9月になり、今日から学校は2学期、初日から6時間授業(うち4時間はテスト)でした!
8月の読書は以下の11冊、酷暑続きで家の中で過ごすことが多く、久々の2桁となりました。
すでに何冊か紹介していますが、今日取り上げるのは話題の書、矢部太郎 著『大家さんと僕』、
お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎さんが、実話をもとに描いたこのコミックエッセイは、
今年の手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、発行部数58万部のベストセラーと、大きな話題となっています。
また、ここに登場する大家さんが先日お亡くなりになったことまでニュースになりました。
私にとって矢部太郎といえば、90年代から2000年代に大人気だった日本テレビ系の番組「電波少年」、
部屋に閉じ込められスワヒリ語の習得を命じられ、必死に頑張っていたのを思い出します。
控え目ながらも大家さんを気遣う矢部と、矢部をお茶や食事に誘ったりと心を配る大家さんが素敵です。
年齢(87歳と39歳)や性別や裕福さ(大家さんはお金持ち!)がこんなに違っても、
お互いを気遣いあいながら楽しく穏やかに一緒に過ごすのは心が豊かだし品性が感じられます。
この大家さんのような年齢の重ね方をしたいです。