中学校・高校生徒に配信しました。
こちらです→Google版

今月号の特集は「青春しよう!おススメの部活動本」として、
学校部活動がモチーフとなった小説を紹介しました。
冒頭画像は平田オリザ 著『幕が上がる』、人気アイドルグループの主演で映画化されて人気となりました。
この作品は、高校演劇部が全国大会という目標を立てたことから恋や勉強よりも演劇ひとすじの日々に・・・
という内容で、とても良かったです。
平田オリザさんの講演会へ行ったことがありますが、大学教授は話が面白くて上手とビックリしました!
この他、運動部・文化部に分けて「部活動本」を紹介しました。
これらは「熱い!」本が多く、是非、高校生に熱く読んでほしいジャンルです。

コロナ禍で3月から学校が休校、当然部活動も中止、
初めは、家で好きなように時間を過ごせてラクで良い♪と思ったけれど、
次第に「学校へ行きたい!」「勉強したい」「友達と会いたい」「部活動をしたい」
と思うようになったと話す生徒が多いです。
高校生には、今しかできないことに全力で取り組んでもらいたいです!

学校生活の中で部活動の占める位置は大きいですよね。
最近は加入規則が緩くなっているようですが、私が中学生だったころは全員加入が義務で、
中規模校だったので入りたい部があまりなく、中学校の部活動の思い出は良くありません。
でも、高校の時にはやりたいことだったので、文字通り朝から晩まで、お昼休みも頑張り、
今でもその頃の仲間とは2年に一度会っているほど結束が強く思い出もいっぱい。
そんな仲間たちを、そして一緒に過ごす時間を大切に思ってもらいたいです。